60代 スッキリ行こう🐦

還暦過ぎた!
これからも、心の向くままケセラセラ。

三島由紀夫 記事を見て

2010-11-26 10:28:48 | 日々雑記
40年前の昨日、三島由紀夫の決起自決事件が起こった。
小学生だった私も、なんとなくテレビでのニュース映像を覚えている。

今朝の朝日新聞に、それに関する記事があった。
その中で気になったこと。。

三島由紀夫には未来が見えていた。
「このまま行ったら『日本』はなくなってしまう」
「その代わりに、無機的な、からっぽな、ニュートラルな」経済大国が残る、と言った。

ふ~~ん。実際そんな感じやなあ。
よう、40年も前になあ。。

でも、その記事は最近の中国、北朝鮮の脅威に対して、
三島の叫びを今こそとばかり、憲法改正を言い、自衛隊を国軍にしろ、中国、北朝鮮の脅威に対して国防を強化せよという世間の一部の意見に異議を唱えている。

三島は、そんな偏狭な、排外主義的な日本を夢みていたのではなく、
「創造力の煮え立っている国。一方では刀をふりまわす、一方では文化創造力が煮え立っている、エリザベス朝時代」のような自由でバイタリティあふれる日本を夢見ていたという。
三島は、何よりも、国民の精神を型にはめ、強制することを嫌ったという。

ふ~~ん。坂本龍馬みたいなもんやなあ。


結局、創造力あふれる改革の志士はいつも途中で命が絶たれたということか。
でも、そういう人がいたっていうこと。
また、今の日本にも同じ気持ちでいる人は、きっとたくさんいるんだということ。
そして、そういうことを経て・・でしか
新しい世の中はやってこないということ。
国境の異議というのも薄れていく時代になってる面もあるしねえ。

今の日本が無機的で、からっぽでニュートラルな経済大国であるということは
ただ嘆かわしいだけではなく、
考え方によっては、日本史上で一番庶民が自由な時代なのかもしれないと思う。
ただ、奥ゆかしい日本人一人一人がどうしていいかわからず
さまよっている。。
そういう過程なのだと思いたい。
私たち一人一人が試されているのだ。

創造力とバイタリティのない、自由な日本。

こういう国も珍しいと思うから
その珍しさを武器に、とにかく胸をはって対峙する。。

そういう姿勢が、外国から見ると脅威かもよお。
あ、でも中国にはダメ。
尖閣諸島にははやく何かつくって、誰が常駐しないと
隙をみて上陸されて、のっとられちゃうからねえ。
やれやれ、えらい国に囲まれてるなあ。。ニッポン!!



なんだか、風邪気味の鼻をすすりながら
そんなこんな考えた今朝の朝でした。

仙台の今日の最高気温は15度
息子が沖縄に修学旅行に行っている。
沖縄は21度
・・
仙台、朝晩、寒いからなあ。
帰ってきて風邪ひかさないようにしなきゃねえ。。


(写真は、先日のオトナ夢フェスタで。。)














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