一級建築士の矛盾。

2009年03月27日 | ものづくり 家づくり

一級建築士の矛盾
一級建築士の矛盾と、あまりにも施主の無知さに驚かされ、あきれております。

設計士と初顔合わせの時のお話。
初めまして、私は○○工務店の○○です。と、丁寧に頭を下げて名刺を差し出します。
すると設計士は、あっそう、と、名刺も出さず、軽くあしらう感じ。

私が、家を建てるにはやはり地盤調査(地質)が必要かと思いますが、そちらのほうで調査されたと聞いておりますが・・・其の後
結果はどうだっんでしょうか?と、聞いてみた。
すると、設計士、悪いよ、かなり地盤が軟らかくて軟弱だ。
それでは、擁壁もしっかりつくらなければいけないですね。家を建てるには順番があるので擁壁工事からはじめて地盤改良工事も・・・と、
問いかけると、設計士いわく、擁壁は家を建てた後でいいんじゃないと、それも擁壁と言うより、ドドメ程度の工事、つまりH鋼を立ててその間に鉄板を差し込んだだけで良いと。(こんな事本気で言っているのか、冗談じゃない家を建てた後で?家が傾いてしまうではないか!)

私は呆れて開いた口がふさがらなかった。あちゃーこんな設計士が目の前にいた。一級建築士と言えば国家試験を取得しているはず。この程度なのか!
私は心の中で自問自答しました。(こんな事でいいのか、いや良いはずはない!)
みなさんよく考えて見て下さい。150坪の土地に延坪53坪(二階建)の家を建てるのです。道路幅約4mに面している土地で間口が広く、奥行きは狭い長方形の土地。そこに正方形に近い建物を建てる計画。後ろは建物から2m前後あける予定。

奥は『後ろ』2m~3メートル下がった傾斜(急斜面)竹林。地盤は軟弱。黒土。これは誰が考えても擁壁工事が先で、家を建てるのは擁壁工事が終わった後に家を建てるのが常識。(後ろは袋地で車も重機も入らない土地)
地盤調査はしたが地盤改良工事の話も全くなし。(地盤調査結果、数値に出ている)調査の費用だけかけて結果の悪さの具体案も出さない!対策案もない!
これでは調査した意味もなし!地盤改良工事も必要じゃないか!と、心の中で叫びました。この説明を黙って聞いていた施主にもあきれました。建築指導課(行政指導)はなにしとる。よくもまあ建築確認申請許可したものだ!世の中どうなっとるんだ!目の前の大切な事を解決しないまま家を建てた場合の結末は目に見えておる!そうなった時の責任はだれが取る。建築請負業者か!私は猛烈に抗議する。いい加減な一級建築士は引っ込んでろーと。

それから数日後私どもの職方が集まった時、設計士の一言。えー基礎工事の基礎屋さん地盤が悪いので遣り方を出したあと、石灰を20センチくらいまいて
こねくり回して・・・と、それで固まるから、そんなもんでいいっしょ。
そんなもんでいいっしょとはなんだ!
これを聞いた私ども各職方一同あきれ果ててものも言えませんでした。
こんな設計士は設計士ではない!とっとと失せやがれ!と、言ってやりたかった。
皆さん気をつけて下さい。こんな設計士がまだ世の中にいるんです。それを黙って聞いている施主もいたという事も・・・この続きは後日。



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