雨の函館・・・

　強い風が吹いている。通りの交通安全の旗も風に負けじと棒にしがみついている。春が近いのですよね。気温も、おだやかで過ごしやすい。今日は、雨。小路の雪解けも進み、ザクザク道路に変わりそうですね。目の前を、路面電車が走る。通り過ぎる心地よい音。函館の音だ。

　音。函館を感じる音。

　そうそう、「オー牧場は緑・・・」の函館牛乳の販売車、これ、函館の音ですよね。今は、なかなか聴こえてこない音もあるなー。「チャリン、チャリン」鈴の音の団子屋のお婆ちゃん。近くの公園で「ドン」どんきみの音。あれっ、歳がばれてしまいますね。

３月２日はひなまつりミニコンサート

　脳外傷友の会コロポックル道南支部でひなまつりミニコンサートが行われます。りぼんも演奏をします。時間は午後１時からです。
　お時間のある方は、是非、コンサートに足をお運び下さい。

千螢社の皆様、今日はありがとう

　みなさん、りぼんの曲を、聴いてくださって本当にありがとう。お互いの会の発展にも協力しながら、これからも、いっぱい交流して行きましょうね。
　Ｈさんのハーモニカ、素晴らしかったですよ。絵の素晴らしさは以前から知っていたのですが、ハーモニカも、なんてすごいですね。近いうちに、一緒にライブ出きたらいいな。
　道新のみなみ風の取材も来て下さって嬉しかったです、もっと、もっとみんなで、発進していきましょう。
　みなさん、暖かい目で聴いて下さって、本当にありがとう。そして、これからもよろしくお願いいたします。

千螢社と３月２日のひなまつりのライブで演奏する歌詞です。

ポケットの中の虹 (作詩：nami 作曲：りぼん)

ポケットの中はいつも　虹のかけらを　詰め込んでいた
誰にもわからない　宝物でいっぱい

心配だから　いつも手をつないでいたんだ
何のあてもなく　ただ明日ばかりを信じていた

二人で寄り添うことで　全てのものを
見ようとしていた
見える気がした


真赤なりぼん (作詩：nami 作曲：りぼん)

寂しさに涙がこぼれたら　世界の果てまで歩きます　きっと
風は強く吹きつけます　そこで僕は涙を乾かし

風に向かい人指し指に真赤なりぼんを結びます
りぼんはまるで血のように　風になびくことでしょう

吹く風は強いけど　僕は目をあけて　しっかりと前を見ます
たとえ目の前が果てのない荒野でも

その恐怖に負けないように　そして僕は大切な人の幸せと
この世界の平和と愛を願います

僕は　またゆっくりと歩きます　白い花をたずさえて
ゆっくりと歩き続けます　全ての終わりが来る前に


碧い月のワルツ (作詩：nami 作曲：りぼん)

まぶしい月が揺れる夜　ゆっくり月にかかる雲
君は　ゆらゆら　消えちゃった

そして僕は旅に出る　僕は僕の道を独りで歩く
ひとりで歩いてくる君に　どこかで出会うために

月はハッカのにおいだよ　あやういくらいに碧い月
明日がどんなに遠くても僕は恐れず歩き出そう

知っているから大丈夫　明けない夜はないことを
朝日が月を消す前に

君に会ったら月の下で　でたらめなダンスを踊ろう
そして君の深い色の瞳を　そっと胸に閉じこめよう

トゥララ・・・・・月光ワルツ
トゥララ・・・・・まぶしい月が今夜もゆらゆら
トゥララ・・・・・あやうい月が今夜もゆらゆら

りぼんのひなまつりミニコンサート

３月２日は「りぼん」のミニコンサートがあります。
函館にお住まいの方はどうぞ、お気軽にお越し下さい。
時間：１３時～
場所：脳外傷友の会コロポックル道南支部

千螢社さんよろしくお願いいたします。

　りぼんは、２８日（木）愛泉会の千螢社におじゃまして、演奏を通じて当事者の方たちと交流をしてまいります。今から楽しみです。

　こんな拡がりを願いつつ頑張ってきたのですが、叶って嬉しいです。もっと、もっと、素敵な拡がりを考えています。りぼんの活動をこれからも、見守っていて下さいね。そして、函館にお住まいの方は、是非、りぼんの演奏に触れて下さい。まだまだ、荒削りな演奏ですが、たくさんの方たちに、想いを届けたい。

　この先、ライブ予定が続々と入ってきています。ブログでもお知らせしていきます。FMいるかでもお知らせしていきますので、足を運んで下さい。

　２８日演奏予定曲
　・ポケットの中の虹
　・真赤なリボン
　・碧い月のワルツ

namiの新しい一歩

　nami今日は、どうでしたか？
一歩、一歩と確かな一歩を歩んでいるのだと感じています。踏みしめる足の力強さも感じています。
　どうか、以前のnamiと較べないで、無理せず進んでいて下さい。ただ、自然に今の、流れに沿って、歩いていて下さい。もう少しで、あともう少しで、白い羽毛のような灯りが、見えるはずです。後は、その灯りに向かって、ゆっくりと歩いていくだけです。
　真っ赤なりぼんは、風になびいています。

最後の日曜日

　いつもと何も変わらない朝、静かなキッチンにコーヒーの香り。昨日までの自分を思い返す。長い長い旅をしてきた。
　となりで微笑むあなたは、もういないけれど、たくさんの愛と優しさに送られて、明日、新しい船を出す。乗っているのは、僕とほんの少しの希望。
　港を離れる時、長い夏休みが終わる。流し過ぎた涙を海に捨てたら、さようなら夏休み。
　出来るなら今日一日がすばらしくあれ。

　今日は最後の日曜日

魔法のぱすてる

やがて来る春のように　その笑顔はやわらかい
僕の手には魔法のぱすてる
それは　春の色　僕はこれからの未来を
どう描いてゆこう　この魔法のぱすてるで

明日へ続く道の道端に咲く　名もない花に
ひとつずつ色をつけて行こう
この魔法のぱすてるで

途方にくれた僕に　ほんの少しだけ
力を貸して下さい
僕の魔法のぱすてる

今日は、雨ですね。

「もしもし、マミさん。元気。」
「うん。そっちはどう。」
「函館は、今日、雨。音さんから、連絡はあった。」
「うん、手紙がきたわ。リハビリ訓練がんばってるようだ。」
「そうか。」
「それから、詩も送ってきた。そっちにも送ったから。明日には、そっちに届くと思う。」
「どんな詩。」
「うん、タイトルはね、魔法のパステル。お楽しみに。」
「魔法のパステル」
雨がしんしんと降っている。今夜は、凍ってアイスバーンになりそうだな。