【音楽:J-POP】 日曜日にユーミンの久しぶりのアリーナ・ツアーを横浜アリーナに見に行きました。前回はホール・ツアーでアリーナでの公演は久しぶりということで、いつもに増して期待が大きいものでした(^^)。
(以下ネタバレです・・・^^;;)
5月に予定されている新作アルバムのリリース前ということもあり、新曲中心のセットリストだと知らない曲ばかりで困るかも・・・なんて予感は見事に的中。事前の情報で未知の曲名がセットリストにぞろぞろ並んでいました。ま、それも仕方ないところではあるのですが、それよりも他に演奏される定番曲の中に、「!」って曲を発見。もしや・・・、こちらの方が不安になってしまいました。そう、今回のツアーのテーマは「夏」。まさに夏っぽい曲が数多く選曲されています。ステージ演出も灯台を模したタワーがそびえ立つなど、雰囲気を醸し出しているようです。しかし、ユーミンの夏といえば逗子!。逗子マリーナでのSurf&Snowです。近隣との騒音問題でここ数年は開催が危ぶまれ続け、一昨年には何とか開催にこぎつけたものの、次回以降の開催予定は未定のまま今日に至っていました。そんな逗子の定番曲、本編ラストで曲終了とともに花火が打ちあがる、名曲<埠頭を渡る風>が本編ラストにリストアップされているではありませんか。まぁ、今回のツアーが7月までという実に微妙な日程だったので、果たして・・・と、もしかして・・・なんて思惑が交錯していましたが、おいおい、ツアーでこの曲となるともしかしたら・・・そんな嫌な予感が広がってしまいました。
そんな複雑な思いの中でコンサートはいよいよ開演です。今回の席は、ぴあの3次先行?で押さえたにもかかわらず、なんとセンター席の2列目!・・・こんな前は久しぶりです。まるで苗場で見ているような錯覚に陥るほどの近さです。近すぎてせっかくの大規模演出が堪能できないなんて贅沢な悩みです。でも、この近さのおかげでバックのミュージシャンも含めてプレーヤーの表情がよく見え、さらにはステージ上のこまかな機材の配置も分かります。曲は予定通りに演奏されていきます。夏モード全開でユーミンならではの計算され尽くした演出は相変わらず見事なものでした。会場を埋め尽くした約1万人の観客を飽きさせることなく、磐石のユーミン・ワールドで魅了していきます。
そしてコンサートも佳境となった中のMCで、妙に神妙な面持ちで遂にこの話題になりました。「私の夏といえば逗子マリーナでの公演で・・・」、「会場の都合で一昨年の公演で開催が終了となりました・・・」。「あらぁ~・・・」。ザワつく場内。やっぱり堂々の逗子終了宣言がなされてしまいました(泣)。
ユーミンの定番曲といえば数々ありますが、夏の<埠頭>、冬の<Blizzard>は定番中の定番。この曲を聴かないとSurf&Snowに来た気がしない・・・そんな感じです。だから通常のコンサートでは基本的には演奏しないという暗黙の約束があったのです。そんな禁断の封印が遂に解かれた時、それはそれ自身の終わりを意味するのです。コンサートの終盤、夏の定番曲の封印を解いて、桜が散ったばかりのまだ寒い4月の横浜の屋内で夏の定番<埠頭>が演奏されてしまいました。途中で一瞬ですが悲し気な表情を浮かべながらも、ユーミンは堂々と歌いあげていきます。最後のリフレイン「ラララ~♪」では、私も声を詰まらせてしまいました。あの夏の場面は、もう永遠の記憶の中でしか蘇らない・・・感慨深い思いがこみ上げてきてしまいました。
正直に言えば最近のユーミンの曲は面白くありません。別に曲やアレンジのクオリティが下がったかといえば、並みのJ-POPミュージシャンの比ではないほど完成し、そのレベルは円熟期を迎えているといえるでしょう。では何が足りないのか・・・。
デビュー以来、そう、遅くとも90年代の前半まではユーミンの曲にはパワーがありました。それは決してアルバムセールスといった商品価値だけではありません。彼女自身が同世代の女性をリードし、彼女より年下からは憧れの存在としての輝きをもっていたといえるでしょう。彼女自身から発せられるメッセージ、それはファッションであったり暮らしぶりであったり、音楽やその他のカルチャーだったりと、「カリスマ」とは違うと思いますが、数多くの女性達を惹きつけ魅了するものがあったと思うのです。ところが最近の彼女といえば、一部の旧来からのファンは相変わらずいるものの、新規参入?が乏しくなっているのではないでしょうか。公演ごとに会場に足を運んでいる私からすれば、ファンの年齢層は確実に高くなっていると実感します。平均年齢を下げている人が居たとしても、それは高齢化したファンが同伴する子供達だったりして・・・。
