『毒を食らわば皿まで』。
そんな意気込みで手を出した【ラスベガスをやっつけろ】です
見事なまでに剃り上げた、ツルツルのサムライヘアー。(号泣)
『ジョニー~~~!!!』(泣き崩れ、起き上がれず)
ルーがチェーザーがドンファン・デマルコが
霧の彼方にかすんで行く…(笑)
こうなることが予想されたので、なかなか手が出なかった【ラスベガス~】です。
でも、そんなためらいを吹き飛ばして下さったのが、Jさんのこんなお言葉。
『随所で声や動き方にジャックが垣間見えたり、別の楽しみ方もできるかと』
これです
最高のお勧め言葉ではないでしょうか
これほどそそられる言葉がありますでしょうか
瞬く間に敬遠が楽しみに変わり、わくわくする期待を胸に鑑賞に挑んだのでした。
『クスリが効き始めたのは、砂漠の入り口にさしかかった頃だった』。
まるで川端康成の『雪国』を思わせるこの出だし(笑)
このようなデュークのナレーションで始まるこの映画は、
ジャーナリストのラウル・デューク(ジョニー)と、
友人で弁護士のドクター・ゴンゾー(ベニチオ・デル・トロ)の二人が、
車のトランクにありとあらゆる大量のドラッグを積み込んで、
ラスベガスを目指すところから始まる。
すでに車中からラリっており、
異様なハイテンションはそのままラストまで頑なに維持。
仕事らしいことはせず、ハチャメチャな言動はいたる所で騒動を巻き起こし、
数々の悪行に反省の色は皆無で、そのままラスベガスをやっつけるごとく暴れまくる。
なるほどJさんのおっしゃるように、デュークの手の動き、ふらふらした足取り、声の出し方などに、
未来のジャック像が偲ばれる場面が多々あります。
確かにジャックはこの生態系統の延長上に生息している
またここに、カトちゃんとジョニーを並べて記すのは本意ではありませんが、
ラリった時の大げさな酔っ払い風な歩き方と派手なコケ方に、
ドリフの基礎を見る思いです。
プロフェッショナルなコケ方とでも言いましょうか
ジョニーは原作者であるハンター・J・トンプソンと数ヶ月行動を共にし、
彼自身の実話であるこの【ラスベガス~】の主役のデュークを、
外見から仕草、クセに至るまでそっくりに再現。
一方、ドクター・ゴンゾーを演じるベニチオ・デル・トロも体重を17キロ増量し、
二人の怪演は観る者の目を奪い、笑わせ、凄まじいハジケぶりで圧倒する。
初めに滞在したホテルで、『散らかす』という言葉ではあまりに足りない惨状と、
山のように溜まったルームサービスの請求書に怖れをなし、
ホテル代を踏み倒してトンズラを決め込む。
そのままラスベガスともお別れかと思いきや、訳あってまたしても、今度は別なホテルへ移動。
ある時、新しい滞在先のホテルのスウィートルームで強力なドラッグを使用し、
異次元の世界に旅立ったデュークが、正気に戻って目にしたものとは…。
壁という壁を悲惨なまでに汚しまくり、全ての物を破壊し、足の踏み場も無く、
徹底的に荒らされた部屋の中で、
自らも、考えられないほど奇抜な格好で(ここ爆笑)、
はたしてこれが幾昼夜続いたものかも全くわからない状態に呆然自失
観てる方はもっと唖然(笑)
デュークの口から次々飛び出すその場しのぎの名言は笑いを誘い、
悪行の限りを尽くしても憎めないキャラは、
さすがジョニーならではのクールさとカッコよさで、
気が付けばいつしか○ゲも見慣れて愛らしささえ漂うほどに。
エド・ウッドもすごかったけど、デュークもすごいぞ
奇想天外で奇天烈な二人は、観る人によっては甚だしく不快で、
ムカムカするような胸の悪さを覚える場合もあるかと思います。
この映画に関しては、好みがはっきり分かれると確信。
テーマがテーマだけに、万人受けはありえないでしょう。
そこがジャックとデュークの決定的な違い
けれども、ハジけて生き生きと動き回るジョニーはいつでも魅力的で、
またしても『なりきり』というプロの技を見せ付けてくれるのです。
親馬鹿ならぬ、ジョニー馬鹿と化しております
珍しい半ズボン姿もベリー・キュート
何をやってもイカしたジョニーなのでした
Jさんの心惹かれるご説明に対しましては、ここで改めてお礼を申し上げます
私も同様に、声を上げて笑いました
○ゲジョニーも難なくクリア★★★★
