goo blog サービス終了のお知らせ 

赤ガエルのボンヤリ日記

クルマもカレラ、自転車もカレラ、
すべて前世紀生まれの乗り物を愛する、クルマバカオヤジの中身うすーい日記です。

新キャリパーの塗装

2006-02-05 22:16:04 | ポルシェいじり(エンジン)
 昨年末からヤフオクづいていて、968用?4ピストンリアキャリを装着したのに続いてウィルウッドのブレーキキット、928デカキャリを次々落札した。おかしなもので、探しているときにはなかなか見つからなかったり競り負けたりしていたものが、いったん手に入れた後にさらに程度のいいものが出品されたり落札できたりする。ということでフロント用だけでも928キャリがなぜか2セット+ウィルウッドの合計3台分、リアも装着したのと同様の4ピストンが手に入ってしまった。
 なんだか中古ブレーキブローカー状態になっている。

 使わないものばかり抱えていても仕方ないので、928キャリ1セットと新しいほうのリアキャリを残して、あとはすべて換金してヨメはんに借金の返済しなくちゃならない。

 ということでフロントには928用、リアには944S2用として手に入れたキャリを装着。まずは以前からの予定通りにキャリパーを黄色に塗ることから開始。ホントなら赤キャリが一般的だろうが、車体が赤いのだからコントラストを出そうと思って黄色にしてみる。

 作業はかんたん。キャリパーを洗浄・脱脂して市販の耐熱キャリパー用塗料を塗るだけ。とはいっても最初の洗浄を念入りにしとかないとのちのちハガレが出たりするので、ここは特に念入りに汚れ落としに励む。

はじめに944S2(91年)用のリアキャリを964向けに組み替える。
12/5記事のとおり、968みたいなキャリパーがアクスル(車軸)後ろについているタイプと、964のようなアクスル前キャリパーの場合には、同じキャリパーでもブリーザーや連結パイプの配置が左右反対になる。
この944用は正面の「←」方向にブリーザーが付いているので、968みたいなアクスル後ろタイプ。そこでまずはブリーザーとパイプを外して反対方向に入れ替える。ちなみに91年式944のキャリパーはPORSCHEロゴがプリントになっている。これはちょうど964のフロント用と同じタイプ。



いま装着している↓のキャリパーはロゴが浮き文字になっている。


水冷L4系FRポルシェに関しては最高級の情報量を持つ、「924系」サイトの「改造とメンテナンス編」を探ってみると、89から90あたりを境にして浮き文字からプリント(924系サイトでは凹となっているが)に変更されたらしい。この辺から考えると、ぼくが今つけている赤く塗られた4ピストンは944Sか944ターボの変更前のもので、今回手に入れた91年式プリントタイプのほうが新しいようだ。

 話をキャリパー塗装に戻すと、まずはとにかく表面をブラシとブレーキクリーナーでせっせと洗う。油や汚れ、ブレーキフルードが残っていないよう念入りに洗浄と乾燥をさせて、2液混合の耐熱塗料を塗る。



まずは手持ちの古い塗料の残りで表面の黒が見えないよう厚塗りする。

ロゴは乾燥後にブラックで入れるのでまずはベタ塗り。あとキャリパー手前半分しかホイール外側からは見えないので、正面側半分だけを塗装。



正直言ってテカテカした色合いはかなりエゲツナクて下品な感じ。とはいえこれはあくまで下塗りであって、仕上げ塗りにはもう少し色調を落としたイエローを用意しているので、もう少し見た目もよくなることを期待したい。(たぶん使い出せばすすけて色調も落ち着くと思うのだけど)

まずは今日の塗装が乾くまで1日以上放置。そのあとで仕上げ塗りとロゴ入れ・耐熱クリアへと作業を進めれば完成。3月の車検とその前のタイヤ交換が控えているので早く作業を進めたいなあと思っている。


最新の画像もっと見る