70年代はアメリカのポップカルチャーを実践して、「いつかはユーミンみたいな遊びをしてみたい」と憧れた子供達^^;;も多かったことでしょう。そんな子供が大人になり、かつて恋愛教祖と呼ばれていたこように、「いつかはユーミンの歌みたいな素敵な恋がしたい」と思っていたことでしょう。そして同時期に展開されていた、時空を飛び越え永遠を垣間見ることのできる世界観、精神世界の提唱に魅了された人もいたはずです。私はそのクチです。そして時折みせる乙女心をもったカワイイ大人!?、そんな生き方に共感していった人もいたはずです。ところが、ここ数年のユーミンから発せられるメッセージは、時代を先取りしている感はまるでなく、珍妙なサーカス集団と競演するパフォーマー的な色彩が強調されているようにしか見えません。彼女のパフォーマーとしての技量は、正直、並レベルです。ま、並は並でも超一流のスタッフに支えられて相当高いレベルではありますけれど・・・。彼女のもつエネルギーがパフォーマンスに割かれたと、そんな風に感じてならないのです。
今度の新作もサビ以外のメロディは複雑で、つい口ずさんでしまうような曲はありません。分かりやすく親しみやすいメロディだけが良いとは決して言いません。しかし、スッと入ってくるメロディ、どこか懐かしく、それでいて新しいさを感じる曲が求められるのです。・・・と言うのは簡単ですが、実際はそんな曲を創作するのは並大抵な才能ではムリな話でしょう。しかしユーミンはそれを何十年ものキャリアの中で実現してきたのです。のべ何十万人ものファンを生み出し、述べ何百万人もの人達をコンサート会場に動員し、まさに唯一無二のユーミン・ワールド!で魅了してきたのです。そんな彼女の魔力!に取り付かれた経験をもつ私にすれば、今のユーミンは物足りない・・・その一言に尽きるような気がします。
そんな中で、夏の封印を解いたユーミン。それは同じ場所での開催継続ができなくなったという外的要因もありますが、他の場所での開催を計画するという選択肢もあったはずです。当然そうした試みはあったとは思いますが、それを同時期に発表できなかったというのも現実です。一方で、Surf&Snowに拘らず、新たな場の創出というのも選択肢にはあるはずです。それは決して多大な期待ではありません。あくまで今の等身大の、realなワールドで十分なのです。ただ、驚かせてほしい、素直に共感させてほしい、些細で且つ深い期待・・・そんな感じでしょうか。
50歳を過ぎても、あれだけのパワーでアリーナを駆け回る姿には敬服します。しかしちょっとだけでも充電して、それを呼び水としてかつての輝きを今一度見せて欲しい・・・そう思っているのは、私だけではないはずです。
(以下ネタバレです・・・^^;;)
5月に予定されている新作アルバムのリリース前ということもあり、新曲中心のセットリストだと知らない曲ばかりで困るかも・・・なんて予感は見事に的中。事前の情報で未知の曲名がセットリストにぞろぞろ並んでいました。ま、それも仕方ないところではあるのですが、それよりも他に演奏される定番曲の中に、「!」って曲を発見。もしや・・・、こちらの方が不安になってしまいました。そう、今回のツアーのテーマは「夏」。まさに夏っぽい曲が数多く選曲されています。ステージ演出も灯台を模したタワーがそびえ立つなど、雰囲気を醸し出しているようです。しかし、ユーミンの夏といえば逗子!。逗子マリーナでのSurf&Snowです。近隣との騒音問題でここ数年は開催が危ぶまれ続け、一昨年には何とか開催にこぎつけたものの、次回以降の開催予定は未定のまま今日に至っていました。そんな逗子の定番曲、本編ラストで曲終了とともに花火が打ちあがる、名曲<埠頭を渡る風>が本編ラストにリストアップされているではありませんか。まぁ、今回のツアーが7月までという実に微妙な日程だったので、果たして・・・と、もしかして・・・なんて思惑が交錯していましたが、おいおい、ツアーでこの曲となるともしかしたら・・・そんな嫌な予感が広がってしまいました。
