先日コメントを頂いたしずくさんのお言葉、
『チェーザーのラブシーンを観て死ぬかと思った』について、
今更ですが再度検証したくなり【耳に残るは君の歌声】を観てみました。
ルーと共にジプシーの双璧を飾るチェーザー。
世界一焚き火の似合う男。
暗闇の中で温かなオレンジ色の光とその影が揺れる時、
チェーザーの哀愁とぬくもりが匂い立つ。
そこに佇むだけで魅惑的な芳香を放つ男。
原題は「THE MAN WHO CRIED」。泣いた男。
邦題としては”男はつらい”というニュアンスが最適かと思われますが、
いつまでも耳に残る歌声をタイトルに据えて印象深い。
サリー・ポッター監督による悩殺チェーザー絵巻。
あらゆる見せ方が女性監督ならではの目線ではないでしょうか?
ジプシーということでここでも2本の金歯を装着しているが、
ほとんど笑うことがないのではっきりとは見えず。
アップの場面でかすかにチラリと見える程度。
同じジプシーでもルーに金歯は似合わないような気がする。
無くて良かったかも…(笑)
ジプシーという連帯感のある『家族』について、深い絆と確固たる愛をチェーザーは語る。
そして『子供は皆おれの子だ』と言う。
まるで比喩に聞こえないのが怖い(爆)
このジプシーの中でははっきり言ってチェーザーの一人勝ち。
物心のついた少女からまだまだいけるおばさんまで、
どうしてザ・フェロモン・チェーザーをスルーできましょうか。
群がる女を掃いて捨てられる程の、類い希なるオーラを持ちながら、
それでも孤独感や哀しみや痛みのようなヴェールに覆われているチェーザー。
一方、時代の波に翻弄され父親探しの旅を続けるスージー。
凛とした孤独と清楚な気高さが漂う。
パリで巡り合った二人。見つめ合う二人。二人だけの時の始まり。
スージーの大きな瞳が哀しげに揺れれば、
たちまちチェーザーの心にさざ波が立ち、やがて二人は恋に落ちる。
そして満天の星空の下、どこか刹那的でメラメラと情熱的な、
語り継がれる愛のシーンへと突入する。
焚き火に照らされたチェーザーの美しい横顔。
例え無学でも、例え字が書けなくても、いったいそれが何程のものだろう。
この目が見つめる先にいたいと思うのは人類メスの切望ではあるまいか?
遙か太古のクロマニョン人から宇宙に旅立つ未来のヒトまで、
全てに通じるDNAの歓喜の瞬間と言ったら言い過ぎでしょうか?
今まさにXY染色体が戦闘態勢に入り、XX染色体が喜びの宴を待つ。
一緒に目を閉じている場合ではないチェーザーの官能的な表情。
まばたきさえも惜しむようにしてこの瞬間を見つめていたい。
チェーザーの震える吐息に心は乱れ、顔に落ちる影さえ悩ましい。
閉じられた瞳に神秘的な蒼い残像が揺らめき、
再びその妖艶な瞳が見開かれた時…。
その瞬間(笑)、この映像に世にも魅惑的な禁断の音声が重なる。
脳が溶けて鼻から出そうになる。
笑っちゃうほど上手い。
そしてやはり死ぬほどすごい。
強いて難点を挙げるなら、暗くてよく見えないところでしょうか。
火が足りない、焚き木を燃やせ、ライトが欲しいなどなど思っているうちに
このシーンもフィナーレを見ることなく終了する。
耳に残るはチェーザーの○○○声。
一連のどアップに感謝しつつ、リピートは言うまでもない。
こちらのシーンはもっと暗くてもっと短い。
寸暇を惜しんでお互いを求め合う切なくも美しいシーンなのに、
ほの暗い明かりが艶めかしくシルエットを映すのみ。
場合によっては【ノイズ】に匹敵するであろう垂直な愛のシーン。
いえ、スペンサーの目的はあくまでも生殖なのだから、
チェーザーとスージーの清らかな愛の前に敵うはずもない。
なんのかんの言ったところで、やはりライトが欲しい。
これらのラブシーンに息を飲むほど魅了されるのは、
語らずして香るチェーザーの野生味溢れる色気と、
心を射抜く月光の瞳がそこにあるから。
チェーザーと共に見つめる焚き火には身を焦がす炎が揺れている。
父親との再会の結末よりも、
身を引き裂くようなチェーザーとの別れが大きな山場となって記憶に残る。
何度も言うようですが、私なら父親は諦めるのに…(笑)
ナチスによるユダヤ人及びジプシーの迫害が迫る中、
あの二人はもはや永久に会うことはないのでしょう。
出会った時代の哀しい定めである。
チェーザーはその後囚われてしまったのか?
