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ハッシーの日記

旅行、音楽、温泉などについての日記です。

私の履歴書 (桂米朝)

2025年09月04日 19時21分58秒 | 
 桂米朝さんの「私の履歴書」を読みました。
日本経済新聞に掲載されたのを一冊の本にしてあるので、とても読みやすかったです。

 米朝さんの弟子について記載されているのがとても面白く、
月亭可聴が米朝さんの長男(五代目米團治さん)を連れてアルサロへ行ったり、
枝雀さんは死によりほかなかったのかと書かれています。

 巻末の年譜は小佐田定男さんが纏めてあり、
昭和46年に小米に米治入門。とても髪の毛の濃い若者だったのに。これが現在の「世界一の落語の上手な歌手・雀三郎」
と書いているのには大笑いしました。

 桂米朝さんの記憶にあるのは朝日放送テレビの「味の招待席」ですが、
この本を読むと本人はグルメでもなんでもない、と書かれているのには驚きました。

 桂米朝さんはMBSラジオの「こんちわコンちゃんお昼ですょ!」にも時々出演しており、
いろいろなことを知っているので人間国宝だと思いました。


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水の炎 (松本清張)

2025年08月06日 19時39分37秒 | 
 松本清張さんの「水の炎」を読みました。
是土という文字を見て、以前に読んだことあるかなあ、と思いつつ読みました。
内容はとても面白かったので、後味すっきりの小説でした。
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満潮の時刻 (遠藤周作)

2025年07月24日 19時39分12秒 | 
 遠藤周作さんの「満潮の時刻」を読みました。
未完のまま長い間、眠っていた小説だそうです。
なので遠藤さんの自叙伝みたいで、なんとなく歯切れの悪い内容でした。
遠藤さんの死後に出版されたので、天国からの贈り物です。
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緊急事態宣言の夜に ボクたちの新型コロナ戦記2020(さだまさし)

2025年07月11日 08時51分39秒 | 
 さだまさしさんの「緊急事態宣言の夜に ボクたちの新型コロナ戦記2020」を読みました。
今となっては緊急事態宣言と言う響きが懐かしく、もう二度経験したくない言葉です。

 第一部はこのときにさだまさしさんはコンサートもできない状況でどう過ごしていたか書かれています。
印象に残ったのは、遠藤周作さんから小説を書け、と勧められたことです。
(この話はコンサートでのトークでも言うたのか定かではないが)
実際に小説を書くまで25年かかりましたが、立派なもんです。

 また日本人は日本語が下手になった、と書かれています。
話し上手は聞き上手、の言葉の裏は、話下手は聞き下手、と言えます。
今でも様々な人が失言されているのは、このことだと思います。

 第二部は風に立つライオンについての活動報告になっています。

 最近、声が出なくてコンサートを延期したニュースを聞きましたが、
まだまだ、歌って欲しいと思います。
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霧の旗 (松本清張)

2025年07月03日 19時22分15秒 | 
 松本清張さんの「霧の旗」を読みました。
弁護士に対する復讐が凄まじかったです。
裁判に対する皮肉ともとれる作品でとても面白かったです。
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カニカマ人生論  (清水ミチコ)

2025年07月02日 20時51分39秒 | 
 清水ミチコさんの「カニカマ人生論」を読みました。
清水ミチコさんの自伝エッセイでいろいろと新しい発見ができました。
岐阜県高山市の出身も驚きでしたが、
中学の時に優等生からの応援演説を頼まれ、つボイノリオさんのラジオのコーナーを引用したとは、なかなか愉快です。
また瀬戸内寂聴さんについても、モノマネに対して丁寧なお礼のハガキヲをいただいたことも書かれていました。
桃井かおりさんや矢野顕子さんについての思いれもあり、モノマネから一緒に仕事にしたこともすごいなあ、と思います。
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渡された場面 (松本清張)

2025年07月01日 21時00分02秒 | 
 松本清張さんの「渡された場面」を読みました。
こんなあり得ない設定の推理小説で、読んでいる途中で登場人物がごちゃごちゃになってしましました。
佐賀県の坊城町を舞台にしていますが、呼子町がモデルで、読んでいて呼子町の風景が蘇りました。
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草木とともに 牧野富太郎自伝  (牧野富太郎)

2025年06月25日 09時26分10秒 | 
 牧野富太郎さんの「草木とともに 牧野富太郎自伝」を読みました。
牧野富太郎さんは94歳で亡くなれましたが、とても長寿でした。
若さを保つには、若い女性に接することが必要であると書かれています。
ストリップ劇場へ行き、ストリップ嬢と一緒に写真を撮って物議をかもしたが、
本人は長生きしてお国のために尽くすのが本分だから、長生きのためにに若い女性と接するのは少しも悪いことではありまい、と書かれており、
牧野さんの今までの硬いイメージが無くなり、牧野さんの通り生きてみようと思います。

