消費者庁は動かないのかねえ？

　こういうので警察が動かないにしても消費者庁がもうそろそろ企業名を出すべきなんじゃないのかねえ？

前澤友作氏　投資詐欺広告をめぐりFaceBookに公開質問状「もう言い逃れできない状況に」

　もう消費者庁がSNS上で詐欺広告を出している業者名を実名で公表した方が早いんじゃないか？そういう名前の出し方をするとSNSを運営している企業があたかも詐欺に加担しているかのような印象操作になるから一番嫌がると思うのだが。逆にそういう状況になれば今までマトモに投資詐欺広告の撲滅に取り組んでこなかった企業も動かざる得なくなると思う。しかしSNSだけでなく、普通のネットメディアでも胡散臭い広告があるからなあ。そういうのも含めて一掃する機会としてこの動きが何らかの成果を挙げてもらいたいものだが。

アクロバティック安倍擁護。

　安倍晋三が死んだのに未だに安倍晋三の擁護をやる奴がいるんだな。

小林製薬の紅麹問題で「機能性表示食品」と「安倍政権」を批判しても何も解決しないワケ

　上記の記事では機能性表示食品に関して3つの問題で機能性表示食品を擁護しているが無理がある。機能性表示食品が届出制である事を悪用して薬学の基礎知識の無い人間がプロジェクトマネージャーだったりという問題が出てきている。上記の記事では許可制だと時間がかかる事を問題にしているが届出制の問題に関してはグルコサミンのように効果が無い事が判って機能性表示食品の撤回例が数多く出ていたりするケースがあるわけで、今回死者が出るような特異なケースが出る以前からシステムに問題があったのだ。そう簡単に撤回されるような機能性表示食品が山ほどあったのに玉石混交の状況で真面目な業者が被害を受けるから届出制を批判するなというのは横暴である。およそ言論人のやる言動ではない。またグルコサミンのケースを考えれば安易に撤回されるのであれば振り回される消費者にとって迷惑以外の何物でも無い。上記の記事では無理矢理結婚のシステムに結び付けて無茶苦茶な擁護をしているが結婚の場合、カップルの両方が恋愛のプロフェッショナルである必要は無い。だが機能性表示食品を売る方は素人という訳には行かない。そこをあえて無視している。機能性表示食品を止めたら健康食品が流行る？今まで流行ったのだろうか？流行ったとしてもカルト的なものである。全部無理筋。無茶苦茶な安倍擁護。新自由主義のこういう風潮が今回の事件を起こしたんじゃないのかねえ？

ここからどう反撃する？

　良くも悪くも用意周到なのはこの人もだろう。

バイデン氏、イスラエルに「最後通告」…ネタニヤフ氏への怒りといらだち「一気に限界点に達した」

　本気でバイデンが怒った時に何をやるか？前にバイデンの政治スタイルとプロレスラーのリック・フレアの戦い方が似ていると書いたが、それで考えるとバイデンはもうそろそろ本気で反撃に出るだろう。逆にここまでネタニヤフの好き勝手にさせておいたのはユダヤ人社会ですらネタニヤフのやり方について行けなくなるのを待っていたからじゃなかろうか。イスラエル国内ですら１０万人規模の反政府集会が始まるのだから、どうかするとバイデンは裏でイスラエルの民衆を煽って政府そのものを倒すための工作を裏でやっているかもしれない。そういう目途が付いたんじゃないのかねえ？それとも別のやり方を採るのかねえ？それはそれで楽しみだが。

喧々囂々？

　この発言は無いだろう。

岸田首相「責任は国民判断」波紋　自民反発、野党は解散要求

　国民に判断してもらうというのであればすぐにでも解散総選挙に打って出ればいい。だが、それをやる覚悟も勇気もないのに安易に国民に判断を委ねるべきではない。今の状況で解散総選挙をする気は無いだろうに何を考えているのだろうか？それともこの状況で解散総選挙をやるのだろうか？どう考えても野党の方が有利なはずであり普通に考えれば自民党も公明党も選挙どころでは無いはずである。それにもかかわらずこの発言なのだから自民党内でも異論が出るのは当然だろう。とはいえ今回の処分に関して麻生もその時の会議に出席しているはずである。麻生が岸田に辞任を求めていない事を考えると菅が辞任に追い込まれた時と随分違う気がする。本気で解散総選挙をやる気だろうか？無理だと思うがなあ。