もし生き延びたならスージーを探す旅に出ただろうか?
死が二人を別つ前に、自らの手で幕を下ろしたこの世の愛。
チェーザーを愛した後に、いったい誰を愛せと言うのか。
別れの盃を交わした切ない夜の記憶を、
二人は幾度繰り返して思い出すのだろうか。
その後の二人の行方がいつまでも気になるのです。
願わくば再びの逢瀬がありますように…。
検証結果:ラブシーン危険度レベル4を認定致します。
『チェーザーのラブシーンを観て死ぬかと思った』について、
今更ですが再度検証したくなり【耳に残るは君の歌声】を観てみました。
ルーと共にジプシーの双璧を飾るチェーザー。
世界一焚き火の似合う男。
暗闇の中で温かなオレンジ色の光とその影が揺れる時、
チェーザーの哀愁とぬくもりが匂い立つ。
そこに佇むだけで魅惑的な芳香を放つ男。
原題は「THE MAN WHO CRIED」。泣いた男。
邦題としては”男はつらい”というニュアンスが最適かと思われますが、
いつまでも耳に残る歌声をタイトルに据えて印象深い。
サリー・ポッター監督による悩殺チェーザー絵巻。
あらゆる見せ方が女性監督ならではの目線ではないでしょうか?
ジプシーということでここでも2本の金歯を装着しているが、
ほとんど笑うことがないのではっきりとは見えず。
アップの場面でかすかにチラリと見える程度。
同じジプシーでもルーに金歯は似合わないような気がする。
無くて良かったかも…(笑)
ジプシーという連帯感のある『家族』について、深い絆と確固たる愛をチェーザーは語る。
そして『子供は皆おれの子だ』と言う。
まるで比喩に聞こえないのが怖い(爆)
このジプシーの中でははっきり言ってチェーザーの一人勝ち。
物心のついた少女からまだまだいけるおばさんまで、
どうしてザ・フェロモン・チェーザーをスルーできましょうか。
群がる女を掃いて捨てられる程の、類い希なるオーラを持ちながら、
それでも孤独感や哀しみや痛みのようなヴェールに覆われているチェーザー。
一方、時代の波に翻弄され父親探しの旅を続けるスージー。
凛とした孤独と清楚な気高さが漂う。
パリで巡り合った二人。見つめ合う二人。二人だけの時の始まり。
スージーの大きな瞳が哀しげに揺れれば、
たちまちチェーザーの心にさざ波が立ち、やがて二人は恋に落ちる。
そして満天の星空の下、どこか刹那的でメラメラと情熱的な、
語り継がれる愛のシーンへと突入する。
焚き火に照らされたチェーザーの美しい横顔。
例え無学でも、例え字が書けなくても、いったいそれが何程のものだろう。
この目が見つめる先にいたいと思うのは人類メスの切望ではあるまいか?
遙か太古のクロマニョン人から宇宙に旅立つ未来のヒトまで、
全てに通じるDNAの歓喜の瞬間と言ったら言い過ぎでしょうか?