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さすらい (小林旭)

2025年06月17日 20時20分27秒 | 
 小林旭さんの「さすらい」を読みました。
小林旭さんを最初に知ったのは「昔の名前で出ています」の歌で知りました。
その後、大瀧詠一さんの「熱き心」を聞いて、歌手のイメージが強いです。

 この本を読んで小林旭さんをよく知りました。
俳優でスタントマン無しでの演技、美空ひばりさんとの公表同棲から理解離婚への流れは衝撃的でした。
その後も事業の失敗の後、「昔の名前で出ています」の大ヒットから「熱き心」へと繋がりました。

 この本には、「攻撃は最大の防御」が書かれており、この言葉がとても響き、痺れました。
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やすし・きよしと過ごした日々: マネージャーが見た波瀾万丈回想記 (木村政雄)

2025年06月06日 20時36分44秒 | 
 木村政雄さんの「やすし・きよしと過ごした日々: マネージャーが見た波瀾万丈回想記」を読みました。
木村政雄さんやすきよさんのマネージャーをしており、その時の話が中心でとてもおもしろかったです。

 最初に横山やすしは三島由紀夫だったから始まります。筆者は
三島由紀夫は、三島由紀夫として生き様を貫くために、死を選択した。
横山やすしは、横山やすしとして生き抜くために、死を選択せざるをえなかった、
と結んでいます。
なかなか奥深い表現です。

 横山やすしさんは「七夕までには復活や」と言うてましたが、1996年1月21日に51歳に亡くなりました。
復活するを楽しみにしてましたが、夢かなわずでした。

 途中にいろいろな懐かしい芸人の名前が出てくるのでとても懐かしかったです。
特に月亭可朝さんは「嘆きのボイン」で売れる前は楽屋でギターを抱え即興の歌を歌って周りを笑わせていたとのことで、
その時の楽屋の状況が思い浮かべます。

 読み易かったです。
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黒い福音 (松本清張)

2025年05月29日 11時24分11秒 | 
 松本清張さんの「黒い福音」を読みました。
実際に起きた英国航空スチュワーデス殺人事件から清張さんの推理にした作品でリアリティがありました。
戦後の混乱の中に起きた昭和の未解決事件を小説として残しているのは清張さんのすごい着眼点です。
やはり宗教が絡むと、事件の捜査に謎の圧力がかかるのは、現代でも変わりはありません。
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檸檬 (梶井基次郎)

2025年05月23日 19時45分27秒 | 
 梶井基次郎さんの「檸檬」を読みました。
期待して「檸檬」を読みましたが、期待外れでした。
他の作品も読みましたが、同様の感想です。
自分が文学のセンスが無いかもしれません。
 


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こたえあわせ 伝説の舞台裏 落合博満対談集

2025年05月16日 20時41分27秒 | 
 落合博満さんの対談集を読みました。
この本は文句無しにおもしろかったです。
相当なるメンバーの対談で、特に廣岡達朗さんの対談がとてもおもしろかったです。
廣岡さんは90歳を超えても元気で、野球の話になると闘志むき出しでとても熱く落合さんの対談していました。
その時の廣岡さんは満面の笑みで、読んでいるこちら側にも伝わる笑顔でした。
また対談動画も見れます。

 第二弾もして欲しいです。
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旅の途中で (高倉健)

2025年05月15日 11時09分04秒 | 
 高倉健さんの「旅の途中で」で読みました。
高倉健さんは不器用で無口と言うイメージがありますが、この本を読んでイメージが違いました。
映画をよく見たりするのは分かりますが、細かく演技を見て自分もまくなりたいといy向上心が強いことが分かりました。
またいろいろな音楽を聴いたり、度に出たりして、健さんの日頃思っていることが書かれています。

 また意外だったのは、明治大学時代の話で、健さんの遊郭に行っていたことが書かれていりのも驚きました。

 高倉健さんの人間像が見えて楽しかったです。
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生きてりゃいいさ 河島英五伝 (花房観音)

2025年04月24日 19時48分01秒 | 
 花房観音さんの「生きてりゃいいさ 河島英五伝」を読みました。
河島英五さんの人生をいろいろな本からまとめてあり、とても読みやすかったです。
また写真もたくさんあってとても懐かしかったです。
笑福亭鶴瓶さん、桂南光さんとの交友関係も細かく書かれています。

 河島英五さんの「ほろ酔いで夢みれば・・・」を読んでみたくなりました。
ちなみに小学校の恩師は河島英五さんと高校の同級生でした。
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