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親業のこと

【事例紹介】 能動的な聞き方

2016年07月02日 | 親業のこと
最近、お孫さんの面倒をみているおばあさま、おじいさまの話をよくききます。
孫は自分の子どもより遠慮があったり、
子どもとは違う性別のせいで扱い方がまるで分からない、うまくいかない、という声を耳にします。

そんなお孫さん育てにも役立つゴードンメソッド、
今回の事例は、おばあさまと娘さんとお孫さん(4歳:かおりちゃん)の事例です。

【事例紹介】
遊園地に娘と孫2人と私の4人で行ったときのこと。


                      娘 : 今日はいっぱい遊んだね
                          楽しかったわね
                    かおり : 楽しかったね!
                          メリーゴーランドに乗ったら帰ろうね
                      娘 : 今日は夕方になっちゃって、明日は幼稚園だし、
                          メリーゴーランドは今度にしようね
                    かおり : イヤだ!メリーゴーランドに乗ってから帰る
                      娘 : メリーゴーランドまでは、いっぱい歩かないと行かれないから・・・
                          今度、必ず乗せてあげるから・・・
                    かおり : イヤだ!(動かない)

イヤだと言って動かない孫を見て、孫の気持ちに焦点をあて、
能動的な聞き方をしてみた。


                      私 : かおりちゃんは、どうしてもメリーゴーランドに乗りたいのね
                    かおり : そう。わたしがんばって歩くからメリーゴーランドに乗る!
                      私 : かおりちゃん、メリーゴーランドに乗るのを楽しみにしていたのね
                    かおり : うん
                      私 : お馬さんに乗りたかったのね
                    かおり : うん。今度必ず乗るね(歩き出した)


【感想】
実際に親業を実践してみると
とても楽に、そしてスムーズに子どもとのコミュニケーションがとれるので、
びっくりしています。


HRN2016夏号より


コメント
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