放射線治療の日参時に、車の中で「かぐや姫」のアルバムを聞いていたことを
別でも書かせていただいたけれど、この中に収録されている「妹」という曲を
聞きなおしているうちに、「おやおや?」という引っかかりができてしまった。
この曲は1974年。昭和49年のリリース曲。両親が亡くなっていて、兄ひとり、
妹ひとりの兄妹で、明日、自分の友人に嫁がせる妹に対する思いを南こうせつさんが
情感たっぷりに歌い上げた、まだ、日本がそんなに豊かではなかったころの
切なくも愛しい思いが詰まった名曲で、映画も作られた。
私は映画も見た記憶があるけれど、今ひとつ、詳細は覚えていないので、曲ほどの
印象は得なかったのかなと思う。ただ、昭和に聞いていたときは、ご両親代わりに
厳しくも温かい思いで見守るお兄さんの姿がこうせつさんのあたたかい歌い方に
ぴったりだなあなんて、ただ、素直に思っていたのだけど、令和に聞き直してみると、
「あれ? これ、もしかして、今の時代なら、モラハラ?」と。
そう。さだまさしさんの「関白宣言」問題と似たような感じ。
私は「関白宣言」に関しては全く違和感がないし、「妹」に対しても、特に異を唱え
たいというわけではなくて、時代的に見ると、違和感になるものがあるんだなと
思っただけのお話。
引っかかったのは「おまえは器量が悪いのだから、俺はずい分心配していたんだ」と
結婚したら「どんなことがあっても我慢しなさい」という歌詞。
今風表現にすると、「おまえ、ブスだからさー。嫁の貰い手なんかいないんじゃないかって、
兄ちゃんは心配してたんだ。だから、あいつと離婚したら、もう二度と結婚なんかできないん
だからさー。何があったって、おまえが我慢しなくちゃなんだぜ」という感じ?
いや、それ、めちゃくちゃ、意訳し過ぎでしょ(笑)
でも、若干、そういったモラハラ臭になってしまうのが令和の時代かなと思った次第。
あれ? 私、「2ちゃんねる」まとめ動画の見すぎですか?
すみません。「2ちゃんねる」まとめには「ブスは生きる価値なし」くらいの話が盛りだくさん。
ま、それはさておき、「器量が悪い」という表現について、これは「死語」なのかなと。
滅多に聞かないような気がするんですが、みなさまは使っていらっしゃいますか?
「器量が悪い」というよりも、単刀直入に「ブス」と言われるのではと思われ、
「器量がいい」は「美人」とか「ビジュが盛れてる女子」とか?
そして、昭和のうちの母は私のことを「顏が悪い」と言っておりました。
おかーさん、今の時代ならモラハラです。
母には「ブスな娘ににブスだと言って何が悪い?」と言われそう(笑)
さて。この曲のように、私にも兄がいるわけだけど、この曲みたいな関係ではないなと。
性格的にわが兄には「情緒」がやや欠けているきらいがあって、クールでドライな反応が
通常運転なので、こういうことは考えないだろなと思っていたのです。
ただ、私がまだ、そこそこ若いころ、兄と共通の知り合いがいて、彼から、アプローチを
受けることが多々あり。バレンタインデーに何もしていないのに、ホワイトデーに
お花とお菓子をいただいたりして。
彼の気持ちに気づいていた共通の知り合いの既婚女性から「結婚したらいいのにー」と
言われていたことがありました。
私は「まさか。一体、いくつ違うと思っているの? 犯罪だから」と答えると、彼女は
「いいじゃない? 年齢なんて。お似合いだと思うけどなあ」と答えていた、という話を
兄に、冗談話として話したことがあったのですが、意外過ぎる反応が。
「なんだって? あいつがそんなことを? あいつはだめだ。結婚なんて、絶対にゆるさん」
と、怒ったのです。
もう、私はおかしくて、おかしくて大爆笑。どう考えても、兄がそんな反応をするなんて、
あり得ない。一体、どうしたんだろうと、本当にびっくりしました。
そもそも、「結婚」なんて、考えられるような年齢差ではなく、たしか、15歳くらい年下で、
それだけでなく、彼が結婚には向かない性格であることはわかっていたので、考える
余地もなかったのでした。もらっていただけるだけいい話だと言われるかもですがー。
彼はその後、何年も経って、今度は彼よりもかなり若い女性と結婚しましたが、
あっという間に離婚。「やっぱり、結婚には向いていなかったんだなあ」と
ひそかに納得しました。
兄は彼の離婚話をなぜか、おもしろがっていましたけどね。←やっぱり、ドライな性格だな。
