吉村昭さんの「孤独な噴水」を読みました。
吉村昭さんの初めての長編小説で若きボクサーの話でした。
ボクシングの試合の場面ではかなり詳しく書かれていて熱意が感じましたが、
下卑た表現もあって初々しく感じました。
吉村昭さんの初めての長編小説で若きボクサーの話でした。
ボクシングの試合の場面ではかなり詳しく書かれていて熱意が感じましたが、
下卑た表現もあって初々しく感じました。
落合博満さんの「コーチング―言葉と信念の魔術」を読みました。
2001年8月30日に第1版が出されたので、それ以前の出来事について書かれています。
落合さんが臨時コーチとして横浜の選手を指導したことが随所に書かれており、
特に多村選手への指導について書かれています。
また落合さんは小学生のPTAの会長になった話もあって、意外な一面が見れました。
立派なコーチング術が学べました。
また帯についている落合さんの写真は若々しいです。
2001年8月30日に第1版が出されたので、それ以前の出来事について書かれています。
落合さんが臨時コーチとして横浜の選手を指導したことが随所に書かれており、
特に多村選手への指導について書かれています。
また落合さんは小学生のPTAの会長になった話もあって、意外な一面が見れました。
立派なコーチング術が学べました。
また帯についている落合さんの写真は若々しいです。
三浦綾子さんの「残像」を読みました。
三浦綾子さんらしく、驚きもあれば、悲しくもなり、苛立つこともありの人間関係の物語でした。
書かれた時代は札幌五輪が開催される前で、夢と希望に溢れる情景が広がります。
2030年の札幌五輪が断念したのはとても残念です。
三浦綾子さんらしく、驚きもあれば、悲しくもなり、苛立つこともありの人間関係の物語でした。
書かれた時代は札幌五輪が開催される前で、夢と希望に溢れる情景が広がります。
2030年の札幌五輪が断念したのはとても残念です。
さだまさしさんの「さだ語録―あなたの心は元気ですか?」を読みました。
この本の内容は、さださん自身の冒頭のまえがきに書いてあるように、
エッセーやコンサートからの言葉たちの中から拾い集めた「言葉たち」です。
なので、言葉が羅列している感じでした。
印象に残ったのは、
杓子定規な判断ではなく、「公平な愛」が子供の将来の可能性を拡げる
です。
素晴らしいエピソード話でした。
一部分の「言葉たち」よりもトーク集などで全体ストーリーを見聞きする方がよいかも思います。
この本の内容は、さださん自身の冒頭のまえがきに書いてあるように、
エッセーやコンサートからの言葉たちの中から拾い集めた「言葉たち」です。
なので、言葉が羅列している感じでした。
印象に残ったのは、
杓子定規な判断ではなく、「公平な愛」が子供の将来の可能性を拡げる
です。
素晴らしいエピソード話でした。
一部分の「言葉たち」よりもトーク集などで全体ストーリーを見聞きする方がよいかも思います。
島﨑今日子さんの「ジュリーがいた 沢田研二、56年の光芒」を読みました。
感想は沢田研二さんの言葉が少なかったのは残念でした。
しかし、いろいろな文献からジュリーのデビューから現在までをまとめたのは立派です。
印象に残った場面は二つあって、明石家さんまさんと上岡龍太郎さんが出てきた場面です。
ジュリーの野球チームとMBSチームとの野球の試合で、さんまさんは代打で出てきてボテボテのセカンドゴロ打ったとのこと。
さんまさんは小林繁さんの形態模写で人気沸騰中と書かれていたのは懐かしいと思いました。
上岡龍太郎さんの方が沢田研二さんより年上ですが、上岡さんはジュリーに対して賛辞を惜しまなかった、とのことです。
ジュリー本人の書いたが本が読みたいですが、出るわけないので、コンサートに行きたいと思います。
