山梨英和大学の津田です。
甲府市役所インターンシップの実習として、
甲府市学生レポーター「甲府の魅力発見ツアー」に参加させていただきました!
今回のツアーの参加者は山梨学院大学、山梨大学の皆さんでした。
市役所からバスに乗り、まず向かったのが「(株)石友」さん。
甲府の名産品のひとつであるジュエリーの生産・販売を行っている会社です。
オフィスを見学させていただきました。
輸入されてきたダイヤモンドに傷がないか、ルーペを用いてひとつひとつ目視で確認しているそうです。
社長さんに説明もたくさんしていただきました。
在庫の管理は数ではなく重さ(カラット)で行っているというお話が興味深かったです。
工房の見学。職人さんたちの技が光っています。
写真などで見たことはあっても、目の前で作業を見させていただいたのは初めてだったので、印象的でした
その後、研磨と検品に分かれて体験をさせていただきました。
一人に一人ずつ職人さんがついて丁寧に教えてくださいました。
私はシルバーリングの研磨を体験しました
力加減が難しく、職人さんの偉大さを改めて感じました。
伝統産業を守り受け継ぐ職人さんたちの息遣いこそ、甲府の魅力を形づくる大切な要素なのだと気づかされました。
次に向かったのは「昇仙峡さわらび」さん。
ほうとう作り体験を行いました
水の入れ方ひとつで麺生地の伸びが変わると聞き、驚きました。
麺の打ち方は秘伝だそうです(教えていただきました)
ほうとうを麺から作る経験は初めてでしたが、とても美味しかったです
甲府の魅力は“食”にもあり、それは魅力あふれる“人”によって支えられていることを実感しました。
お腹も満たされたところで、昇仙峡散策へ
道中に並ぶお店からは情緒ある雰囲気を感じました。
観光客の方も多くいらっしゃいました
しばらく歩くと見えてきたのがこの石門。迫力がありました
パワースポットとしても有名だそうです
目的地の仙娥滝に到着
天気も良く、絶景を楽しむことができました
暑い中歩きましたが、ここまで来ると滝のおかげで涼やかでした。
甲府市外の出身の私にとって、甲府=都会的な場所というイメージが強かったのですが、昇仙峡は甲府の豊かな自然を体感できるスポットでした
甲府の新たな側面を見ることができました。
魅力発見ツアーの最後を飾るのは、「シャトー酒折ワイナリー」さんです
入り口の裏から見ることのできるステンドグラスは、“酒折”という土地の名前の起源に関わりの深い絵だと知り、感銘を受けました。
ワイナリーの見学ではスタッフの方に案内していただきました。
工程ごと順を追って説明してくださいました。
ワインだけでなく、梅酒やリキュールも醸造していることを知り驚きました。
衛生面の徹底した管理により、添加物が少なく自然に近いワインが提供できるそうです。
ワインの入った樽が置かれている地下セラーです。
地区ごとに酸味、渋みなどのブドウの風味が違い、その差がワインの味にも表れるというお話が非常に印象的でした。
見学の後は、ワインやぶどうジュースの試飲をさせていただきました
お土産ショップ内もおしゃれな雰囲気で、多くの種類のワインが並んでいました
今回のツアーを通じて、甲府の魅力は歴史ある“伝統産業”と“自然”が、それらを支える“人”によって美しく紡がれ、保たれているところにあるのだなと感じました。
五感をフルに使って甲府を楽しむ、貴重な1日となりました。
今後は私も学生レポーターの一員として、甲府市の魅力を様々な角度から積極的に発信していきたいと思います