「コッポラ監督」といってもいまや娘の方が活躍しているわけですが。とりあえず親コッポラの甥にアントワーヌ・コッポラという韓国映画の研究者がいるのです。
http://www.chosunonline.com/article/20070806000063
キム・ギドクのドキュメンタリー『キム・ギドク:激情の美のシネアスト』とかもある。未見。著作はフランス語で読めるみたいなので後で注文の予定。LE . . . 本文を読む
市川崑氏がお亡くなりになりました。
市川崑作品といえば、やはり若い時に話題だった『犬神家の一族』に始まる石坂金田一耕助シリーズが印象に残ります。角川文庫による横溝ブームに先立つ数年前に金田一耕助が出てくる探偵小説に魅せられていた僕は、多少の濃いファンを自認しつつ、角川がその映画化を行うというのも非常に期待していたものです。
『悪魔の手毬唄』が最もよく、その次に『女王蜂』>『犬神家の一族』> . . . 本文を読む
『リンダリンダリンダ』の山下敦弘監督の作品。『リンダリンダリンダ』の出演者おふたりのブログからトラックバックやコメントを昔やってたブログでいただいたのはいい思い出です(やはり削除せずに残しとけばよかった 涙)。
この作品、定評があるのでいまさらなんでしょうが、いいね。山陰の風景が強くでていて、特にあの夏の密度の濃い大気を表現できている。これは『リンダリンダリンダ』の時にも群馬のあのへんの夏 . . . 本文を読む
近所の大規模レンタル店で一週間レンタルできる新作群の中からなんとなく選んで借りてきたけれども(笑)、これはいい! このまったり夏の郊外の空気(80年代)をほぼ再現している感じ。竹内結子と子役の女の子の掛け合いがやはりいいし、脇役もキャラが立っているなあ。小さな夏の事件が人の一生に後々まで痕跡を残す(今回は特に筋肉 笑)という話とその時間感覚の間延びした感じがほとんどすべてだが、なんともいえずいい . . . 本文を読む
Yoons Colorの日本語版ホームページをいまさら知る。ここに『最後の「冬ソナ」論』を送ればいいのか。
http://www.yoonscolor.com/intro.htm
しかし『冬ソナ』と同じ脚本家による『雪の女王』か。見てみようかなあ。あと韓国ドラマで見たい気分にさせるのが、いまのところDVDになってないけれども『恋人よ』(野沢尚原作なので)。イ・ボヨンが綺麗そうなので(笑) . . . 本文を読む
やはり何も考えないで見るには最適なのがレジャー系恋愛物w。このリドリー・スコットの映画もまさにその通り。何の考えもなしの空洞みたいな映画だが、マリオン・コティヤールが好きならばそれでいい人は満足するかも‥‥しないか 笑。
ワインというよりも炭酸の抜けたサイダーを飲んだみたいである。どうでもいいことだが、主人公が最後に売却するロンドンの高級マンションはウッディ・アレンの『マッチポイント』 . . . 本文を読む
少し前に購入し、韓国映画関連だけ読んでいたもの。これを読んで大島渚の『絞死刑』を購入したのだがそういえばまだ見ていないままで積読ならぬ積視。
今回、通読してみてモンゴル映画、ベトナム映画、イラン映画の話題がやはり面白く、最近のわが本務校での留学生の多国籍化が急激なのもうけて、ネパールやパキスタン、バングラデシュなどの映画事情はどうなっているのか、とか自然と関心を抱いた。
福岡の映画祭にい . . . 本文を読む
2007年のイグ・ノーベル賞は「経済学賞
シエ・クオ・チェン(謝國、Kuo Cheng Hsieh)、台湾、台中市
2001年、銀行強盗に網を落して捕まえる装置の特許をとったことに対し。
参考:
U.S. patent #6,219,959, granted on April 24, 2001, for a "net trapping system for capturing a ro . . . 本文を読む
マーフィーの法則はwikipediaの記述によれば、「うまく行かなくなり得るものは何でも、うまく行かなくなる。」という経験法則だそうです。「うまくいかなくなりそうな経験則」ならば、日本の経済でも似たようなものをいくつか簡単に思いつくのであげてみましょう
1 日本の金融政策を行うのは日本銀行である
2 日本銀行が金利を上げるのはデフレのときである
3 日本銀行の政策委員を選ぶと何人かは金融の素 . . . 本文を読む