
今日は姉と映画でした。
日本・トルコ合作映画『海難1890』
日本トルコ友好125年を迎えた今年、エトゥールル号海難事故以降、日本人とトルコ人が築き上げてきた友好関係を描いた物語が映画化されました
人は究極の判断を迫られた時、こんなにも優しくなれるものかと、涙があふれ出ました。。
『人の真ごころは国までをも動かす』という内容の言葉が心に残ります。
言葉は通じなくても国が違っていても真ごころは届くという事を実感致しました。
もうひとつ
イラン・イラク戦争。イランとイラクが国境をめぐって行った戦争。
1980年のイランによるイラク侵攻に端を発する。後に戦局は逆転。
1985年にはイランの首都テヘランへの空爆開始。
(テヘランには原油の確保や日本製品の販売のため在留邦人がいた。)
イラクのサダム・フセインが48時間後にイラン上空を「航空禁止区域」に指定。
以後、無差別攻撃を行うと宣言。
在留邦人はテヘラン空港に向かうも、乗せてくれる飛行機がない。
(各国の航空会社は自国民を優先して搭乗。)
日本政府は日本航空にチャーター便を依頼するも、日本航空の労働組合が
組合員の安全が保障されないことから、要請を拒否。
自衛隊機の派遣は当時社会党の反対で出せなかったとか。)
そこに2機の航空機が到着。トルコ航空の航空機だった。
日本人200名をトルコが救援機を派遣して自国民より優先して助けてくれました。
これが俗に言うテヘラン邦人救出。
自衛隊機も救出にいけない事態、集団的自衛権について考えさせられました。
素晴らしい映画です
ますます見たくなりました。
もし行かれるのなら絶対お奨めです。