◆ 甲府市北部編 ◆
山梨大学の芹澤です。
７月に甲府市主催の「甲府の魅力発見ツアー」に参加させていただきました。
まずは昇仙峡です。
実は5月に行ったばかりだったのですが、
緑に覆われそのころとはまた違った姿を見る事ができ、
青々と茂った葉がとても涼しげでした★☆
今回のツアーには、甲府市の文化財や歴史を専門とする林さんに同行していただきました。
普段では知ることのできない昇仙峡の様々な事を説明していただき、より深い部分まで知ることが出来ました。
その後は、甲府市最北の集落である黒平町に行きました 
昇仙峡をさらに北上した場所なのですが、
山梨百名山である黒富士のふもとにあるまちで、
天然記念物にも指定されている燕岩岩脈など素晴らしい自然が残されていました
マウントピア黒平では、地元の方に黒平の芸能や
釜焼きピザ、地元野菜のてんぷら、手打ちそばから食文化を体験しました。
空気が綺麗で川の流れや鳥の囀りの中での食事は最高でした
自然を感じた後は、甲府五山である、
長禅寺、東光寺、円光院、法泉寺、能成寺を訪れました
これらの寺院で特に印象に残った場所は法泉寺です。
普段は入れない経蔵に立ち寄らせていただきました
中には「輪蔵」と呼ばれる回転式本箱の中に沢山の経典が収納されており、
全てを読むのは大変なので、3周回転させることで、
すべての経典を読んだのと同じ功徳があるそうです。
また、私の下宿先は円光院のすぐそばなのですが、
実際に訪れるのは初めてで、素晴らしい庭園や貴重なお話を聞かせていただきました。
愛宕山の高台から見る景色がとても印象的でした
また、能成寺でとても特徴的だったのがお寺の柱です、
これは「几帳面」と呼ばれるもので、柱の角の細部まで丁寧に仕上げてありました
今回は甲府市内の寺院を回りましたが、
身近にあるこういった所を見て周ることで、
私たち日本人の心を垣間見ることの出来た貴重な一日でした
こんなに近くにある寺院でも、宗派や周囲の環境によって
それぞれ違った歴史を歩んできたのだなぁと実感しました
ツアー全体を通して、北部だけでもこれだけ盛り沢山、
ガイドブックには載っていないであろう事を色々知りました。
今回のこの貴重な体験を生かし、色々な甲府の魅力を発見し発信していきたいです
こちらが、今回のツアールートになります。