別でも書かせていただいたけれど、この中に収録されている「妹」という曲を
聞きなおしているうちに、「おやおや?」という引っかかりができてしまった。
この曲は1974年。昭和49年のリリース曲。両親が亡くなっていて、兄ひとり、
妹ひとりの兄妹で、明日、自分の友人に嫁がせる妹に対する思いを南こうせつさんが
情感たっぷりに歌い上げた、まだ、日本がそんなに豊かではなかったころの
切なくも愛しい思いが詰まった名曲で、映画も作られた。
私は映画も見た記憶があるけれど、今ひとつ、詳細は覚えていないので、曲ほどの
印象は得なかったのかなと思う。ただ、昭和に聞いていたときは、ご両親代わりに
厳しくも温かい思いで見守るお兄さんの姿がこうせつさんのあたたかい歌い方に
ぴったりだなあなんて、ただ、素直に思っていたのだけど、令和に聞き直してみると、
「あれ? これ、もしかして、今の時代なら、モラハラ?」と。
そう。さだまさしさんの「関白宣言」問題と似たような感じ。
私は「関白宣言」に関しては全く違和感がないし、「妹」に対しても、特に異を唱え
たいというわけではなくて、時代的に見ると、違和感になるものがあるんだなと
思っただけのお話。
引っかかったのは「おまえは器量が悪いのだから、俺はずい分心配していたんだ」と
結婚したら「どんなことがあっても我慢しなさい」という歌詞。
今風表現にすると、「おまえ、ブスだからさー。嫁の貰い手なんかいないんじゃないかって、
兄ちゃんは心配してたんだ。だから、あいつと離婚したら、もう二度と結婚なんかできないん
だからさー。何があったって、おまえが我慢しなくちゃなんだぜ」という感じ?
いや、それ、めちゃくちゃ、意訳し過ぎでしょ(笑)
でも、若干、そういったモラハラ臭になってしまうのが令和の時代かなと思った次第。
あれ? 私、「2ちゃんねる」まとめ動画の見すぎですか?
すみません。「2ちゃんねる」まとめには「ブスは生きる価値なし」くらいの話が盛りだくさん。
ま、それはさておき、「器量が悪い」という表現について、これは「死語」なのかなと。
滅多に聞かないような気がするんですが、みなさまは使っていらっしゃいますか?
「器量が悪い」というよりも、単刀直入に「ブス」と言われるのではと思われ、
「器量がいい」は「美人」とか「ビジュが盛れてる女子」とか?
そして、昭和のうちの母は私のことを「顏が悪い」と言っておりました。
おかーさん、今の時代ならモラハラです。
母には「ブスな娘ににブスだと言って何が悪い?」と言われそう(笑)
さて。この曲のように、私にも兄がいるわけだけど、この曲みたいな関係ではないなと。
性格的にわが兄には「情緒」がやや欠けているきらいがあって、クールでドライな反応が
通常運転なので、こういうことは考えないだろなと思っていたのです。
ただ、私がまだ、そこそこ若いころ、兄と共通の知り合いがいて、彼から、アプローチを
受けることが多々あり。バレンタインデーに何もしていないのに、ホワイトデーに
お花とお菓子をいただいたりして。
彼の気持ちに気づいていた共通の知り合いの既婚女性から「結婚したらいいのにー」と
言われていたことがありました。
私は「まさか。一体、いくつ違うと思っているの? 犯罪だから」と答えると、彼女は
「いいじゃない? 年齢なんて。お似合いだと思うけどなあ」と答えていた、という話を
兄に、冗談話として話したことがあったのですが、意外過ぎる反応が。
「なんだって? あいつがそんなことを? あいつはだめだ。結婚なんて、絶対にゆるさん」
と、怒ったのです。
もう、私はおかしくて、おかしくて大爆笑。どう考えても、兄がそんな反応をするなんて、
あり得ない。一体、どうしたんだろうと、本当にびっくりしました。
そもそも、「結婚」なんて、考えられるような年齢差ではなく、たしか、15歳くらい年下で、
それだけでなく、彼が結婚には向かない性格であることはわかっていたので、考える
余地もなかったのでした。もらっていただけるだけいい話だと言われるかもですがー。
彼はその後、何年も経って、今度は彼よりもかなり若い女性と結婚しましたが、
あっという間に離婚。「やっぱり、結婚には向いていなかったんだなあ」と
ひそかに納得しました。
兄は彼の離婚話をなぜか、おもしろがっていましたけどね。←やっぱり、ドライな性格だな。
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