いかりじいじのブログ

「年金改悪」キャンペーンの予感

 この前、マイナンバーカードのことについて書きました。政府が政策を推進しようとすると反対する人がいるでしょう。その人たちは自分が不利益を受ける恐れがあるのですよね。
 今回、政府が国民年金を納める年齢を現行の20歳から60歳であるのを、上限の60歳を65歳にしようと検討しているとの報道が出ました。政府の動きを取材していた報道は、表題の「年金改悪」という言葉を使って、反対のキャンペーンを続ける気がしたので、私の見解を書いておこうと思いました。
 基本的に年金は、その構造上、年齢が下の人が上の人を支える構造なので、破たんすることは誰でもわかります。昔は、金利も高く、国も発展途上であって、経済成長が著しかったので、少子化になるなどは考えられなかったのでしょう。(厚生労働省の担当事務には労働問題にしろ、医療費問題にしろ、ろくなもがないのですよね。)
 そして、誰もが現時点で考えると破たんすると思っている年金問題の構造を変更しようとすると、費用が大きすぎて、話にならないそうです。
 ところで、厚生年金は、企業が半分出しているでしょう。ですから、70歳まで働いていて、条件が合えば加入できるのです。しかし、農家や自営業者は国民年金で60歳までなのですが、支えきれないのでしょう。
 農家や自営業者は、受け取る金額も少ないですしね。農家は農業者年金というのを農協から進められます。結局、どちらにしても、自分で老後の蓄えをしておかなければいけないのですよ。そういう警告は以前からあったのに、農家や自営業者は認識する人が少なかったのです。
 今回、この国民年金を掛ける年齢を引き上げようというのでしょう。報道は、弱者を擁護する姿勢を出そうと、むしりとられるとかいう言葉で国民を煽っています。しかし、会社員は賛成すべきですよ。自分たちの税金を無駄に使われないためにも。
 さらには、とにかく社会保障費の中でも医療費が大きいので、消費税を上げなければ、保険システムが破たんしますよ。日本人は消費税が嫌なのですよね。私も嫌いです。今でも、何で、1割も余分に払うのかと思いますからね。
 しかし、これも、私たち高齢者のためですから、仕方ないのですよね。ですから、マイナンバーカートを使って誰からも公平に税金を取ってもらって、医療費も適正にして欲しいのです。
 ある税務署の幹部に対し、農家や自営業者の脱税をできなくすれば、消費税なんかいらないのではないかと尋ねましたが、消費税は確実に財源となる不可欠な財源だと、模範的な回答しかしてくれませんでした。脱税額はそんなに大きくないということのようです。(私は大きいと思っていますが。)
 今は、年金にしても、消費税にしても、検討の内容を報道に出すことにより、国民の反応を見ているのでしょう。今後、「年金改悪」のキャンペーンが始まるでしょうが、報道に騙されないでくださいよ。
 反対しても、さらなる税収を増やす道が見つからなければ、それしかないとなるでしょう。少子高齢化はわかっていたのだから、何とかしろとか政府を攻撃するコメントを見かけることがありますが、何とかすべきは自分自身ですからね。そこを間違えないようにしましょうよ。
 









 ですから、結論的には、定年退職の定年を延長して、高齢者が働くことで、何とか生きられるようにするとともに、その助けとなるように年金を

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