眺める空に描くもの

高齢者女子のおひとりさま暮らしノート

ビジュゼロでもマイナスになるのはどうかと

2024-09-23 17:16:39 | 闘病記
今回、病気を発症して、治療を開始したとき、30年近く前の治療と全く違うと
思ったことは、やたらと書類が多いこと。

病気が確定してすぐに渡されたのは、書類や冊子が山ほど綴られたバインダー。
もう、それはかなりの重量で、大学の講義にでも通うのか? と思うレベル。

それぞれに必要な検査や治療の細かな説明書、同意書、関連の知識が詰め込まれた
冊子等々、おそらく、何かあったときのために、説明されていないとか、同意していない
ことをされた、といった訴えがないようにという意図を感じなくない。
いろいろ、大変な世の中ですからね。

その一方で、あまりにも説明事項が多すぎて、じっくり読んでいると、「矛盾点」が
見つかることも、先生方や看護師さんの対応でも矛盾があることもありで。

「おっかしいな」と思うことは多々あるけれど、「毒を食らわば皿まで」の私は
どこか、「ま、いいかー」と思ってしまうので、スルーしてしまうことが多い。
でも、それがために、結局、検査が先に進まないといったことがあるので、
さすがにそういったときの矛盾点は申告しなくちゃだめだなあとは思うけれど。
結構これも、聞き入れてくださる方も聞き入れない方もいて、難しいんですけれど。

こんなに膨大な書類や、先生、看護師さんの説明の詳細を頭に入れるのは、
こっそり言ってしまうと、「超めんどくさい」のです。すみません。

というわれで、抗がん剤の副作用の書類も斜め読みした私。

前回の入院、手術のとき、私は抗がん剤治療は免れたけれど、同室の患者さんたちが
抗がん剤治療を受けていらして、副作用での嘔吐や脱毛に苦しんでいらっしゃる姿を
目の前で見ていたし、父の抗がん剤治療の副作用も見ていたので、簡単なものではないとは
理解していたのですが。

もうね。ほんとに今回の手術で全集中力を使い果たしたって感じで。

高齢化してますしね。「ま、いいか」で過ごさないと。ふー。

ただ、斜め読みで、ちょっとよかったと思ったのは、私の抗がん剤治療薬は、点滴ではなく、
飲み薬での治療を選択したのですが(血管が取れないので)、このお薬だと、脱毛することが
ほぼ、ないという点。脱毛したら、さすがにビジュゼロ女の私でも、帽子やウィッグを
つけたくなるだろうなと思っていたので、その点だけは助かりました。

ただ、ひとつ気になったのは、副作用で「色素沈着」という文字を見つけたこと。
え? しみが増えるってこと? えーっ。それは、ちょっと嫌かも。
いくらビジュゼロとは言え、これ以上、ビジュがマイナスになるのもねえ。

そう思いながらも、放射線治療で通院しはじめたら、酷暑で陽射しががんがん。
最初は「色素沈着」の文字が浮かんで、焼けたくないと思っていたけど、もう暑くて体は
辛いし、気にしていられない。また、「ま、いいか~」が発動。

もういいです。ビジュマイナスになっても。高齢者女子は、それでなくても、日に日に、
ビジュマイナスになっていくもの。美魔女の方もいらっしゃいますけどね。
もとが違うわけですし。ま、しょうがないですよねー。さーせん。

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