自分は大学時代柔道部であった。すごい背負い投げの達人に投げられると、いつ投げられたのか分からない。気が付いたら天井がみえているのだ。相手の技を受けて踏ん張る・・・などという時間的余裕などない。気が付いたら投げられているというほど、スピードとわざの切れがすごいのである。
たぶん古賀氏も現役時代はそうであったと思われる。しかしオリンピックの対戦相手も古賀氏を知り尽くしているので、かれの背負い投げを十分警戒しているのであろう。なのでオリンピックの試合ではそう簡単には技がかからないので、やむなく引っこ抜くような力技の背負い投げとなるのである。
しかもこれは相手が踏ん張っている間は画像が一瞬停止するのでカメラマンは映像を追いやすい。ところが分かっている者から見れば、この映像は彼の真骨頂ではないし、観たいのは目にもとまらぬスピードで相手を畳にたたきつけている背負い投げなのである。柔道を知らないカメラマンやディレクターならこの本来の彼の技を知らないのでしょうがないだろうが。
たぶん古賀氏も現役時代はそうであったと思われる。しかしオリンピックの対戦相手も古賀氏を知り尽くしているので、かれの背負い投げを十分警戒しているのであろう。なのでオリンピックの試合ではそう簡単には技がかからないので、やむなく引っこ抜くような力技の背負い投げとなるのである。
しかもこれは相手が踏ん張っている間は画像が一瞬停止するのでカメラマンは映像を追いやすい。ところが分かっている者から見れば、この映像は彼の真骨頂ではないし、観たいのは目にもとまらぬスピードで相手を畳にたたきつけている背負い投げなのである。柔道を知らないカメラマンやディレクターならこの本来の彼の技を知らないのでしょうがないだろうが。