いわゆる「燃料屋」さんであった向かいのNさんであるが、夏は氷の販売、そして冬には薪や炭などを売っていた。店の横の壁際には売り物の薪が束ねて積み重ねてあり、それが2階の高さにまでになっていた。子供にとっては格好の遊び場だったのである。まさに登って下さいといわんばかりの「危険な遊具」である。自分も何回も登って遊んだ。そして何度も落ちた。致命傷に至らなかっただけ運が良かったろう。当時、少年ジェットというテレビドラマをやっていた。少年ジェットに追い詰められた黒マントの悪漢がステッキをふると、とたんに白い煙幕が張られて逃亡されてしまう場面が好きだった。(写真がN燃料店の薪と自転車に乗る兄)
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