それぞれのコンサート
～市村編～
もうすごいわー
あまりに感動すると言葉が出てきません
歌えて
踊れて
シリアス
なものからコメディー
まで
しかも男女を問わずに（笑）演じられるほど
演技の幅が広くて、楽器も演奏できて
その上トーク
もできるって
すご過ぎます
鹿賀さんのときと同じ舞台セットだけど
キャラクターの違う人がすれば
こんなに内容も変わるのかというほど
お二人の個性が際立ってよかったです。
鹿賀さんのオーバーチュア
は
指揮者として出て来てタクトを振っていました
市村さんは指揮を横取りしたやんちゃ坊主を
パントマイムで演じて笑いをとっていました
そして「ぼくは元指揮（四季）ですから」って一言
お笑いで育ったとご自分でおっしゃっていましたが
ホント、トークがお好きみたいで
サービス精神旺盛ですね
何を言ってもおもしろい
鹿賀さんがミスターボージャングルという歌を
しっとりと歌い（鹿賀さんの雰囲気にあってました）
それに合わせて市村さんがせつないような大人な感じで
しっとりと踊っていたのがすごく良かったです。
アンコールのオペラ座の怪人
市村さんの怪人を私はきっと忘れない
メドレーだったからいろんな歌を繋げているのに
まるで１つの舞台を全幕通して見たかのような
感動を覚えました。
ライトの加減で市村さんのシルエット
しか見えなかったのに
そこに怪人がいてクリスティーヌがいて
オペラ座の地下で怪人を見ているような
そんな気分になりました。
怪人のクリスティーヌを思うせつない気持ち
哀愁、胸の痛みなど伝わってくる歌でした。
オペラ座の怪人は私の大好きなミュージカルで
何度も何度も見ましたが
こんなに息を詰めて聞き入ったのは初めてです。
市村さんバージョンの怪人のＣＤ
が欲しいと
思い立ったのですが、今は売ってないとのこと。
残念です。
せめて今回のコンサートがＣＤにならないかしら
カーテンコールではオーケストラの方々全員と
一列に並んで大阪の思い出を語ってくださりました。
市村さんの魅力満載の舞台でした。