そんな複雑な思いの中でコンサートはいよいよ開演です。今回の席は、ぴあの3次先行?で押さえたにもかかわらず、なんとセンター席の2列目!・・・こんな前は久しぶりです。まるで苗場で見ているような錯覚に陥るほどの近さです。近すぎてせっかくの大規模演出が堪能できないなんて贅沢な悩みです。でも、この近さのおかげでバックのミュージシャンも含めてプレーヤーの表情がよく見え、さらにはステージ上のこまかな機材の配置も分かります。曲は予定通りに演奏されていきます。夏モード全開でユーミンならではの計算され尽くした演出は相変わらず見事なものでした。会場を埋め尽くした約1万人の観客を飽きさせることなく、磐石のユーミン・ワールドで魅了していきます。
そしてコンサートも佳境となった中のMCで、妙に神妙な面持ちで遂にこの話題になりました。「私の夏といえば逗子マリーナでの公演で・・・」、「会場の都合で一昨年の公演で開催が終了となりました・・・」。「あらぁ~・・・」。ザワつく場内。やっぱり堂々の逗子終了宣言がなされてしまいました(泣)。
ユーミンの定番曲といえば数々ありますが、夏の<埠頭>、冬の<Blizzard>は定番中の定番。この曲を聴かないとSurf&Snowに来た気がしない・・・そんな感じです。だから通常のコンサートでは基本的には演奏しないという暗黙の約束があったのです。そんな禁断の封印が遂に解かれた時、それはそれ自身の終わりを意味するのです。コンサートの終盤、夏の定番曲の封印を解いて、桜が散ったばかりのまだ寒い4月の横浜の屋内で夏の定番<埠頭>が演奏されてしまいました。途中で一瞬ですが悲し気な表情を浮かべながらも、ユーミンは堂々と歌いあげていきます。最後のリフレイン「ラララ~♪」では、私も声を詰まらせてしまいました。あの夏の場面は、もう永遠の記憶の中でしか蘇らない・・・感慨深い思いがこみ上げてきてしまいました。
正直に言えば最近のユーミンの曲は面白くありません。別に曲やアレンジのクオリティが下がったかといえば、並みのJ-POPミュージシャンの比ではないほど完成し、そのレベルは円熟期を迎えているといえるでしょう。では何が足りないのか・・・。
デビュー以来、そう、遅くとも90年代の前半まではユーミンの曲にはパワーがありました。それは決してアルバムセールスといった商品価値だけではありません。彼女自身が同世代の女性をリードし、彼女より年下からは憧れの存在としての輝きをもっていたといえるでしょう。彼女自身から発せられるメッセージ、それはファッションであったり暮らしぶりであったり、音楽やその他のカルチャーだったりと、「カリスマ」とは違うと思いますが、数多くの女性達を惹きつけ魅了するものがあったと思うのです。ところが最近の彼女といえば、一部の旧来からのファンは相変わらずいるものの、新規参入?が乏しくなっているのではないでしょうか。公演ごとに会場に足を運んでいる私からすれば、ファンの年齢層は確実に高くなっていると実感します。平均年齢を下げている人が居たとしても、それは高齢化したファンが同伴する子供達だったりして・・・。
70年代はアメリカのポップカルチャーを実践して、「いつかはユーミンみたいな遊びをしてみたい」と憧れた子供達^^;;も多かったことでしょう。そんな子供が大人になり、かつて恋愛教祖と呼ばれていたこように、「いつかはユーミンの歌みたいな素敵な恋がしたい」と思っていたことでしょう。そして同時期に展開されていた、時空を飛び越え永遠を垣間見ることのできる世界観、精神世界の提唱に魅了された人もいたはずです。私はそのクチです。そして時折みせる乙女心をもったカワイイ大人!?、そんな生き方に共感していった人もいたはずです。ところが、ここ数年のユーミンから発せられるメッセージは、時代を先取りしている感はまるでなく、珍妙なサーカス集団と競演するパフォーマー的な色彩が強調されているようにしか見えません。彼女のパフォーマーとしての技量は、正直、並レベルです。ま、並は並でも超一流のスタッフに支えられて相当高いレベルではありますけれど・・・。彼女のもつエネルギーがパフォーマンスに割かれたと、そんな風に感じてならないのです。
