写真のチョコレートの紹介をします。
このチョコレートを作っているのは、創業30年を超えるスイスの生産者団体です。
彼らは子供たちの歯の健康のためにミネラル分を多く含んだ砂糖を広めたいと考え、砂糖の製造販売を始めました。
当時ヨーロッパでは精製度の低い砂糖は簡単には手に入りませんでしたが、アジアや南米でサトウキビを搾っただけの砂糖を見つけ、製造を機械化することにより安定供給できるようにしました。
そして約10年の歳月をかけて、栽培している人や過程がわかる原料だけを使用したチョコレートの製造に成功しました。
チョコレートに使われている砂糖は、中南米地域で栽培されたサトウキビから作られています。生産国の1つであるパラグアイでは、サトウキビの小規模農家が団体を作って、自然の生命力を重視した農業に取り組んでいます。
農家が一丸となって農薬や化学肥料に頼らない栽培方法に挑戦した結果、付加価値のついた砂糖を自分たちで直接販売できるようになりました。
チョコレートの原料となるカカオは、中南米地域が原産の植物です。スイスの生産者団体は、原産地であれば自然に近い植生でカカオ栽培ができると考えて、カカオ生産国の1つであるドミニカ共和国で協働プロジェクトを始めました。小規模農家を支援して、仲買人を通さない買取システムを確立しただけでなく、品質向上のために協働でカカオの発酵、乾燥施設を建設したり、専門家による農薬や科学肥料に頼らない栽培技術指導も行っています。
カカオ農家たちは生産したカカオを安定的に購入してもらえるようになった結果、余剰資金で学校を作るなど、コミュニティ全体の利益にも貢献できるようになりました。
「自分たちのことは自分でできるんだ」という誇りとモチベーションがカカオ農家の間に広がっています。
このチョコレートをこれから始まる、函館での「ユメこえショップ」「ふらっとほーむ」の活動の中で広く販売を予定しています。楽しみにしていて下さいね。
僕タッカのオススメは濃いブルーのパッケージのEXTRAチョコレート
カカオ分71%です。
エクストラチョコレート
フェアトレードにより調達されたカカオや砂糖を使って製造されたチョコレートです。
スイスのチョコレート生産者団体は、カカオやサトウキビを栽培する小規模農家と協働で農産物の品質向上に取り組み、安定的な購入により農家の生活向上を応援しています。
乳化剤や他の植物油脂を使わずにココアバターのみを使用し、原料を最大72時間じっくり練り合わせることで、なめらかな舌触りとカカオ本来の香りを引き出しました。原料となる農産物は、農薬や科学肥料に依存せず、自然の生命力を重視して栽培されています。
紹介の通り、このチョコレートのなめらかな舌触りには驚くと思います。
みなさん。待っていてね。