Win7 ネットワーク上のフォルダ、ファイル名が変更できない→縮小版表示が問題

Windows7の不具合です。

ネットワーク上にある共有フォルダ内で、フォルダやファイルの名前変更や削除をしようとすると、

「別のプログラムがフォルダまたはファイルを開いていているので、操作を完了でません。

フォルダまたはファイルを閉じてから再実行してください。」

という旨の表示が出ることがあります。

よく確認しても、他のプログラムで、フォルダ、ファイルを開いているようには見えず、再度、試みるも結果は同じ......

＃急いでいる時に限って、このような障害になる事が多く、非常に焦ります。

いろいろいじってみると、更に、



のような表示がされるようになります。

このthumbs.dbというファイルが曲者で、フォルダ内のファイルを表示する際、ファイルの縮小版（画像イメージで表示される）の画像イメージが保存されているのですが、Windowsのバグか何かが原因で、このファイルに対する操作が未完了のままの状態になることがよくあるようです。

この為、上記のように、「エクスプローラにより開かれている...云々」といった表示がされています。

この問題を発生させないようにするためには、上記のthumbs.dbをデフォルト作成しないという設定をするにより、この問題を回避することができます。

下記に設定方法を書きます。

（１）コントロールパネル→システム→システムの詳細設定→システムのプロパティのPopUpが表示
　　　される→「詳細設定」のタブ→ パフォーマンスの「設定」を選択
　　　→「パフォーマンスのオプション」のPopUpが表示→「視覚効果」タブを選択
　　　→「カスタム」を選択し、「アイコンの代わりに縮小版を表示する」のチェックを外す。

（２）スタート→ファイル名を指定して実行を選択し、「gpedit.msc」を起動し、左ナビの部分から、
　　　「ユーザの構成」→「管理用テンプレート」→「Windowsコンポーネント」→
　　　「エクスプローラ」を選択し、
　　　　右のメインペインから、下記を設定
　　　　・縮小表示を無効にしてアイコンのみを表示する：有効
　　　　・ネットワークフォルダで縮小表示を無効にしてアイコンのみを表示する：有効
　　　　・非表示のThumbs.dbファイルで縮小表示のキャッシュを無効にする：有効
　　　　（少し離れて）
　　　　・縮小表示の画像のキャッシュをオフにする：有効




以上を設定すると、NW上のファイルフォルダの変更で、もどかしい思いをしなくて済むようになります。