今年は、イギリスのEU離脱に続き、
さすがにないだろうと思われた、アメリカのトランプ勝利。
世界最大の英語辞典であるオックスフォード英語辞典は
2016年を象徴する「今年の単語(ワード・オブ・ザ・イヤー)」に、
形容詞「post-truth」を選んだと発表した。
意味は「世論形成において、客観的事実が、感情や個人的信念に訴えるものより影響力を持たない状況」としている。
なんか、難しいけど、
既得権層が示す事実への不信の増大が概念の土台になっているという。
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それに比べると、日本の今年の一字「金」ってのはどうなんだろう。。平和やね。
ちなみにオックスフォードの去年の単語は「emoji(絵文字)」
ニューヨークのMOMAに今、「emoji」が展示されているとのこと。
去年と今年では、流れがガラッと変わったんやねえ。
世界は第二次世界大戦前のように
国々が内向きになっているという。
それがどうなっていくのかは、
誰もわからないんだけれど、
ジタバタしても、グローバル化の流れは
結局は止められないはず。
そんなに大規模な戦争も
もうできない時代になっていると思う。
でも、思いもよらない事が起こるのが自然と人間社会。
小池東京都知事のモットーの言葉は
「備えよ常に」とのこと。
来年以降、しばらくは
「備えよ常に」なのかもしれない。