5人と1匹~お気楽家族~プラスα

らぶらどーる寝とり~ば~のれおんとその他大勢のにんげんのくらし。

いつか来た道

2009年03月27日 | にんげん

2009年3月27日(金)

S兄は 我が家を巣立っていきました。

 

わたしの中では それは大きな出来事ではあったのですが

父と子、 兄弟たちのあいだには

『特別』な演出は一切なくて

その朝は まるで いつものように

ちょっと 出かけてくる・・・ くらいの あっさりした 出発でした。

 

男子が就職で家を出るということは

もうある意味『うちの子』のカテゴリーから離れる

子別れ親別れの儀式。

 

だから

わたしにとっては

大切な セレモニーの日だったのです。

 

それなのにさァ

まるで 2,3日で さも 帰ってきそうな感じで

じゃあね!って 行ってしまわれても。。。。。。

 

 

仙台駅には 友人や彼女がお見送りに来るというので

私と三男で 最寄の駅まで 送り 別れました。

 

 

次男を降ろした 帰り道  なぜだか

涙が 溢れて とまりませんでした。

 

 

永遠の別れでもあるまいし

なのに どうして こんなに 辛くて せつなくて 悲しいの?

 

 

わたしが 就職で 上京したとき

母も同じ思いをしたのだろうか。

あの時のわたしは ただただ 自分のこれからのことしか

新しい環境、 生活、 仕事、 自由への期待と希望で

前しか見ていなかった。

 

いまの次男と同じ

置いて行かれる 残された者たちの 寂しさなんて

これっぽっちも 考えたりしなかった。

 

そう、これは

いつか来た道。

 

役回りが 変わっただけだよ。

 

こんなにも  見える景色がちがうけれども・・・・・・。

 

 


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4 コメント

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Unknown (しょーご)
2009-03-30 13:15:52
もっと明るい日記書いてρ(..、) ヾ(^-^;)
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わかります。 (茉莉花)
2009-03-30 14:38:04
私も来年、長男に憑いて行きたい位です。(爆)~(m~-~)m

私もお嫁に来る時、何も考えず、じゃあね~
みたいな感じで嫁いで来てしまいましたが、
今になって、両親の深い悲しみがわかります。

二人姉妹の長女だった私。
両親は、目に入れても痛くないほど可愛がって
くれました。
もぎ取られるような悲しみ。
喪失感で暮らしていたのでしょうね…。

今、こちらの日記拝見して、感慨に浸っていました。

きっとそして、年月と共に慣れてくるのでしょうね?
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>しょーごさん (れんママ☆りこ)
2009-04-01 01:28:06
初コメントありがとーございます。

まあ、そのうち この生活にも慣れるとおもうので

それまでは 暖かく見守っていて下さい。

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>茉莉花さん (れんママ☆りこ)
2009-04-01 01:35:29
そうですね~
憑いていけるものならね~
私も 憑いていきたっかですけど
まだまだ うちには 手のかかるオトコどもが
3人残っているので かないません。
(*^_^*)

でも、
これを機に 私自身がもっと身軽になろうと思いました。
もっと自由に、行動的に・・。

時間って時に残酷で 時に優しいですよね。

少し、気分が楽になったみたいです。
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