グランマの扉

女4代にぎやかな日々

幻の故郷・富山を訪ねて  三日目・石川県輪島

2022-11-23 | 旅行
義父の故郷を訪ね、暖かい心に触れられたのが何より嬉しくて、弾んだ気持ちで輪島へ向かいました。

お寺の奥様が「もしかしたら、この方たちはもう二度と北海道から氷見へ来られないのじゃないかと思ったらお節介せずにはいられませんでした」と仰ってくれた言葉。
まさに一合一会の出会いを果たさせて頂きました。
本当に有り難いお節介でした。


明るい気持ちを反映するように、青空の下、快適に能登半島のドライブは進みます。




ここは白米千枚田です。



最初は「はくまいせんまいだ」等と読んでしまったのですが、正しくは「しろよねせんまいだ」


日本海に面したここの地形を生かして、大小様々な水田が1.004枚も連なっています。
一番小さい水田は新聞紙半分より少し大きいくらい。
植えられている苗は6束程なんですって。
地滑りを防ぐ為に斜面を何段にもわけて水田を作った為、この景観が生まれたそうで、勿論全部手植え。
今はこの景観を守るために一部オーナー制をとっているとか。

日本の柳田百選や世界農業遺産にも選ばれています。





こちらは窓岩








如何にも日本海という曽々木海岸にあります。






この時期は窓岩の窓の中に夕日がピタッと治まるらしいのですが、残念ながらそこまで粘る時間がありませんでした。



ここは珠洲の「すず塩田村」
1200年前からと同じ製法・揚げ浜式」で塩を作っています。
日本では能登にしか残っていない作り方で、国の重要無形民俗文化財に指定されているそうですよ。




ここを降りた海岸から海水を汲み上げるのですが、ここは寒流と暖流が混ざり合う為、プランクトンが豊富。
又、塩の流れが速いので海水がとてもきれい。











全て手作業で作られ、まさに「天塩をかけた」塩なんだそうです。









さて、こんな風に能登半島の景観を楽しんでドライブしていたのですが、夕方になると突然雲行きが怪しくなって来ました。






稲妻が海に突き刺ささっていくのが見えました。
そのうち、凄まじい雨が。
前も見えない位の、まさに洗車中のような豪雨です。

前を走るトラックも減速。
いや~~ ビックリしました。




ビックリと言えば、その日泊まったホテル。
帰宅して家系図を調べたら、まさにご先祖様が氷見に移る前に住んでいた辺りだったことがわかりました。
朝市に近いからと適当に選んだホテルだったのですが、不思議な事もあるものです。




さて、その夜は此方のお店へ。







注文は全てQRコード。
綺麗なお店で、スタッフもテキパキ。
席も隣りとは充分離れていて、安心安全、そしてすこぶる美味しいお店でした。
特にのどぐろの手毬寿司の美味しさと言ったら❗️
思わずもう一度注文しました。
このお店、最高の日に相応しい、素晴らしい締めくくりになりました。



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