最近飲んだビールをご紹介します。
味の違いが分かるわけでもないのに、分かった風な感想を記してみます。

「よなよなエール」
いわゆる地ビールですね。楽天で通販してるみたいですが、僕は近所のパワーコンビニで買いました。フルーティです。
「キリン・ザ・ゴールド」
いまいち、好みの味じゃなかったですね。なんか発泡酒っぽいんだよなあ。
発泡酒といえば、

「淡麗」が好きです。いやー、うまいよね、コレ。

輸入ビールも攻めてます。ベルギーの「ヒューガルデン」。
一応ビールなんだけど、コリアンダーやオレンジピールを使ってて、日本での扱いは「発泡酒」です。
あとは、飲み屋で、プレミアム・モルツや、エビスのハーフ&ハーフを飲んだりしました。
梅雨明けたら、ビアガーデンなんぞ行きたいものです。
味の違いが分かるわけでもないのに、分かった風な感想を記してみます。

「よなよなエール」
いわゆる地ビールですね。楽天で通販してるみたいですが、僕は近所のパワーコンビニで買いました。フルーティです。
「キリン・ザ・ゴールド」
いまいち、好みの味じゃなかったですね。なんか発泡酒っぽいんだよなあ。
発泡酒といえば、

「淡麗」が好きです。いやー、うまいよね、コレ。

輸入ビールも攻めてます。ベルギーの「ヒューガルデン」。
一応ビールなんだけど、コリアンダーやオレンジピールを使ってて、日本での扱いは「発泡酒」です。
あとは、飲み屋で、プレミアム・モルツや、エビスのハーフ&ハーフを飲んだりしました。
梅雨明けたら、ビアガーデンなんぞ行きたいものです。
斉藤和義『君は僕のなにを好きになったんだろう/ベリーベリーストロング~アイネクライネ~』聴く。
初回限定版には、CDの他にDVDとCDジャケットサイズの冊子が付いていた。
冊子には、伊坂幸太郎の小説が載っている。
なんでCDに小説が付いてくるのか?
「ベリーベリーストロング」は、斉藤和義と伊坂幸太郎のコラボレーション曲なのだった。
僕は、フリーliveに行った位、斉藤和義の歌が好きだ。伊坂幸太郎の小説もまた、愛読していて、ここで紹介した。
僕にとっては夢のような共作だ。しかも曲がいい。
伊坂幸太郎が書き下ろした短篇小説「アイネクライネ」を元に、作られた曲で、小説と併せて聴くと、構成の妙が楽しめる。
ありふれた日常の光景をスケッチしたような歌詞、全パート斉藤本人によるラフな演奏、ぶっきらぼうな唄いっぷり…。
6分33秒間、心をガッシリつかまれ、グワングワン揺さぶられる。ポップミュージックの魅力がギッシリ詰まっている。
これまで斉藤和義の歌を聞いてきて、伊坂幸太郎の小説を読んできて、本当によかったと思える。
是非、多くの人に聞いてもらいたい。
初回限定版には、CDの他にDVDとCDジャケットサイズの冊子が付いていた。
冊子には、伊坂幸太郎の小説が載っている。
なんでCDに小説が付いてくるのか?
「ベリーベリーストロング」は、斉藤和義と伊坂幸太郎のコラボレーション曲なのだった。
僕は、フリーliveに行った位、斉藤和義の歌が好きだ。伊坂幸太郎の小説もまた、愛読していて、ここで紹介した。
僕にとっては夢のような共作だ。しかも曲がいい。
伊坂幸太郎が書き下ろした短篇小説「アイネクライネ」を元に、作られた曲で、小説と併せて聴くと、構成の妙が楽しめる。
ありふれた日常の光景をスケッチしたような歌詞、全パート斉藤本人によるラフな演奏、ぶっきらぼうな唄いっぷり…。
6分33秒間、心をガッシリつかまれ、グワングワン揺さぶられる。ポップミュージックの魅力がギッシリ詰まっている。
これまで斉藤和義の歌を聞いてきて、伊坂幸太郎の小説を読んできて、本当によかったと思える。
是非、多くの人に聞いてもらいたい。
長嶋有著『夕子ちゃんの近道』(新潮社)、『エロマンガ島の三人 長嶋有異色作品集』(エンターブレイン)読む。
『エロマンガ島』の帯に、「まさかの!(本人談)大江賞受賞後初の作品集はコレです!」とある。『夕子ちゃん』は、第一回大江健三郎賞受賞作品である。
大江賞は、先年発表された小説の中から、大江健三郎一人が選考委員としてチョイスした作品に与えられる賞。なんともチャレンジングな文学賞で、一体どんな作品が選ばれるのか、注目していた。
長嶋有と知った時、意外に思った。なにせ大江健三郎だから、もっと観念的で実験的な作品が選ばれると思っていたから。
