新潟市、ＮＧＴ４８のＰＲ起用見送り 暴行事件を受け その７

　この被害を受けたという女性は「会社は嘘を言っている。きちんとした対応をしてくれていない」と、会社の記者会見の最中に「SNS爆弾」を拡散した。自分が理不尽な暴力を受けたことに対する怒りしかないようである。当然である。
　でも世の中の多くの業界は理不尽で成り立っている。それを質そうとするにはそれ相応のリスクを伴う。彼女の気持ちはわかるが、この「SNS爆弾投下」が結局ちゃぶ台返しになりすべてが消滅したのである。それで彼女の気が済むならそれでもいいだろう。勇気ある行動かもしれないが、結局この行動で自分を含めたグループのアイドル活動の継続ができなくなったと理解しておいたほうがいい。
　今後、この被害女性はアイドルとしては扱いづらいと評価されるため「怖くて」ほかの芸能事務所でも雇ってもらえないかもしれない。
　またこの事件に関与してないメンバーも多くいることであろう。その子たちの夢や活躍の場まで結果的に奪ってしまったのである。
　
　今回の自分のコメントは極論であり、公序良俗に反する意見である。もちろん被害者の子に口をつぐんでいろと言うのでもない。でも一度声を上げたならすべてが消滅するという事実もある。この業界は虚構の世界を売っているのである。この業界に堅苦しいほどに真面目な透明性や正義感を求めるのも無理があると思うのだが。