朝日
英科学誌ネイチャーは2日、理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子ユニットリーダー(30)らが同誌に発表したSTAP細胞の論文を撤回した。理研が画像の捏造(ねつぞう)や改ざんを認定したのをはじめ、論文には多くの疑義が指摘されていた。小保方氏ら主要著者が同意し、ネイチャーに撤回を申し入れていた。
撤回によって、「生物学の常識を覆す」として世界的に注目された研究成果は、発表から約5カ月で白紙となった。
ネイチャー誌は撤回の理由について「重要な誤りが論文に見つかった」と指摘。理化学研究所の調査委員会による報告書で、画像の取り違えなどが「不正」と認定された上、調査委が調べた以外の誤りも、共著者により指摘されていることを挙げた。
仕方がないけど
日本の恥となった