感想は沢田研二さんの言葉が少なかったのは残念でした。
しかし、いろいろな文献からジュリーのデビューから現在までをまとめたのは立派です。
印象に残った場面は二つあって、明石家さんまさんと上岡龍太郎さんが出てきた場面です。
ジュリーの野球チームとMBSチームとの野球の試合で、さんまさんは代打で出てきてボテボテのセカンドゴロ打ったとのこと。
さんまさんは小林繁さんの形態模写で人気沸騰中と書かれていたのは懐かしいと思いました。
上岡龍太郎さんの方が沢田研二さんより年上ですが、上岡さんはジュリーに対して賛辞を惜しまなかった、とのことです。
ジュリー本人の書いたが本が読みたいですが、出るわけないので、コンサートに行きたいと思います。
武田鉄矢さんの「鄙の道をゆく―君の住む町へ」を読みました。
地方都市を廻るコンサートツアーでのいろいろな出来事や旅の思い出などが綴られています。
読んでみると武田鉄矢さんは博識があり、いろいろな人や言葉を知りました。
南方熊楠の粘菌、梵鐘とジミー・カーター、などとても勉強になりました。
特に印象に残ったのは宮本常一・女の世間で、
若い農村の娘は豊作を願って水田の水面に恥部を揃って映して見せることが
田の神への豊作の願いになる、という場面です。
この頃はこういう場面がなくて、田の神様も面白うなかろう、とのことです。
妙に納得できる話で面白かったです。
地方都市を廻るコンサートツアーでのいろいろな出来事や旅の思い出などが綴られています。
読んでみると武田鉄矢さんは博識があり、いろいろな人や言葉を知りました。
南方熊楠の粘菌、梵鐘とジミー・カーター、などとても勉強になりました。
特に印象に残ったのは宮本常一・女の世間で、
若い農村の娘は豊作を願って水田の水面に恥部を揃って映して見せることが
田の神への豊作の願いになる、という場面です。
この頃はこういう場面がなくて、田の神様も面白うなかろう、とのことです。
妙に納得できる話で面白かったです。
松本清張さんの「けものみち」を読みました。
最初に「けものみち」が説明があり、読む終えた時に意味が分かりました。
とても悪の道へ入るような内容でした。
松本清張さんの本を読むたびに、物語の設定が凄すぎて圧巻でした。
また主人公の民子の妖艶な姿も印象に残りました。
最初に「けものみち」が説明があり、読む終えた時に意味が分かりました。
とても悪の道へ入るような内容でした。
松本清張さんの本を読むたびに、物語の設定が凄すぎて圧巻でした。
また主人公の民子の妖艶な姿も印象に残りました。
松本清張さんの「熱い絹」を読みました。
これは傑作です。
話の展開が壮大過ぎて、犯人像が全く分からず、最後の最後の結末まで素晴らしく、とてもおもしろく読めました。
実際に起きた事件とフィクションを混ぜながら、巧みな文章で展開する話でした。
吉川勇一さんの解説も実際に起きた事件の解説もとても分かりやすかったです。
また松本清張さんの着眼点にもとても驚きました。
これは傑作です。
話の展開が壮大過ぎて、犯人像が全く分からず、最後の最後の結末まで素晴らしく、とてもおもしろく読めました。
実際に起きた事件とフィクションを混ぜながら、巧みな文章で展開する話でした。
吉川勇一さんの解説も実際に起きた事件の解説もとても分かりやすかったです。
また松本清張さんの着眼点にもとても驚きました。
松本清張さんの「落差」を読みました。
読み始めて、何処かで読んだ物語やなあ、と思い、読み続けていると過去に読んだことがある、と気づきましたが、
そのまま読み続けました。
教科書の出版や売り込み、大学教授の思想や権威、ダム工事に伴う立ち退きの交渉などが入交り、上手いこと絡みあっています。
高知県も地名が出てきて、大体の町が出てきています。