そんな意気込みで手を出した【ラスベガスをやっつけろ】です
見事なまでに剃り上げた、ツルツルのサムライヘアー。(号泣)
『ジョニー~~~!!!』(泣き崩れ、起き上がれず)
ルーがチェーザーがドンファン・デマルコが
霧の彼方にかすんで行く…(笑)
こうなることが予想されたので、なかなか手が出なかった【ラスベガス~】です。
でも、そんなためらいを吹き飛ばして下さったのが、Jさんのこんなお言葉。
『随所で声や動き方にジャックが垣間見えたり、別の楽しみ方もできるかと』
これです
最高のお勧め言葉ではないでしょうか
これほどそそられる言葉がありますでしょうか
瞬く間に敬遠が楽しみに変わり、わくわくする期待を胸に鑑賞に挑んだのでした。
『クスリが効き始めたのは、砂漠の入り口にさしかかった頃だった』。
まるで川端康成の『雪国』を思わせるこの出だし(笑)
このようなデュークのナレーションで始まるこの映画は、
ジャーナリストのラウル・デューク(ジョニー)と、
友人で弁護士のドクター・ゴンゾー(ベニチオ・デル・トロ)の二人が、
車のトランクにありとあらゆる大量のドラッグを積み込んで、
ラスベガスを目指すところから始まる。
すでに車中からラリっており、
異様なハイテンションはそのままラストまで頑なに維持。
仕事らしいことはせず、ハチャメチャな言動はいたる所で騒動を巻き起こし、
数々の悪行に反省の色は皆無で、そのままラスベガスをやっつけるごとく暴れまくる。
なるほどJさんのおっしゃるように、デュークの手の動き、ふらふらした足取り、声の出し方などに、
未来のジャック像が偲ばれる場面が多々あります。
確かにジャックはこの生態系統の延長上に生息している
またここに、カトちゃんとジョニーを並べて記すのは本意ではありませんが、
ラリった時の大げさな酔っ払い風な歩き方と派手なコケ方に、
ドリフの基礎を見る思いです。
プロフェッショナルなコケ方とでも言いましょうか
ジョニーは原作者であるハンター・J・トンプソンと数ヶ月行動を共にし、
彼自身の実話であるこの【ラスベガス~】の主役のデュークを、
外見から仕草、クセに至るまでそっくりに再現。
一方、ドクター・ゴンゾーを演じるベニチオ・デル・トロも体重を17キロ増量し、
二人の怪演は観る者の目を奪い、笑わせ、凄まじいハジケぶりで圧倒する。
初めに滞在したホテルで、『散らかす』という言葉ではあまりに足りない惨状と、
山のように溜まったルームサービスの請求書に怖れをなし、
ホテル代を踏み倒してトンズラを決め込む。
そのままラスベガスともお別れかと思いきや、訳あってまたしても、今度は別なホテルへ移動。
ある時、新しい滞在先のホテルのスウィートルームで強力なドラッグを使用し、
異次元の世界に旅立ったデュークが、正気に戻って目にしたものとは…。
壁という壁を悲惨なまでに汚しまくり、全ての物を破壊し、足の踏み場も無く、
徹底的に荒らされた部屋の中で、
自らも、考えられないほど奇抜な格好で(ここ爆笑)、
はたしてこれが幾昼夜続いたものかも全くわからない状態に呆然自失
観てる方はもっと唖然(笑)
デュークの口から次々飛び出すその場しのぎの名言は笑いを誘い、
悪行の限りを尽くしても憎めないキャラは、
さすがジョニーならではのクールさとカッコよさで、
気が付けばいつしか○ゲも見慣れて愛らしささえ漂うほどに。
エド・ウッドもすごかったけど、デュークもすごいぞ
奇想天外で奇天烈な二人は、観る人によっては甚だしく不快で、
ムカムカするような胸の悪さを覚える場合もあるかと思います。
この映画に関しては、好みがはっきり分かれると確信。
テーマがテーマだけに、万人受けはありえないでしょう。
そこがジャックとデュークの決定的な違い
けれども、ハジけて生き生きと動き回るジョニーはいつでも魅力的で、
またしても『なりきり』というプロの技を見せ付けてくれるのです。
親馬鹿ならぬ、ジョニー馬鹿と化しております
珍しい半ズボン姿もベリー・キュート
何をやってもイカしたジョニーなのでした
Jさんの心惹かれるご説明に対しましては、ここで改めてお礼を申し上げます
私も同様に、声を上げて笑いました
○ゲジョニーも難なくクリア★★★★
もうツボに入ると笑いが止まらなくなります!
