面白い例えがあった。今回の放射の漏れで一番被爆したのは、現場で原発処理にあたっている人ではなく、電柱を建てている職員であったそうだ。これは電柱から落ちて骨盤骨折を受傷し岩手でCTを2回、東京に搬送されてまたCTを2回受けたようで、これが一番の被爆量だそうだ。確かにそうかも知れないがこれは医療によって受けられる恩恵のほうが被爆による後遺障害よりも上回っているので単に被爆量だけで論じることはできないはずである。しかしながらお恥ずかしながらCTの被爆量の多さは知っていたが、胸部単純レントゲンの100~2500枚分になるとは思っていなかった。枝野さんが「CT被爆は6mSv」と連呼していたが、CTは機器によってその10倍以上被爆するものあるようである。確かに原発汚染による被爆量よりも桁違いに多いようである。