この時代(昭和30年代)は土讃線は窪川駅までで、中村駅まではまだ鉄道が開通しておらず、車での移動となっています。
清張さんはきちんと高知県を訪問し取材したと思います。
「落差」は映画やドラマではやっていないようなので、現代風にアレンジして欲しいです。
読み始めて、何処かで読んだ物語やなあ、と思い、読み続けていると過去に読んだことがある、と気づきましたが、
そのまま読み続けました。
教科書の出版や売り込み、大学教授の思想や権威、ダム工事に伴う立ち退きの交渉などが入交り、上手いこと絡みあっています。
高知県も地名が出てきて、大体の町が出てきています。
この時代(昭和30年代)は土讃線は窪川駅までで、中村駅まではまだ鉄道が開通しておらず、車での移動となっています。
清張さんはきちんと高知県を訪問し取材したと思います。
「落差」は映画やドラマではやっていないようなので、現代風にアレンジして欲しいです。
遠藤周作さんの「死海のほとり」を読みました。
単なる旅行記かと思いきや、すごく重い内容でした。
十字架にかかる前のイエスの辿った場所を巡る話で、
内容が分かりにくかったので、もう一度読みたいを思います。
単なる旅行記かと思いきや、すごく重い内容でした。
十字架にかかる前のイエスの辿った場所を巡る話で、
内容が分かりにくかったので、もう一度読みたいを思います。
遠藤周作さんの「深い河」を読みました。
かなり重い内容ですが、スラスラと読めました。
インドのガンジス川のシーンが多く出てきますが、遠藤周作さんはありのままの姿を表現しています。
なかなか考えさせられる作品でした。
かなり重い内容ですが、スラスラと読めました。
インドのガンジス川のシーンが多く出てきますが、遠藤周作さんはありのままの姿を表現しています。
なかなか考えさせられる作品でした。
大阪北区の空色画房で「ききみみトーマス」原画展が開催されていたので、行ってきました。
「ききみみトーマス」の原作は桂雀喜さんで、文・絵はあおきひろえさんです。
空色画房へ行くと桂雀喜さんとあおきひろえさんがいらっしゃいました。
まずは原画を見学しました。
かわいいらしい絵でほのぼのとします。
桂雀喜さんと一緒に座っているのが、なんと桂雀五郎さんでした。
初めて雀五郎さんと挨拶したのは感動でした。
そして雀喜さんといろいろお喋りして、学年が同級生だとわかりました。
最近の雀喜さんの落語では同年代のネタが多かったので尋ねてみました。
絵本にサインしていただきましたが、とっても丁寧にしていただきました。
最後に写真を一緒に撮っていただきました。
写真を撮っていただいたのは、あおきひろえさんでした。
ありがとうございます。
絵本はとっても絵もあってわかりやすかったです。
「ききみみトーマス」の落語も聞いてみたいです。
空色画房の窓から中之島公園が見えてとても綺麗な場所です。
「ききみみトーマス」の原作は桂雀喜さんで、文・絵はあおきひろえさんです。
空色画房へ行くと桂雀喜さんとあおきひろえさんがいらっしゃいました。
まずは原画を見学しました。
かわいいらしい絵でほのぼのとします。
桂雀喜さんと一緒に座っているのが、なんと桂雀五郎さんでした。
初めて雀五郎さんと挨拶したのは感動でした。
そして雀喜さんといろいろお喋りして、学年が同級生だとわかりました。
最近の雀喜さんの落語では同年代のネタが多かったので尋ねてみました。
絵本にサインしていただきましたが、とっても丁寧にしていただきました。
最後に写真を一緒に撮っていただきました。
写真を撮っていただいたのは、あおきひろえさんでした。
ありがとうございます。
絵本はとっても絵もあってわかりやすかったです。
「ききみみトーマス」の落語も聞いてみたいです。
空色画房の窓から中之島公園が見えてとても綺麗な場所です。