グランマの扉

女4代にぎやかな日々

ハワイ島   四日目  後半

2014-05-06 | 旅行


程良くお腹が満たされた後は、この近辺にあるハワイの遺跡を見に行く事にしました。
ホテルで貰った地図を片手にヒストリック・トレイルと呼ばれる道を散歩




ところが歩いているといつの間にか、そこはゴルフ場。







というか、この辺はゴルフ場だらけで、ゴルフ場の中にホテルがあり、遺跡があるのです。
そして、この遺跡、余りにもさり気なくて、どうも見逃したらしいのです。

テクテク戻ること5分位で、やっと発見











ペトログリフ(岩絵)と言われているものです。
字を持たないハワイアンですので、これが絵なのか象形文字なのか、はたまた単なる落書きなのかは、まだわかっていないそうです。



そして、先日歩いたサーストン・ラヴァ・チューブと同じ溶岩のトンネルも見つけました。
ここを住居にもしていたんですって。






ところでこの溶岩のトンネル。
ドロドロと流れている溶岩が表面が空気に触れて温度が下がり固まり、その中を熱い溶岩が流れきって出来るそうです。
その溶岩が流れる音はゴーッというものではなく、スーーーッと言う独特な不気味な音らしいです。



ハワイの溶岩は流れが遅くてゴツゴツしたものが多いのですが、流れが速くて溶岩トンネル(ラヴァ・チューブ)の出来るような溶岩は、バターが溶けたような模様を残すそうで、この溶岩トンネルの付近にもそれを見つけました。






ガイドさんでもいれば他にもきっと色々な事がわかったのでしょうが、「工事現場の掘り出し後って言われたら、そう思うぞ」と言う夫の身も蓋もない言葉に早々に撤収。






アフタヌーンタイムの軽食をお部屋に運び、冷たいワインで頂いた後は一眠り。
朝寝に昼寝、こういう所が極楽・極楽・・・・











さてさて、この日の夜はホテルで開催されたルアウ・ショーへ。

ルアウとはもともとは「タロイモの若葉」という意味ですが、ハワイアンは祝いの宴を「ルアウ」と言っていたそうです。

今ではハワイの伝統的な料理を頂きながら、ハワイ島の歴史をショー仕立てにしたものを楽しむというのがルアウ・ショーと言うらしいいです。



今回のショーの会場はホテル内にある野外広場。


12人がけのテーブルに座り、先ずは食事。
ハワイの種族ごとにアレンジされた料理が並べられていて、そこから好きなものを各自でチョイス。





右上の灰色のドロッとしたのはタロイモ。
右下はタコのポキ。  コチジャンとイタリアンパセリ、キューリ、玉葱で味付けされていました。






パンはタロイモで作ったほんわり甘くて優しい味。
右下はマグロのポキ、二種類。



「ポキ」とは例えばマグロの刺身を醤油・胡麻油・玉ねぎのスライス・胡麻等で漬けこんだもの。
刺身なら何でもいいそうですが「刺身のぶつ切りを様々な調味料で漬けこむ料理」がポキと、私は認識しました。
ハワイではマグロが獲れるし、タコも獲れるので具材は新鮮そのもの。
どのポキもとっても美味しいかったです。
日本人なら皆好きな味だと思いますよ。


後の料理も、余り美味しそうには撮れていませんが、実はとっても美味しくて、「所詮ショー付きの料理」と侮っていてすまぬ・・と密かに反省。


ところで、先程12人でテーブルを囲むと言いましたが、私達夫婦の他のメンバーは勿論全員外国人。
気難しそうなおばあさんと娘、新婚カップル風、奥さまが大分年上風の熟年カップル、そして臨月のお母さんと四歳の息子、お父さんというファミリー。


こう言う時、実に夫は社交的。
下手な英語で、左隣の新婚カップルに先ず話しかけ、彼らがカナダから来ている事がわかりました。
するとすかさず、自分もカナダを訪れたよ・・・なんて事を話題にしていきます。
そうすると、向かい側に座っていた熟年カップルも話題に参加。

左のファミリーには「私の娘もまもなく出産」みたいな事を言って「あら、おめでとうございます」みたいな事を返されて和やかに。
そうそう、四歳の息子は、我が家のちび以上に偏食。
彼の前のお皿にはパスタとかフライドチキンとか、馴染みのものを親はチョイスしているのですが、頑なに食べません。
「とにかくちょっと挑戦してみろ」みたいな事を言われても、鼻をつまんで拒否。
自分で持って来た箱入りの干しブドウで夕食を終えていました。
それにしても臨月のお母さん、結構ワイン飲んでいたけれど、大丈夫なのかしらん・・・

でもテーブルに子供がいると、なんとなく和やかになりますね。
気難しそうなおばあさんも、その坊やを見る時だけはニコニコ。


なんとなく皆が馴染んで来た頃、すっかり陽も落ち、ショーの始まりです。






ハワイ島に渡ってきた人達が、やがて色々な部族に分かれ、その文化を紹介する・・・というような流れでしたが、これも「たかが観光地のショー」等と侮っていたのに、とっても洗練されていて面白かったです。
やはりショーの本場アメリカ

これは土曜日の夜だけの催して、こちらに来てから「覗いてみる?」位のノリで申し込んだのですが、最後には同じテーブルの皆さんとニコニコ握手してお別れ。
思いがけなく楽しい夜となりました。





明日は巨大ステーキに挑戦  です。
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2 コメント

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ゴルフね~~ ()
2014-05-06 11:16:47
例えしたくても口には出来なかったでしょうね。

だって今日もゴルフ、一昨日もゴルフ、これからの5月の日曜全~~部ゴルフ。
そして来月もさ来月も多分雪が降るまで奴はゴルフ三昧なのだ。


英語、話せると本当に楽しさが何倍にもなると、旅行をする度に思います。
今回もサンキュー位しか、喋りませんでした


帰国後の体重は・・・・聞かないでおくれ
反省もなく、連休中もパクパク・グイグイ

明日から少し節制しまする。
返信する
のんびりと~~ (カナ)
2014-05-06 11:02:56
 おはらしょうすけさん 朝寝 朝酒 朝湯がだい好きで それで しんしょう つぶした ハァ~~♪

ってな気分でしょうか・・・
栞家の身上は 絶対つぶれないでしょうが…(笑)

極楽極楽ですね。

そうなんでしょうね。 だから よく芸能人がゴルフに行くっていうのを 耳にしますもんね。
広いゴルフ場  御主人は プレイしたかったのかしらん?

外国の方々とのふれあいも 楽しそう・・・。
・・みたいなこと・・・みたいなこと って言う 注釈が 可笑しくって・・・。
そして ちょっと 栞さんがペラペラの流暢な英語では なさそうなのに ほっとして・・・
小心者だから ちょっと やっかみを・・・(ペコ)

ふむ 帰国したときの体重計の数字は 大丈夫かなぁ・・ みんな 美味しそうですもの。
 
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