終わりの始まり。

　氷山の一角だろうね。

今年最大の倒産　不動産、ホテル事業を展開するユニゾグループの持ち株会社が民事再生

　これから先、新たな勝ち組負け組がはっきりしてくる。勝てるところは大勝ちし負けるところは徹底的に潰れる事になる。特に経営体力が無いのをコロナの支援金で辛うじて生き延びていたところがこれからバタバタ倒れるという話を前に書いた。現にそういう一例が出てきたわけで、経営状態は恐らくコロナが無くても潰れただろうが、コロナが発生してすぐに潰れずにこれからアフターコロナという話が出てきている中での倒産というのがこれから起きる事を示しているんじゃなかろうか。その意味で経営体力の弱い企業にとって今回の倒産劇は終わりの始まりだろう。今年は他にも潰れる企業がまだまだ出るんじゃないかねえ。

案の定、出てきた。

　これが統一地方選挙の論功行賞。

統一教会の解散命令請求は困難な情勢　文化庁事務方トップは「全く見通しが立っていない」

　何の事は無い、今回の選挙だって自民党候補の選挙に統一教会の運動員が裏で応援活動をしていたのだから、その見返りは統一教会の解散命令請求を出さない、という事前の約束があっての選挙協力であったのだろう。そもそも自民党の政策自体が統一教会に作ってもらっているような関係で今や自分達ではロクに政策論議だって出来やしないのが自民党の実情じゃなかろうか。今現在、入管法の改正で問題になっているらしいが必要な統計資料を入管庁が統計自体取っていなかったという話まで出てくる始末。それでも法案を通そうというのだから自民党議員が如何に準備をしていないか、という話である。そこまでいい加減な事をやっても許されるのは結局無理矢理法案を通しても最後は統一教会の力でネットや一部の子飼いのジャーナリストを使って自民党に都合のいい報道をさせたりして世論形成をするからであって、法案の中身なんかいい加減なのだ。そういう形が出来上がっているから統一教会は絶対に潰せないのだろうし、統一教会批判を潰すために選挙期間中に野党候補を誹謗中傷する情報をネットで拡散させたりしたのだろう。考えてみればそれをやった芸能人の一人は昭和の時代に某アイドルグループで前回の選挙で統一教会の支援で当選した議員と一緒に活動していたし。そういう話は何処のメディアも書かないけどね。

メッキも何も無い。

　はっきりいって、もはやどの芸能人が何を言ったか？では無いのだ。業界全体がそういう流れ。

三浦瑠麗、田村淳、国生さゆり……。剥がれゆくメッキとその正体【適菜収】

　要は自民党を応援して立憲民主党を叩くという流れに乗っている事が放送業界で埋没せずに安定的なポジションでいられるという状況ができているだけで、そういうトレンドの中にいる安心感の中で好き勝手な事を言うと周りがチヤホヤしてくれる状況が安倍政権の辺りから出てきているわけで、そこの群れに加わっているという仲間意識みたいなものに幸福感を感じてぶら下がっているツマンナイ人達が今の芸能界を作っているわけで、どんどん視聴率を落としているわけだ。正体なんか多分無いよ。その人達は中身なんか最初から何にも無いんだし理想の社会像なんかも最初から持っていない。空気だけ。玉ねぎと一緒で皮を剥いていっても目が痛いだけ。馴れ合いの空気に佇んで漠然とした幸福感を得たいだけの人達が力を持って何の社会的目標も実現できない現状を変える事よりただ今だけ自分だけその場でいい気分でいられればいいという情けない社会ができているだけ。思想も何も無い。そんなものがあると思って肩肘張って記事を書くだけ無駄なんじゃないの？むしろ何も無いから上記の人が書いても響かないし反響として社会が変わるわけでも無い。諦めろとは言わないがこの人が考えている程、社会は理想的では無いから深刻なんだが。

インフレの原因はトランプ。

　自分で原因を作っておきながら良く言うよ。

「バイデンを打ち負かす」　トランプ前米大統領

　誰も言わないけど今のインフレを作ったのは他ならぬトランプであって原因ははっきりしている。それがこれ。

トランプ氏、ＦＲＢの利上げを批判　強いドルは「米国に不利」

　この時にちゃんと利上げをしておけば今のインフレは無かった。ここでちゃんとやらなかったからドルは弱くなり、それがインフレを作り出したのであってトランプがFRBに圧力をかけたのが結果として失敗だったのだ。それこそあの時にちゃんと強いドルを作っておけばアメリカは一人勝ちだっただろう。その意味でバイデンはしっかりやっているわけでトランプが読み違えて作り出したインフレの状況に悩まされながら強いアメリカを取り戻そうとしているのは実はバイデンの方。考えてみればこの時からトランプはロシアの手先だったんだなあ。