最近、シェアニュースジャパンというサイトで見つけた【実話】という文章・・。
以下引用する。
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東京にいた、今から16年程前の12月も半ば過ぎたころの話です。私は体調を壊し、週二回中野坂上の病院に通院していました。
その日は、今にも雪が降り出しそうな空でとても寒い日でした。昼近くになって、病院の診察を終えバス停からいつものようにバスに乗りました。バスは座る席はなく、私は前方の乗降口の反対側に立っていました。車内は暖房が効いていて外の寒さを忘れるほどでした。
まもなくバスは東京医科大学前に着きそこでは多分病院からの帰りでしょうどっと多くの人が乗あっという間に満員になってしまいました。立ち並ぶ人の熱気と暖房とで先ほどの心地よさは一度になくなってしまいました。
バスが静かに走り出したとき後方から赤ちゃんの火のついたような泣き声が聞こえました。私には見えませんでしたがギュウギュウ詰めのバスと人の熱気と暖房とで小さな赤ちゃんにとっては苦しく泣く以外方法がなかったのだと思えました。泣き叫ぶ赤ちゃんを乗せてバスは新宿に向い走っていました。バスがバス停に着いた時何人かが降り始めました。最後の人が降りる時、後方から「待ってください 降ります」と若い女の人の声が聞こえました。
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(明日のその2に続く)
以下引用する。
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東京にいた、今から16年程前の12月も半ば過ぎたころの話です。私は体調を壊し、週二回中野坂上の病院に通院していました。
その日は、今にも雪が降り出しそうな空でとても寒い日でした。昼近くになって、病院の診察を終えバス停からいつものようにバスに乗りました。バスは座る席はなく、私は前方の乗降口の反対側に立っていました。車内は暖房が効いていて外の寒さを忘れるほどでした。
まもなくバスは東京医科大学前に着きそこでは多分病院からの帰りでしょうどっと多くの人が乗あっという間に満員になってしまいました。立ち並ぶ人の熱気と暖房とで先ほどの心地よさは一度になくなってしまいました。
バスが静かに走り出したとき後方から赤ちゃんの火のついたような泣き声が聞こえました。私には見えませんでしたがギュウギュウ詰めのバスと人の熱気と暖房とで小さな赤ちゃんにとっては苦しく泣く以外方法がなかったのだと思えました。泣き叫ぶ赤ちゃんを乗せてバスは新宿に向い走っていました。バスがバス停に着いた時何人かが降り始めました。最後の人が降りる時、後方から「待ってください 降ります」と若い女の人の声が聞こえました。
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(明日のその2に続く)
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