今まさにXY染色体が戦闘態勢に入り、XX染色体が喜びの宴を待つ。
一緒に目を閉じている場合ではないチェーザーの官能的な表情。
まばたきさえも惜しむようにしてこの瞬間を見つめていたい。
チェーザーの震える吐息に心は乱れ、顔に落ちる影さえ悩ましい。
閉じられた瞳に神秘的な蒼い残像が揺らめき、
再びその妖艶な瞳が見開かれた時…。
その瞬間(笑)、この映像に世にも魅惑的な禁断の音声が重なる。
脳が溶けて鼻から出そうになる。
笑っちゃうほど上手い。
そしてやはり死ぬほどすごい。
強いて難点を挙げるなら、暗くてよく見えないところでしょうか。
火が足りない、焚き木を燃やせ、ライトが欲しいなどなど思っているうちに
このシーンもフィナーレを見ることなく終了する。
耳に残るはチェーザーの○○○声。
一連のどアップに感謝しつつ、リピートは言うまでもない。
こちらのシーンはもっと暗くてもっと短い。
寸暇を惜しんでお互いを求め合う切なくも美しいシーンなのに、
ほの暗い明かりが艶めかしくシルエットを映すのみ。
場合によっては【ノイズ】に匹敵するであろう垂直な愛のシーン。
いえ、スペンサーの目的はあくまでも生殖なのだから、
チェーザーとスージーの清らかな愛の前に敵うはずもない。
なんのかんの言ったところで、やはりライトが欲しい。
これらのラブシーンに息を飲むほど魅了されるのは、
語らずして香るチェーザーの野生味溢れる色気と、
心を射抜く月光の瞳がそこにあるから。
チェーザーと共に見つめる焚き火には身を焦がす炎が揺れている。
父親との再会の結末よりも、
身を引き裂くようなチェーザーとの別れが大きな山場となって記憶に残る。
何度も言うようですが、私なら父親は諦めるのに…(笑)
ナチスによるユダヤ人及びジプシーの迫害が迫る中、
あの二人はもはや永久に会うことはないのでしょう。
出会った時代の哀しい定めである。
チェーザーはその後囚われてしまったのか?
もし生き延びたならスージーを探す旅に出ただろうか?
死が二人を別つ前に、自らの手で幕を下ろしたこの世の愛。
チェーザーを愛した後に、いったい誰を愛せと言うのか。
別れの盃を交わした切ない夜の記憶を、
二人は幾度繰り返して思い出すのだろうか。
その後の二人の行方がいつまでも気になるのです。
願わくば再びの逢瀬がありますように…。
検証結果:ラブシーン危険度レベル4を認定致します。
ジョニー遊びが大好きです。
チェーザーに思わず指がタイピングしてしまいました。
「泣かな~いでぇ~♪」
(ソロカラ…♪)
ようこそおいで下さいました。
私の涼しい一人遊びにお付き合い下さいまして、
どうもありがとうございます
>「泣かな~いでぇ~♪」
ぷぷぷ。。チェーザーが舘ひろし!…いいですね~!!
石原軍団にいてもいいかも(笑)
文字は追々覚えるということで。。(爆)
うん、きっとチェーザーは「泣かないで」を歌うと思います
コメントありがとうございます♪
よろしければまた遊びに来て下さいね
まぁ!!フェロモンの塊チェーザーが私の前にィィ!!(といっても画面の中ですが><)笑
記事に取り上げてくださってありがとうございます
というか、何度読んでもReiさんの文章は魅力的です。その文才を分けてほしいです
ただキャー②言って感情を出すだけの私が恥ずかしい
でも・・・
やっぱり言っちゃいます(笑
>耳に残るはチェーザーの○○○声。
・・・・もう残りまくりです(爆
これ、演技ですよね?(何度観ても思う)笑
凄いですジョニー
も~~ スージーになりたいっ!!!境遇は切なすぎるけど、私もあんな風にチェーザーと・・・・
・・・ぐはッ!!
また死ぬとこでした(爆
焚き火のシーンで、チェーザーが快楽の吐息とともに何か言いますよね?あれって何て言ってるんでしょうか;ロシア語??
