吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

仙台育英ナイン 涙、涙も慶応選手に全員で拍手「グッドルーザーであれ」須江監督の教え体現 優勝インタビュー立って聞く その3

2023年09月01日 06時38分06秒 | 日記
 高校野球は人間教育の場である(とされているらしい)。しかしながら彼らはここでの勝利を目指して高校生活の大部分の時間を野球につぎ込んできました。そこで負けましたといって爽やかに勝者に対し、試合後すぐに拍手を送ることができるのでしょうか。これは見方を変えれば屈辱であり、彼らは内心忸怩たる想いでしょう。
 負けた選手が勝者に対して拍手をしたのは感動的ですが、それは見ているもの側のかってな感情です。「おおグッドルーザーだ」で周囲が美化するのもいいですが、敗者は何もしないでそっとしてあげるのが一番よいと思います。
 本人たちが相手に祝福の拍手している姿は、他人が見れば感動的ですが、彼らは心の中で「おめでとう、よかったね」と気持ちをすぐに切り替えて拍手しているとは思えません。(その証拠に泣きながら拍手してますよね)
 そんな本音とは裏腹な行為をさせるということのほうが彼らにとって酷であるとはだれも思わなかったでしょうか?