今度の新作もサビ以外のメロディは複雑で、つい口ずさんでしまうような曲はありません。分かりやすく親しみやすいメロディだけが良いとは決して言いません。しかし、スッと入ってくるメロディ、どこか懐かしく、それでいて新しいさを感じる曲が求められるのです。・・・と言うのは簡単ですが、実際はそんな曲を創作するのは並大抵な才能ではムリな話でしょう。しかしユーミンはそれを何十年ものキャリアの中で実現してきたのです。のべ何十万人ものファンを生み出し、述べ何百万人もの人達をコンサート会場に動員し、まさに唯一無二のユーミン・ワールド!で魅了してきたのです。そんな彼女の魔力!に取り付かれた経験をもつ私にすれば、今のユーミンは物足りない・・・その一言に尽きるような気がします。
そんな中で、夏の封印を解いたユーミン。それは同じ場所での開催継続ができなくなったという外的要因もありますが、他の場所での開催を計画するという選択肢もあったはずです。当然そうした試みはあったとは思いますが、それを同時期に発表できなかったというのも現実です。一方で、Surf&Snowに拘らず、新たな場の創出というのも選択肢にはあるはずです。それは決して多大な期待ではありません。あくまで今の等身大の、realなワールドで十分なのです。ただ、驚かせてほしい、素直に共感させてほしい、些細で且つ深い期待・・・そんな感じでしょうか。
50歳を過ぎても、あれだけのパワーでアリーナを駆け回る姿には敬服します。しかしちょっとだけでも充電して、それを呼び水としてかつての輝きを今一度見せて欲しい・・・そう思っているのは、私だけではないはずです。
ファンの年齢層が高くなるのは当然ですよね。ユーミンも毎年齢をとっており、なんともう52歳なのですから・・。逆に言うと、昔からのファンがずっとファンでい続けてる・・ってことだと思いますが?
ファンが同伴してる子供はまだ子供ですので、今後好みはどうかわかりませんが、10代20代のファンの子もたくさんいるので心配は無いと思います。親の影響(家にCDなどがあり聞いてて)でファンになる子もいるし、親の趣味とは関係なくファンになってる子もいるみたいです。(昨年チケットを譲っていただいた女の子は19歳でした。苗場のネットパーティでクイズかなんかがあって、抽選でリスナーに電話をしてクイズに正解したらプレゼントをするというのがあり、男の子だったのですが、年齢聞いたら16才ってことで、いつファンになったの?って聞いたら4年前くらいからですって。)ちなみに私は85年後半から95年半ば頃までのユーミン(の作品・・アルバム)は余り好きではありません。毎年毎年、無理にアルバム出さなくてもいいのに・・って思ってました。97年以降はやっと私のユーミン、やっと帰ってきてくれた・・って思いました。
それは「シャングリラ」という名称のかなり特別なライブですね。サーカスの方なら99年ですね。2003年にⅡが開催されましたが、その際はスケーターたちでした。過去2回しか行われてないですよ。もしかしたらもう1回くらいあるのかも知れませんが、それはユーミンではなく松任谷さんの趣味です。
私はその昔、ユーミンのライブはステージや衣装がすごいとかって散々言われていた頃からそのようなステージには関心ありませんでした。
シャングリラはもしやるならやるでそれはそれで悪くは無いと思います。ユーミンの曲とスケーターとかって全然合うと思うし。今度やるとしたら、松任谷さんの中でどんなプランがあるのかわかりませんが。ユーミンは彼の演出に協力して差し上げてるだけだと思う。シャングリラでは、ユーミンは(何かすると言うより)殆ど歌だけなんじゃないかな・・。
そう、埠頭のを渡る風ですが、あの曲は特に逗子とか湘南方面のイメージの曲ではないですし、それにどっちかっていうと冬の曲だと思う。♪凍える夜は私を隣に乗せて・・ なので。(流線型80は全体的に冬っぽいアルバムですよね。1つか2つは夏のもあったかもしれませんが。)でも盛り上がる曲だし、今回のような『海』がテーマのステージではやらないわけが無いです。『Hello my Friend』と『リフレイン・・』も絶対やるだろうと思った。この2曲は逗子なら無いと思うけど。