長嶋有は、坦々とした日常の機微を描く作家だ。ありふれた光景のささやかな発見や感情のゆれをすくい取り、文章に定着する。読んでいて、こういうことって意識してなかったけど、よくあることだよな、と共感を誘う。好きな作家の一人だが、最近は文体に飽きてきていて、ここ2、3作読んでいなかった。
大江健三郎は、選評で、長嶋作品の次のような描写を評価している。
「窓の外では洗濯ばさみのたくさんついた、なんと呼ぶのか分からないが、靴下やパンツを干せるプラスチック製のものが物干し竿に揺れている。」(『夕子ちゃんの近道』)
この文章のどこがよいか?「なんと呼ぶのか分からないが、」という表現に、物事を正確に描写しようとする姿勢が表れていると、大江は言う。さすがノーベル賞作家、フィクションの支えるディテールを見逃さない。
『エロマンガ島の三人』は、異色作品集と銘打たれている通り、SF小説、ゴルフ小説、官能小説など、ジャンル小説のスタイルを基に書かれている。
インパクトあるタイトルの表題作も、「エロマンガ島(実在するらしい)でエロ漫画を読んでくる」という下らない企画を実行するゲーム誌編集者の顛末を描く紀行小説の体をとっている。
特異な設定であっても、「ーク」の部分だけ残る看板は、もともと「ホテルノイエムジーク」か「ホテルっミッキーローク」だったんじゃないかとか、曇ったガラスに逆さ文字でLOVEと書こうとして、Eだけ普通に書いてしまい、LOVヨになったとか、微妙な差異を拾い上げて、小説に書き込んでいく姿勢は変わらない。
まるで日常のカケラのスクラップを、拾い集め埃を払い見違えるように磨き上げ、小説のしかるべき位置に組み立てていくような、そんな魅力がある。
「給油ポンプの枝分かれした管をタンクとカートリッジの両方に差し入れて、赤いポンプを手で何度か押し込み、しゃがんで待つ。わずかなあぶくを浮かべながら灯油の流れ込む様子や、カートリッジに灯油が満ちていく気配に接しているとなにやら豊かな気持ちになってくる。」(『夕子ちゃんの近道』)
長嶋有の小説を読んで、豊かな気持ちになるのは、日常のカケラが結晶しキラリと輝く感動のありかを教えてくれるからだ。
『エロマンガ島』の帯に、「まさかの!(本人談)大江賞受賞後初の作品集はコレです!」とある。『夕子ちゃん』は、第一回大江健三郎賞受賞作品である。
大江賞は、先年発表された小説の中から、大江健三郎一人が選考委員としてチョイスした作品に与えられる賞。なんともチャレンジングな文学賞で、一体どんな作品が選ばれるのか、注目していた。
長嶋有と知った時、意外に思った。なにせ大江健三郎だから、もっと観念的で実験的な作品が選ばれると思っていたから。
長嶋有は、坦々とした日常の機微を描く作家だ。ありふれた光景のささやかな発見や感情のゆれをすくい取り、文章に定着する。読んでいて、こういうことって意識してなかったけど、よくあることだよな、と共感を誘う。好きな作家の一人だが、最近は文体に飽きてきていて、ここ2、3作読んでいなかった。
大江健三郎は、選評で、長嶋作品の次のような描写を評価している。
「窓の外では洗濯ばさみのたくさんついた、なんと呼ぶのか分からないが、靴下やパンツを干せるプラスチック製のものが物干し竿に揺れている。」(『夕子ちゃんの近道』)
この文章のどこがよいか?「なんと呼ぶのか分からないが、」という表現に、物事を正確に描写しようとする姿勢が表れていると、大江は言う。さすがノーベル賞作家、フィクションの支えるディテールを見逃さない。
『エロマンガ島の三人』は、異色作品集と銘打たれている通り、SF小説、ゴルフ小説、官能小説など、ジャンル小説のスタイルを基に書かれている。
インパクトあるタイトルの表題作も、「エロマンガ島(実在するらしい)でエロ漫画を読んでくる」という下らない企画を実行するゲーム誌編集者の顛末を描く紀行小説の体をとっている。
特異な設定であっても、「ーク」の部分だけ残る看板は、もともと「ホテルノイエムジーク」か「ホテルっミッキーローク」だったんじゃないかとか、曇ったガラスに逆さ文字でLOVEと書こうとして、Eだけ普通に書いてしまい、LOVヨになったとか、微妙な差異を拾い上げて、小説に書き込んでいく姿勢は変わらない。
まるで日常のカケラのスクラップを、拾い集め埃を払い見違えるように磨き上げ、小説のしかるべき位置に組み立てていくような、そんな魅力がある。
