【デッドマンズ・チェスト】特典映像

【パイレーツ・オブ・カリビアン　デッドマンズ・チェスト】
皆さん、ぼちぼち楽しんでいらっしゃる頃でしょうか？

このDVD本編の面白さは言うに及ばず、
超デラックスな特典映像には、きっと誰もがウハウハなことと思います

隠しメニューもご覧になりましたか？
正規でない場所に、宝探しのごとく隠されている映像があります。
私は４つ見つけましたが、本当はいくつあるのでしょう？


さて、今回の特典映像は５時間半というサービスぶり。
映画製作裏話、それぞれの担当者の興味深い話、
ジャックの衣装や小道具にまつわるあれこれ。
本当に面白いですね～～～～。

特にジャックが身につけているものは、全て物語があるというのがすごい。
指輪から髪飾りまで、一つ一つに過去の物語がある。
もちろんそれはジョニーが想像した話なわけで、
ジョニーはジャックの過去まで遡って、役作りをしていたんですね。

それから、衣装を決める時は一目でジョニーが即決したというのも、
ジョニーの勘の良さと、直観力が伺えます。

ジョニーは何でもすぐに『これだ』と分かるのでしょうね。妻さえも…（笑）

衣装を全て身につけて、『ほら、ジャック・スパロウだ』
ジョニーの頭の中では、衣装合わせをする前から、
キャプテン・ジャックはいたのですね。

それから、あの、骨で作った丸い檻を、ウィルたちが揺する場面。
撮影現場の可笑しさといったら、声を上げて笑いました。
監督も爆笑しているし（笑）

しかし、あの場面でワルツを流すというのを考えたのは監督ですか？
天才ですね。



そして忘れてならないのが、脚本家による音声解説
映画撮影中の裏話満載で、これも映画に匹敵するほど面白かったです。

ジョニーはいつものように、アドリブも多かったのでしょうね。
ウィルのリアクションがそのまま使われたり、
分かって観ると、やはり面白さは格段にアップします。

他の映画だと、監督によるコメンタリーというのが多いようですが、
これを観て、再度本編を鑑賞すると、
よりいっそう楽しむポイントが増えること間違いなしです。


ジョニーの他の作品でコメンタリーが良かったのは【ブロウ】ですね。
あれを観たのと観ないのでは、全然違っていました。
『なるほどね～』というポイントがいっぱいあって、
あの監督の話で【ブロウ】が好きになったと言っても過言ではありません。



さて、特典映像を一通り観たので、
今夜はじっくり本編の鑑賞と行きましょう。

ジャックにめぐり合った夏。
ジャックに再会の冬。
そしてまた来年の５月に感動の再会。

早く次を、早くその先の話を…と求め続ける私は、
『這えば立て　立てば歩めの親心　我が身に積もる年も忘れて』
と、赤い字のこんな心境です（苦笑）