今週の月曜日に病院に行った時はもう靴を履いて待っていました。
車椅子でお庭をお散歩した後休憩室でサンドイッチ、と梨を皆綺麗に食べ美味しかったといって喜んでくれました。
木曜日に来るときは厚焼き玉子を焼いてくるわねと言って別れました。
そして木曜日に病院に行ったら「こちらから電話しようと思っていました」と先生に言われました。
お部屋に入ったとたんに部屋を間違えたかと思いました
口から酸素を入れていて手には一杯管が付いていました。
昨日の夜までは半分ほどお食事できたしトイレも部屋の中のトイレに行けたのに朝になったら
もう歩けなくなっていたそうです。
鼻からの酸素だけでは足りなくて口を覆う酸素と痛み止めのモルヒネでうつらうつらになっていました。
レントゲンを撮ったら癌が肺一杯に広がっているそうです。
勿論もう治療はできない状態だったから仕方ないのですがこんなに急に進行するのだとただただびっくり、昨日、今日と病院に行ってもうつらうつらで「昨日来たの覚えてる」って聞くと横に首を降ります。
看護師さんには「妹はまだ~?」って聞くそうです。
あんなに誰の世話にもならないと言っていた人が私の助けを待っていると思うと涙が止まりません。
病院に行くと脈や呼吸が少し良くなるそうです。
元気と言っても病院に行くと「もう人生今日で終わりにしたい」と何度も言っていました、
それでいて家に帰りたいとも!
帰らせてあげられない悲しさです。
今日は心の中で充分頑張ったから神様の所に行ってもいいわよって言いました。
姉はクリスチャンなのでマリア様に抱かれる夢を見ているのかな^と思いながら