「給油ポンプの枝分かれした管をタンクとカートリッジの両方に差し入れて、赤いポンプを手で何度か押し込み、しゃがんで待つ。わずかなあぶくを浮かべながら灯油の流れ込む様子や、カートリッジに灯油が満ちていく気配に接しているとなにやら豊かな気持ちになってくる。」(『夕子ちゃんの近道』)
長嶋有の小説を読んで、豊かな気持ちになるのは、日常のカケラが結晶しキラリと輝く感動のありかを教えてくれるからだ。
岩宮恵子著『思春期のめぐる冒険 心理療法と村上春樹の世界』(新潮文庫)読む。
臨床心理士の著者が、心理療法のケーススタディを交えながら、村上作品を読み解く一冊。文芸評論であり、心理療法入門でもあるというユニークな内容となっている。
村上春樹と心理療法。ディープな春樹読者なら、合点がいく組み合わせだろう。
村上は、心理学者の河合速雄との対談本もあるし、心理学との親和性をしばしば指摘される。村上作品の重要なモチーフである「井戸」は、フロイトが唱えた心理学概念「イド」に通じる。
「見知らぬ土地の話を聞くのが病的に好きだった。」
これは、『1972年のピンボール』の冒頭の一行だが、村上作品では、主人公が登場人物のモノローグを受動的に聞く、というシーンがよく描かれる。
それはどこか、クライエント(相談者)の話を聞くことで治癒へと導く心理療法のカウンセリングを思わせる。
「彼らはまるで枯れた井戸に石でも放り込むように僕に向って実に様々な話を語り、そして語り終えると一様に満足して帰っていった。」(『1972年のピンボール』)
話を聞くこと、深層のメッセージに耳をすますことが、両者に共通する姿勢だ。
「僕は井戸が好きだ。井戸を見るたびに石を放り込んでみる。小石が深い井戸の水面を打つ音ほど心の安まるものはない」(同上)
高校生のころ、僕に村上春樹読んだ方がいいよとすすめてくれた友人は、当時から両者の接点を説いていた。先見の明があったといえる。
あいつ、この本のこと知ってっかなあ。
読んだ感想を聞いてみたいものだと思った。
臨床心理士の著者が、心理療法のケーススタディを交えながら、村上作品を読み解く一冊。文芸評論であり、心理療法入門でもあるというユニークな内容となっている。
村上春樹と心理療法。ディープな春樹読者なら、合点がいく組み合わせだろう。
村上は、心理学者の河合速雄との対談本もあるし、心理学との親和性をしばしば指摘される。村上作品の重要なモチーフである「井戸」は、フロイトが唱えた心理学概念「イド」に通じる。
「見知らぬ土地の話を聞くのが病的に好きだった。」
これは、『1972年のピンボール』の冒頭の一行だが、村上作品では、主人公が登場人物のモノローグを受動的に聞く、というシーンがよく描かれる。
それはどこか、クライエント(相談者)の話を聞くことで治癒へと導く心理療法のカウンセリングを思わせる。
「彼らはまるで枯れた井戸に石でも放り込むように僕に向って実に様々な話を語り、そして語り終えると一様に満足して帰っていった。」(『1972年のピンボール』)
話を聞くこと、深層のメッセージに耳をすますことが、両者に共通する姿勢だ。
「僕は井戸が好きだ。井戸を見るたびに石を放り込んでみる。小石が深い井戸の水面を打つ音ほど心の安まるものはない」(同上)
高校生のころ、僕に村上春樹読んだ方がいいよとすすめてくれた友人は、当時から両者の接点を説いていた。先見の明があったといえる。
あいつ、この本のこと知ってっかなあ。
読んだ感想を聞いてみたいものだと思った。
万年筆のキャップをはずす。
後軸のキャップを回す。インク吸入のポンプが開く。
インク壜にペン先を浸す。
キャップを閉め直し、インクが吸収されていく。
ペン周辺のインクをふき取り、試し書きしてみる。
ご察しの通り、私は古めかしいモノが好きだ。
時代錯誤、レトロ趣味、厭世的高踏派…、わかっちゃいるがどうしてもそちらの方向に傾きがちな嗜好である。
そんなわけで、先日書いた(打った)通り、手書きにこだわりたい私は、万年筆を数本持っている。
かっこつけてペンを走らせようと思っても、どうせメモや備忘録くらいにしか使わないのだが、気分で味わっている。
いちいち手が汚れたり、インク切れたり、紙によってはにじみまくったりと、道具に振り回されるのだが、そういううっとうしい所作が、なかなかどうして、味わい深いんだな。

