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【事例紹介】 パパもママも心のオアシスに①

2016年02月16日 | 親業のこと
親業訓練協会が年4回発行している季刊誌
「ヒューマンリレーションニュース(HRN)2015冬号」から
事例をご紹介します↓↓

【小土井三希子さん&小土井大貴さんご夫妻】
「気に入らないことがあると泣き続け
手に負えなくなる長男の子育てに
疲れ果てていましたが
夫婦で親業訓練一般講座を受講し
子育てに光が見えました」


私が親業を受講しようと思ったきっかけは、
長男ゆうま(3歳)の「反抗期」と
弟が生まれた後の「赤ちゃんがえり」でした。
何かにつけグズグズ言いだし、
思うようにならないと扇風機を投げたり、
ガラスの置物を投げて割ったりと、
3歳とは思えない暴れ方で
家庭内暴力状態でした。
気持ちの切り替えがうまくできず、
こだわりが強い長男を、
以前からどこか育てにくい子と感じていて、
子育てを一度も楽しいと思ったことはありませんでした。
二男出産後は、夜の授乳に、
長男の夜泣きや早朝5時半起床が重なり、
私の睡眠時間が減り、
肉体的にも精神的にも追い詰められていました。
そんな私は暴れる長男を力で抑えることしかできず、
格闘の末、
私も長男も泣いてばかりいたのです。

こんな毎日ではいけないと思っていたある日、
ふと以前に参加した親業の講演会を思い出しました。
講演会で、
子どもの気持ちになりフィードバックする
ことを聞いていたので、
暴れ出した長男に対し、
「寂しかったんだね。ママに甘えたかったんだね」
と話しかけてみました。
すると「うん」と返事が返ってきたのです。
長男の怒りのエネルギーが消えていくのを感じました。

長男は、
次男が生まれ自分にだけ向けられていた愛情が弟にも向けられるようになり、
不安で戸惑い、寂しかったのだ。
そんな気持ちをどうすることもできず、
暴れていたのだ。
「子どもの気持ちをくみ取って伝える」
こんな簡単なことだったのか。
今まで私は何をやってきたのだろう・・・・・
と思うと、
涙が出てきました。

わらをもすがる思いで親業訓練一般講座のも仕込みをしましたが、
下の子が生まれたばかりだったので、
離乳食が始まるのを待ってから私は受講することにして、
先に主人に講座を受けてもらいました。

《つづく・・・》
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