門づくり。

2007年11月20日 | ものづくり 家づくり

門づくり完成です。

施工:有限会社 総合建築古谷工務店 設計:古谷浩孝建築設計事務所
【母屋は28年前に建てました】     
キャノン一眼レフ。

この門は、総檜造です。柱と桁は(吉野檜)破風と鴨居、建具は(木曽檜)
欄間は(花梨)柱は8寸角、間口10尺、鴨居の高さ6.2尺、棟までの高さ13尺。
蓑甲は、破風の幅程度。これで門づくり完了です。【建て方作業 完成までの写真】


鬼を取り付けて完成だ。


雪止め飾りを取り付け銅板葺き終って・・・建具も入った。 欄間(花梨)を大入れで組込んだ。
上野地板張り終わり・・・  下葺も終わり。・・・


化粧野地張り終えて、野母屋、野棟、野垂木を取り付け、蓑甲の丸みをとり野地板を張って・・・【駒ビタイなし】


少し見えにくいが、向こう側から化粧野地張リ始めた。
柱のホゾに(くさび) を打ち込んで、化粧野地張る準備がが出来た。 鴨居を取り付け欄間(花梨)を取り付ける準備も出来た。
破風、垂木、広小舞い、木小舞いが取り付けられた。さあ今日は此処まで・・・明日頑張ろう。


柱と桁が太くて重いのでユニックで持ち上げて組み終わった 骨組が出来た。良かったほっとした。
きようは天気もよくて気持ちがいい。絶好の上棟日和。 
門づくりの始まりだ!    


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増改築(改装工事)ビフォー アフター

2007年11月19日 | リフォーム
家壊しで覚えた職人技。

昭和40年代頃までは手で古い家を一つ一つ丁寧に解体してましたが、最近では重機であっけなく壊されてしまいます。 木造建築:建物は材質によってこそ違いがありますが、特に日本の檜は相当長く持つのです。光沢はいつまでも保持し続けます。
又、時が経つにつれ味わいが出てきます。 昭和30年~40年代に建てられた家は(高度成長期)檜材、無垢の柱を使用して造られた建物がかなり多く残っており、技術面でも本仕込みの大工さんが造った家ですから、それは素晴らしい仕事ぶりがうかがい知れる所です。
私は今まで数多くの古い家(明治、大正時代)の建て替えで解体する時に学んだ事は、一つ一つ丁寧に刻んで組み込まれた土台、柱、桁、梁、母屋、棟、垂木の一本一本まで先人職人の知恵と技術の高さに深く感心と感動を覚えました。
古くなったから壊して建て替えるのではなく、よく考えて耐震補強をし、良い木材を生かしながら家づくりするのが環境にやさしい家づくりといえるのではないでしょうか。 先人たちの築いた職人技を無駄にする事なく良いところは見習い、手造りでしっかりとした家づくりをするのが我々現役職人の役目だと思い、親から子、子から孫への、家づくり、この素晴らしい日本の伝統文化技術を絶やさないためにも微力ながら頑張り続けるしだいです。
(檜は二千年 欅は五百年もつと言われてます)
有限会社 古谷工務店 三代目大工棟梁古谷浩二 古谷浩孝建築設計事務所。【私の匠:北九州 山岡建設 故 山岡勝美棟梁。生涯の師。】



“改装工事”
   ☟
無事工事完了。玄関も少し高くして庇も付ける事が出来た。
二階の部屋も明るくてとても住みやすい家になりました。
ベランダも母屋と離れを繋げる事も出来た。耐震補強もしっかり考えて造りました。

【右側の建物は数年前離れを新築、今回母屋の増築で廊下を造り母屋と離れがつながり、とても便利になった。】
玄関入母屋、瓦の重さ約2トン。丈屋を含めた瓦屋根総重量11トンもあったが、屋根を銅板に葺き替えた結果、二階を増築(おかぐら)しても一階にかかる負担が少なくなり、建物全体の強度が増した。(延べ床面積105坪)


完成です。耐震補強金物:ホールダウン、筋交プレート、一階部分は古壁を壊して筋違をWに取り付け、耐震パネルで補強しました。
中塗が終わったら仕上げをコンプレッサーで下塗り吹き付けを6回繰り返して仕上ます。

この人一級技能士(花盛左官)↓全国大会出場経験者です。
左官屋さんが下塗りを始めました。
一階一部増築。 
(玄関は雨漏りしていた為傷みがひどく、取り壊して新しくしました)
※雨漏りの原因 捨て谷に穴が開いていた。瓦と銅板との化学反応、
又は、酸性雨が原因で穴が開いたと思われます。
以後、当工務店ではステンレス(捨て谷)を使用しております。

