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【甲府の民家】都市化の中にも昔の面影

2011-11-29 09:26:54 | 山梨大学のレポート
都市化が進む甲府のまちで見つけたもの



こんにちは。山梨大学のとくたけです。

最近、甲府では甲府駅北口の県立図書館やNHKの建設が進んでいます。
さらに今後はリニアの駅も建設されて、都市化が進むことが予想されます。

しかし、都市化が進む中でも、甲府のまちを散策してみると
木造の民家昔のいい雰囲気を残した家が多く存在しています。

たとえば・・・


この写真は、甲府の清運寺の南に位置している、
昭和の面影を残す“山形屋琴三絃店”という琴や三味線を販売しているお店です。
家屋の雰囲気を保つために、エアコンの室外機を木枠で覆う工夫がされています。



この写真に移っている家では、
切妻造りの屋根土壁の様子が見受けられます。
このような屋根の形は山梨県に多く、特に甲府盆地東部を中心に分布しているらしいです。


写真に写っている建物の具体的な位置は、地図の上の赤い点で示したとおりです。

甲府では多くの建築物が戦災で失われてしまいましたが、
今でも、戦前から残っている建築物や、昔ながらの建築様式を用いた建築物が多く存在しています。

自分が知らないだけで、もっといろんなところに昔ながらの建築物が残っているに違いないと思います。
また、昔の家の作りや雰囲気を取り入れて新たに建てられた建築物も存在していると思います。

都市化が進む中でも、このような昔のいい雰囲気が残っている建築物は、今後も残っていってほしいです

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