眺める空に描くもの

高齢者女子のおひとりさま暮らしノート

本日の「血戦」に勝利したのは?

2024-09-30 19:14:36 | 闘病記
さて。本日はまたまた「血戦の日」。

今回は中谷美紀(仮)先生の作戦がすでに練られているため、
「無駄のない闘い」になる予定ですが、いかがなものか?

本日の受付番号は0002です。家を午前7時前には出て来ましたからね。

「1番じゃなくちゃだめなんですか? 2番じゃだめなんでしょうか?」
もちろん、2番でOK。受付していただくと、早速、処置室に案内され、
ベットに寝かされ、電気を消される。

このまま動かずに待つこと30分。動いたらまたやり直しです。
これは「副腎ホルモンの検査」なのです。

前回、内科の貫地谷しほり(仮)先生が「悪性の疑いがあるため、MRI
等の検査を行いたい」とおっしゃっていた検査のひとつ。

30分たったところで、中谷先生(外科医)がそーっと登場。口に指を当てて、
「しっ」という態勢。会話してもいけないんですね。微妙な検査だなあ。

本日は中谷先生のいらっしゃる階の処置室にエコーが入っていた。おおっ。
私のためだけにエコーを検査室から借り受けてくださったらしい(涙)

私が「単純な検査用の採血でもエコーじゃないと採血はできないのに、
安静時採血はできないはず」と、貫地谷先生(内科医)付きの看護師さんに
しつこく食い下がった結果、中谷先生と貫地谷先生が話し合ってくたさって、
結果、中谷先生がご自身の確認用の採血(抗がん剤治療の状態確認)と、
貫地谷先生の「副腎ホルモンの検査」を同時に請け負ってくださったというわけ。
なんとありがたいことでしょう。

はい。そして、エコーでの採血は1回でOKでしたー。
やはり、中谷先生の作戦勝ちです。
華麗に成し遂げた中谷先生も、大変、うれしそう!
おめでとうございます。中谷先生! そして、ありがとうございます(涙・涙)
無駄なあの5ラウンド血戦に負け続けた看護師さんたちにこの勝利を捧げます。
そして、私同様に採血ができないとお悩みのみなさん、エコーでの採血方法を
担当医にご相談くださいませ。

そして、検査結果を待ち続け、無事に検査結果も出て、また、今回も正常値。
「うーん。検査結果もきれいですねー。ほんとによかったー」と、
美しい中谷先生の笑顔に癒されるわたし。

いつものように抗がん剤の副作用についてや、ホルモン補充療法開始で想定される
副作用についての説明や治療計画についてお話を受けて、「それじゃ次回は」と
言われたので、私はあわてて、中谷先生にすがる。

「貫地谷先生が来週、MRI検査をなさる予定にしていらっしゃるんですが、
おそらく、造影剤のルートが取れないと思うんです。採血でさえも、エコーで
やっと取れるわけですから、造影剤なんて無理じゃないかと不安で」

本来は中谷先生ではなくて、貫地谷先生にご相談すべきなのだろうけれど、
貫地谷先生の方はどれだけ、私が申告しても、今日の安静時採血もふつうに
行おうとしていた(安静時採血はすでに3回ほどできていないのに)くらいなので、
私の血管が採血できない状態ということが実感としておありにならないと見て、
身を持って体験してくださっている中谷先生から貫地谷先生にご忠告
いただいた方が、効果があることは今回の血戦で自明の理。
再度、中谷先生にプッシュしていただいた方がいいと思ったのです。

やさしい中谷先生は「そっか。そうだよねえ」とすぐに賛同。先生付きの看護師さんも
「ルートは採れないでしょうね」と同意。「じゃ、貫地谷先生の方に話してみますね」と
またもや、他科の診療について請け負ってくださったのです。

今日は貫地谷先生の診察は予定に入っていなかったのですが、歯科受診のあと、
「内科にも立ち寄ってください」と言われて、貫地谷先生のお部屋に行くと、
「中谷先生にお話をうかがって、血管の血流が流れなくなっているので、
造影剤を入れての検査には無理があるとの判断をしました。検査は早くしたかったの
ですが、今回は見合わせて、もう少し血管が再生してからにしましょう」とのこと。

そうですよねー。そう思っていましたよーと心の中で思いつつ、「わかりました!」と
元気よく、おこたえしました。

ほんとに、助かりましたよ~。
絶対にMRI検査はできずに、無駄になると思っていたものー。

でも、検査ができないとき、「じゃ仕方ないですね」とはなかなか言えない先生方。
どうしても検査しようとするから、こちらは疲労困憊。さっさと諦めてくださると
いいけれど、あれはやはり、「結果を出せない」ことに対してのブライドがありそうです。

最初のがんの闘病のとき、大学病院からCT検査のために、別の病院に行かされたとき、
やはり、造影剤が入らなくて、大騒ぎ。おそらく、有名大学病院から回された患者さんの検査が
できないなんて面子があるようで、その病院の先生方みんなが出ていらしたんじゃないかと
思うくらいの人に囲まれて、手も足も両手、両足をぶすぶす刺されて、死にそうになったという
お話を中谷先生に訴えたので、「うわー。それはトラウマになるよねー」ということで、
無理なMRI検査回避をプッシュしていただけたようです。

ほんとに、もう、私の血管さんたちの頑固さと来たら。
本人はすぐに「へいへい。お好きになさって―」というやわやわ人間なのにね。

午後からは、放射線治療と織田裕二(仮)先生の診察。
織田先生「今日は採血がうまくいったようでよかったですね。採血の結果も問題なさそう
なので、治療をすすめますね」と。おそらくですが、「血戦」がご自身の身に降りかかって
来ないことで、ちょっと安心なさっているご様子です。ふふ。

そういう意味で、矢面に立って「血戦」に挑んでくださる中谷先生に感謝。
美人で優秀でおもしろくてやさしくて。本当にすてきな先生。

今日から、中谷美紀さんをイメージしていただければと思って名づけています。
似ているか似てないかはみなさまのご判断次第でしょうが、私のイメージとしては
そんな感じ。

貫地谷先生も貫地谷(しほりさんのイメージで。

実際と違うのでは?というクレームは一切、受け付けませんので、ご容赦ください。

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