生意気にも、モンブラン使ってます。149番。開高健の愛用品と同じ型番なので、末永く大事にしようと思っています。

オヤジ系雑誌『ラピタ』の付録に付いてた万年筆。このために『ラピタ』買いましたよ。インクの出がよすぎて書きにくいが、まあ、いいか、おまけだし。

ペリカンの「フューチャー」。彼の地ドイツでは、日本の書写のように、万年筆の使い方を学校で習うそうです。
これは、そんな初心者向けの安いやつ。なんだけど、水性ペンと同じ感覚で使えるスグレモノです。
後軸のキャップを回す。インク吸入のポンプが開く。
インク壜にペン先を浸す。
キャップを閉め直し、インクが吸収されていく。
ペン周辺のインクをふき取り、試し書きしてみる。
ご察しの通り、私は古めかしいモノが好きだ。
時代錯誤、レトロ趣味、厭世的高踏派…、わかっちゃいるがどうしてもそちらの方向に傾きがちな嗜好である。
そんなわけで、先日書いた(打った)通り、手書きにこだわりたい私は、万年筆を数本持っている。
かっこつけてペンを走らせようと思っても、どうせメモや備忘録くらいにしか使わないのだが、気分で味わっている。
いちいち手が汚れたり、インク切れたり、紙によってはにじみまくったりと、道具に振り回されるのだが、そういううっとうしい所作が、なかなかどうして、味わい深いんだな。

生意気にも、モンブラン使ってます。149番。開高健の愛用品と同じ型番なので、末永く大事にしようと思っています。

オヤジ系雑誌『ラピタ』の付録に付いてた万年筆。このために『ラピタ』買いましたよ。インクの出がよすぎて書きにくいが、まあ、いいか、おまけだし。

ペリカンの「フューチャー」。彼の地ドイツでは、日本の書写のように、万年筆の使い方を学校で習うそうです。
これは、そんな初心者向けの安いやつ。なんだけど、水性ペンと同じ感覚で使えるスグレモノです。