現役最高齢の歌舞伎俳優・中村小山三さん ９４歳で死去

報知
現役最高齢の歌舞伎俳優・中村小山三（なかむら・こさんざ＝本名・福井貞雄）さんが６日死去した。９４歳だった。関係者によると、この日午前１０時半頃、都内の病院で息を引き取ったという。
　登場すると客席が沸いた名物役者。愛されるキャラクターは携帯ストラップにもなった。１９２４年に４歳で中村米吉（のちの１７代目中村勘三郎さん）に入門。中村屋三代に仕え、主に女形として舞台に立った。東京・浅草寺境内で上演中の平成中村座「陽春大歌舞伎」出演中の中村勘九郎（３３）、中村七之助（３１）の世話係も務めた、なくてはならない師匠番だった。
　２６年に中村小米を名乗り初舞台。蝶吉をへて、４８年の娘役で中村しほみと改め名題昇進。１２年死去した１８代目勘三郎さんが５代目中村勘九郎として初舞台を踏んだ５９年の歌舞伎座で、２代目中村小山三を襲名した。文化庁長官表彰ほか。１４年３月、松尾芸能賞功労賞受賞時は内臓疾患で約１か月入院していたことを明かしていた。



中村屋の名物役者だった
中村屋のドキュメンタリーでは
おなじみだった

今年の初めの番組でも
元気そうだった

名門の出ではなかったが
脇を支えて　名物役者だった

まだまだ中村勘九朗兄弟を
見守りたかっただろう

しかし９４歳まで現役
羨ましい