九州の指定暴力団工藤会の総裁が死刑判決を受けました。早く、執行してほしいものですが、控訴するでしょうね。証拠の価値については、確定しているでしょうから、あとは、その解釈を巡る争いかとも思います。
つまり、これまで、日本の裁判官は、過去に警察に肩入れすぎてえん罪を生んだという反省から、極端に証拠の詰めをするようになった気がします。犯人が暴力団でも普通の人と変わらないものとして判断するような雰囲気です。ですから、過去の事件で、暴力団が菓子箱に覚醒剤を入れていたのを発見され、覚醒剤とは思わなかったという言い訳の言葉を信じて無罪にしてしまうような常識のない裁判官が現れるのです。(まあ、左翼の裁判官も多数いますからね。退官してから本当の姿を現すように反日的発言をするからすぐにわかります。)
今回の件では、工藤会の野村総裁が直接指示した証拠はありません。当たり前ですよね。しゃべっているのですから、録音がないと。長年、このような暴力団犯罪で、組長の責任を裁判所は無罪としてきたわけです。それを、検察官は、工藤会組員で犯罪の行為者や被害者などの証言を積み重ね、野村総裁の指示がなければ動けないことを状況証拠として立証したのですよね。
韓国の裁判所であったら、犯罪として検挙できたでしょうが、日本は間接的な証拠の積み重ねを証拠とすることは、重大な犯罪でないとやりませんよね。社会的反響の大きな事件で、これは罰しないと許されないだろう、国民の利益にもつながるだろうというものしか、状況証拠で有罪にしたことはなかったでしょう。
検察側もそうしていたのですよね。重大事件としての飼う語を示すことにもなるのですよね。元検察官の若狭弁護士が、本件の解説で、判決が終わった後で野村総裁が裁判長に「生涯後悔するぞ」と言っていますが、この言葉を忖度した組員が裁判長を襲っても、組員に対する指示とはならないと言っていました。韓国なら犯罪になるでしょうが。それより、脅迫で現行犯逮捕すればいいのにと思いました。これは、誰でもわかるでしょう。
そして、警察は、今後、工藤会の組員の行動を四六時中監視して、収入の道をたつことで生活できないようにしてほしいと思います。本気を出せば、可能と思います。あとは、やる気だけですよね。
何でも同じですが、求心力のあるリーダーが、悪い方に現れたら早めに潰す必要があります。これは、住民が気がついて、政治家に申し入れ、警察を動かさないといけないでしょう。
逆に働いた政治家がいますよ。福岡県には、東日本大震災の災害の時に復興大臣だった元民主党の松本議員(福岡1区選出、野村総裁が義弟で解放同盟幹部だったそうです。すでに死亡していますが。復興大臣として宮城県に行ったとき、県知事を恫喝していました。)が存在していて、野村総裁と仲間なのですから、工藤会を潰せないですよね。そして、共通点は、左右関係なく、お金ですよね。お金は必要ですが、目的化すると恥ずかしいですね。日本人としての誇りの次くらいにしておきたいですね。
私も、正体が世間に知られていないので言いたいことを言えますが、自分が当事者になったら、覚悟して戦わなければいけないと思っています。ただし、命をかけるほどのことかという判断は必要でしょうが。相手も懲役なり、覚悟して襲ってくるのでしょうから。
今後は、暴力団犯罪はを厳しくしてほしいと思います。国も、もうそろそろ、暴力団に対する見方を換えたり、法律の改正を検討してもいいのではないでしょうか。