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親業のこと

「困った」ときの伝え方

2015年01月21日 | 親業のこと
親業訓練協会が発行している、
ヒューマンリレーションニュース【2014冬号】から抜粋です。

 【事例】 広島県 加藤菜穂子(仮名)
 
息子(たけひろ・小1)は学校から上靴を持ち帰り、洗面所に水をはってつけている。
私と娘(しおり・2歳)は歯磨きをしようにもできず、困っている。
本人はお絵かきに夢中になっている。

 私 : たけちゃん、たけちゃん(と言いながら近づく)
 子 : (無言のまま、お絵かきから顔を上げる)
 私 : 洗面所に上靴がつけてあるけん、お母さんとしおちゃん歯磨きができんで困っとるんよねぇ。
 子 : (少し沈黙の後)どうすればいいん?
 私 : (おっと、意外にもあっさり動きそう。でも、「だからこうして!」と言わないでおこう)
    どうすればいいかなと思うんだね。
 子 : (少し沈黙の後)洗えばいいね!(立ち上がり、洗面所へ)
 私 : よかった!助かるよ。ありがとう。

 【感想】
 今までは、指示命令をしがちだったが、今回は、わたしメッセージを言って、
判断を子どもに任せてみた。「お母さんが困っとっても、僕は困っていない」と言うのかな、と思っていたのに、
結構あっさり動いたことにびっくり!
 今までのような指示命令でも「靴を洗う」という同じ行動が起こったのかもしれないが、やっぱり、
子どもが自分で考えて行動することが大事だと思った。
 わたしメッセージを知ってよかった!



こういうちょっとした会話(対話)から、子どもが「考える」ことのできる人に育っていくんですね。
親だからこそ、子どもの「心」をしっかり育てていきたいですね!!
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