実は私ジョニーの頭よりベニチオのお腹の方が衝撃でした(笑)
デュークが砂漠で砂一杯になったコップを逆さまにしてがっくりするところなんか、パイレーツ2のジャックそのままですよね~!
>ドリフの基礎を見る思いです。
これ同感です。
ジョニーがドリフを見たら絶対気に入るだろうと常々思っております(笑)
では、長々と失礼しました~!
もうおかしくておかしくて
この映画は内容がどうというより
ジョニーとベニチオさんが面白過ぎ!
2人がラリってゲートをくぐる時のあのふにゃふにゃした動き
あのジョニーの動きにホレボレして
何回も巻き戻して見てしまいました
この映画のなかではニタッと笑ったり、思い切り不細工な顔や格好をしてました
ジョニーの演技力にほれてファンになった私。。
このラスベガスでいっきに″ファン街道まっしぐらー″になってしまった
ただ者ではない俳優ジョニーの役者魂を見ましたね~
いらっしゃいませ♪
ご訪問ありがとうございます。
お陰様で楽しませて頂きました。
ここまでやるか、っていう感じなのですが、
ハチャメチャも極めると清々しい感動さえありますね(笑)
>実は私ジョニーの頭よりベニチオのお腹の方が衝撃でした(笑)
彼のノーマルな姿を知らないので、どれほどの変貌なのか驚きはイマイチだったのですが、
観ながら『-17キロ』と思うと、
やっぱりこのお腹は『後付け』だろうと思うのです(笑)
迫力ありますよね。
>デュークが砂漠で砂一杯になったコップを逆さまにしてがっくりするところなんか
そうそう!あの揺れ加減は絶対ジャック!!(笑)
服装が違ってるだけですね。
意外なところでジャックと再会した気分です♪
また遊びに来て下さいね☆
●コンちゃんさん
いらっしゃいませ~♪
>2人がラリってゲートをくぐる時のあのふにゃふにゃした動き
そう、ここなんです。カトちゃん(笑)
私も数回巻き戻しで笑いました。
それから、クリスティーナ・リッチからの電話に、
ベニチオさんが警察に捕まる一人芝居をする時。
やりすぎなんだけど、
そのバカバカしさがたまらなく可笑しかったです(笑)
デュークで惚れ込むとはコンちゃんさんすごいですね!
ジョニーの演技って、知れば知るほど底なしです。
>ただ者ではない俳優ジョニーの役者魂を見ましたね~
同感です!
デュークの対極にいるのはチェーザーでしょうか?
それともアバーラインでしょうか?
とにかく、幅がものすごく広いですよね。
今後も益々楽しみです。
>毒を食らわば皿まで
につい「むむむっ…」と思いました(笑)
>ルーやチェーサー、デ・マルコが…霧の彼方にかすんでいく~
わかる!
コメント上手すぎます!
デューク(ジョニー)が衝撃的でしたよ
○ゲジョニーが…
「未体験ゾーンへようこそ」っていう感じです
私にとっては「ノイズ」より怖い(笑)
ホテルの場面で顔までコード巻いていたし…(大泣)
s・トンプスンは本当にこんな人だったのかしら?と想像するともっと怖い。
ジョニーのカメレオン俳優と言われる理由が分かる気がしました。どんな役でもとことん取り組むんですよね。
Reiさんは、デュークのなかにジャックスパロウを捜されたんですか?
おー、それは楽しそうですね、次見る機会があったらぜひ捜したいです。
>「未体験ゾーンへようこそ」っていう感じです
そうですね!未知との遭遇でしたね(笑)
覚悟していただけに、受け入れ態勢で挑みましたが、
一瞬息が止まりました。
>ホテルの場面で顔までコード巻いていたし…(大泣)
ありえない姿でしたね。
恐竜のしっぽはどこから持ってきたのやら(笑)
>デュークのなかにジャックスパロウを捜されたんですか?
そうですよ。いっぱいありましたよ♪
ゆらゆら~~とした手の動きが特に(笑)
今度探してみて下さいね。