意味の予想は出来るんですけど(笑)、何か気になってます
DVDで何度も繰り返し観たこのシーン
静止画で観るとまた何とも悩ましい・・・
『もっと光を!!』です。
それにしても
>DNAの歓喜の瞬間
まさかの
>クロマニョン人
まで
さすがのチェーザーのフェロモンも
Reiさんの感性に感服です。
先日のシークレットバトン
とっても気になるのですが・・・
今、朝の6時です。
朝、一発目から物凄いものを見ちゃいました。
読んじゃいました!
今日1日、私、使い物になるだろうか???
そうそう、
そう言えば、私、まだ「耳に~」のDVD手に入れてなかったんだ!
早速、○mazonにアクセスしなきゃ。
次ぎのお買い上げは、これに決定です!
お陰様で久々にチェーザーとご対面出来ました。
いつでも観れると思うとなかなか観ないもので…(汗)
いや~それにしてもチェーザーはクールにムンムンですね!(爆)
静かで目立たない性格と思われるにもかかわらず、
なんのなんの、やはり吸引力抜群です☆
チェーザーを語ると知らず知らずのうちに、
誇大妄想による誇大表現のオンパレードになっちゃいますね(^^ゞ
すべてはお遊びなので鼻で笑って許して下さいませ
>これ、演技ですよね?(何度観ても思う)笑
ぷぷぷ…あ、もちろんシテる振りですが(笑)、
ほんとすごいリアルですよね~~~~~~
これはジョニーのその時のそのまんまだと思ってよいのではないか、と思ってます(爆)
そう思って見ると尚更楽しいです
>チェーザーが快楽の吐息とともに何か言いますよね?
え?そうでしたか??
う~~ん…一時停止に夢中で聞き逃したのかも…。
もう一度大音量で見てみますね!!
確かに意味からするとね~、あれこれ浮かびますよね~(笑)
>『もっと光を!!』です。
そうなんですよ~!!
もうちょっとでいいからライトを当てて~という感じでしたね。
でも考えてみれば、
チェーザーは野生の獣のように暗闇がよくお似合い(笑)
スポットライトはどうも似合いませんわね
チェーザーの魅力って、人間の根源的な部分に訴える色気のようが気がするんです。
メスがオスを好ましく思うというレベルで。
理屈や議論を飛び越えたもの、
つまりそれをフェロモンと呼ぶんですよね(笑)
バトンですが、るーじゅさんにももちろん良いところにお名前をお借りしました。
ご安心くださいね。
ご登場に感謝致します
焚き火のシーンがもうすぐ終わりそうな時に!!(笑
是非確かめてみてください
>ジョニーのその時のそのまんまだと思ってよいのではないか、と思ってます
あわわわわわ!!想像(妄想!?)しちゃった!!(爆
PC前で一人ニヤけてる自分。。。
・・・・1人だからいいんだもん!!(爆
ごめんなさい、皆さんが観てることを前提に書いてしまって、
riさんはまだご覧になっていませんでしたか?
それともレンタルで既に観ておられましたか?
改めてじっくりご覧になるのもオツなものですので、
どうぞビール片手に思う存分リピートなさって下さいね(爆)
それにしても、チェーザーは美しいわ~~
人間というよりも新種の麗しいオスという感じです♪
今速攻で観てみました(鼻血フキフキ)
確かに何か言ってますね!
始まる前にもゴニョゴニョと何か言って、
スージーの口に『シー』って指を当てて、
それから最中にも”巻き舌”でね(笑)
これ、何語でしょうね?
フランス語?ロシア語?
…分からないのが悔しいですがこれはお手上げです
トレビア~ンでもないし…(爆)
ライトどころか字幕が欲しかったですね!!
私ならこういう言葉を言って欲しいというのはありますが、
とてもここには書けません(笑)
もしかしてジョニーのアドリブのような気もしますね。そういうの上手いから♪
私も非常に気になります…誰かご存じの方はいらっしゃらないかしら。。
お役に立てずごめんなさいね。