パリの美術館から子供のための はじめての美術館1回1作品 2023

パリ、オルセー、ルーブル美術館から1回1作品、小さいお子様とご一緒にシニアの皆様も。やさしい教養。

アーモンドのその後、フランスの場合 注:以下情報は2015年当時のブログです。

2015-06-02 18:01:25 | 2015年ブログ
注:以下情報は2015年当時のブログです。


パリの生アーモンドのことはこの記事に書きましたね。

今日は、フランスならではのアーモンドのお菓子

ドラジェ

フランス東北部のヴェルダンの名物
アーモンドの砂糖がけ

色がかわいらしくて

アーモンドは実をたくさんつけるので縁起が良いとされて
結婚式や出産のお祝いにも配られます。

何百年も前からの伝統的な作り方

 アーモンドを選定している当時の画像

 

今も、サイズをそろえ良いアーモンドを選び

大きな鍋に入れられて少しずつ砂糖ペーストでコーティング

昔から全然変わらないこの大きな鍋

上手にコーティングができているかをつきっきりで確認しながら

色づけして売られます。

  フランスでは毎年50000トンのドラジェが販売されています。

実はこのドラジェ、

1220年に、ヴェルダンの薬剤師が初めて作りました。
アーモンドを保存して上手に運搬する方法を考えているうちに、砂糖ペーストでコーティングすることを思いつきました。 

薬も砂糖でコーティングしたものがありますね(糖衣錠)

昔は砂糖を売ることができたのは薬剤師さんだけだったそうです。

カラフルな袋詰め

これはフランス国旗色

 

チョコレートがはいったのもありますよ。

定番はピンクと

ブルー


そして金銀もあるので、

カラフルなドラジェに少しだけ金と銀を混ぜたら、

オシャレですね~

いつかお土産にどうぞ


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