瓦を下し古い屋根を壊して二階を乗せる事が無事出来ました。
これは、お施主様、大工職人にとってもホッとするところです。
瓦下ろしから始めます。

地鎮祭が終わり、いよいよ増築工事が始まります。
(昭和42年に先代が建てた母屋です)

追記。
母屋の柱の長さ13尺。離れの柱10尺。柱の長さは約3尺違ったが、ベランダに階段を付けることによって、うまく母屋と離れをつなげることが出来ました。


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(玄関収納)下駄箱取り替え~ 取り付け

2007年11月17日 | リフォーム
今回取り付けた下駄箱はW1600 H2330 です。
この下駄箱はメーカーから梱包のまま届くので自分で組み立てなければならないが、少し腕に自信のある方はトライしてみてはどうでしょう。

組み立て方はダボ穴があいてるので、そこに木工用ボンドを注入して差し込むだけの簡単組み立てでOK。※組み立ては「あて木」を使います。 寸法はある程度自由に選べるため大概の家にマッチします。色、柄も選べます。下駄箱の梱包が届いたら、説明書をよく読んで組み立てる準備をします。

使う道具はプラスドライバー、出来ればインパクトドライバー、鉄鎚(かなづち)を用意します。(木工用ボンドは備え付けられています) 古い下駄箱を物置に移動しました。この下駄箱が今まで玄関に付いていた。↓


(1)組み立て、取り付け説明書をよく読む。

玄関収納(下駄箱)を取り付る場合、最も注意しなくてはいけないのは、壁の中に電話線や、コンセント スイッチ 電気配線等がある場合、危険ですので不用意に下地材を柱や壁に釘、木工ビス等で打つのはやめましょう。必ず確かめる事が重要です。わからない場合は、最寄の専門業者:電気屋さん(電気工事士 有資格者)か工務店に相談しましょう。※素人判断は大変危険です。

取り付ける場所にシッカリとした骨材を取り付ける。これは下駄箱を固定する位置を計って正確に取り付ける事が必要です。(柱が白い部分から下に今まで取り付けられていた下駄箱位置)↓

裏板補強桟を梱包に備え付けられている木ネジで固定する。↓

右側の収納ユニットが取り付けられた。↓備え付けられた木ネジでしっかり固定する。(電話モジュラが見えるがこれは今回移動しない)※移動する場合免許が必要です。


同じように裏板補強桟を取り付ける。立て掛ってる木材は自分で加工して補強をより強固にする為です。↓(創意工夫で頑丈に取り付けられます)

左の下駄箱が取り付けられた。締め金具(万力)を利用するとピタッと取り付ける事が出来ます。↓

天袋もしっかり補強桟を取り付ける。↓

天袋が取り付けられた。(取り付けビスは、柱、間柱、又はシッカリとした骨材にとめる事が重要です)↓

棚と建具が取り付けられた。棚を取り付けた後に建具を取り付けた方が作業はし易い。(チョウバン)ワンタッチ取り付けです。ドライバーはいりません。建具の調節はプラスドライバーで簡単。 ↓ 丁番はよく出来てます。ダイケン工業です。

ロング収納にはたくさんの棚がついてます。↓

左側の下駄箱の中↓

取り付けが終わりました。↓

完成です。時間のある方はトライしてみては如何でしょうか。
ダイケン玄関収納。しっかり取り付ける事が出来ました。
    お施主様にも好評です。おすすめします。
これは一例です。創意工夫でどこの家にでも取り付け可能です。



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洗面化粧台取り替えました。ビフォー アフター

2007年11月16日 | リフォーム
隙間なく新しい洗面化粧台を取り付ける事が出来ました。
W 75センチ→W 90センチにしました。 戸棚を含めた新しい洗面化粧台W1メートル20センチ。壁。タイル仕上がり内づら寸法は、1メートル21センチ、約1センチの余裕をもたせたが、壁の仕上がりが縦横直角に仕上がってないと、※納まりません。







給排水管取り外し↓

古い洗面化粧台撤去。

間口1200のスペース↓

取り外された洗面化粧台↓

新しい洗面化粧台、梱包解いて確める。↓

水とお湯の混合栓確かめて給水管とつなげる。
同時に排水管位置も確める。↓

給排水連結出来た。よし!これで大丈夫。寸法もばっちりだ間違いない。↓


完成!ぴったり取り付けられた

隙間なくぴったり取り付ける事が出来た。

洗面化粧台の上の部分↓ 反射してるのは鏡のせいです。

お湯と水の試運転をして・・・TOTOの洗面化粧台取り付け工事完了。


洗面化粧台取替え。約2時間の工事で終わりました。
協力工事店 有限会社 カベシマ設備。

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