以下をはてブコメントを読んでの雑感.
はてなとYahoo!の共通認識をまず挙げると,横のつながりを重視したものですね.そういう意味では,向いてる先は同じなのではないだろうか?という気が一見します.しかし,実態は全くの別物.
違いは横の繋がりを構成するシステムがまず挙げられるかと思います.
はてなは,キーワードリンクという機能によって,自分がはてなダイアリーに書いたキーワードのリンク先を辿ることによって,同じキーワードを使用している他のはてなダイアリーを知ることができ,それによって繋がりが出来上がっていると思います.これは,情報の繋がりですね.
ここから,その情報を元に発展させたものを書いていったりすることで他ユーザーとのコミュニケーションをはかっていくのがはてなユーザーではないでしょうか.いわば,情報共有と発展によるコミュニケーションというところでしょうか.
一方,Yahoo!ブログでは訪問者履歴によって誰が見にきたのかが分かり,その訪問してくれた人のブログへ自分も行くことができるという点でしょうか.これはSNS的なものですね.…まぁ,mixiとかSNS系には一切入ってない僕が偉そうに言えることじゃありませんが.
また,ゲストブックというものがあることで,記事にコメントすることがなくても気軽にコメントでき,ユーザー同士が交流するための第1歩を踏み出す敷居を低くすることに貢献しているように思います.これにより横の繋がりを強固にしていると思います.こちらはユーザー同士の会話を重視したコミュニケーションを取っているのではないでしょうか.
さて,横の繋がりを生み出すためのシステムが違うんだから,当然はてなとYahoo!ブログでは繋がりの構成が全く変わってくることは容易に察知することができるのではないかと思います.これだけだったら,Yahoo!ブログの繋がりはこういうものだ,という認識で終わるところです,多分.
しかし,はてな界隈ではYahoo!ブログに対する認識は理解できない別世界という認識がほとんどのような気がします.なぜそこまではてなとYahoo!は違うという認識になっているのでしょう.これには,システム以上にユーザーの意識がお互いが相容れない感覚のせいではないかという気がします.
まず,Yahoo!ブログのユーザーには,強迫じみた横の繋がりを求めすぎている傾向があるせいではないかという気がするのです.訪問したらコメントを書かないと「おかしい」と思ったりする傾向が非常に強い感じ.訪問者履歴には足跡として残っているのに,コメントがされなかっただけで自動巡回によるアクセス誘導ではないか?と疑われる揉め事も起きているくらいです.
なんというか,「訪問したら必ずコメントを書く」というのがルール化されたような文化が形成されているのがYahoo!なのではないかと.閲覧すること,それによってコメントを書くか否かは本来であるなら閲覧者が選択できるところを,Yahoo!では「必ず書く」というのが明確には記されていないものの,暗黙の絶対ルールになっているように感じます.
次に情報を発展させるということがないことが挙げられます.
はてなでは,ある情報に対して意見を書いたりすることが比較的日常茶飯事に行われています.まぁ,これははてなに限ったことではなく,言及リンク文化圏にいる人々に共通のものではありますが,それが極端に出ているのがはてなではないかと.
一方,Yahoo!ブログでは,ある記事に対して共感できた場合は傑作ボタンを押したり,転載機能によってその情報を広げるといったことが行われています.
上記の2つの例を見ると分かるかと思うのですが,はてなでは情報を発展させることで違った価値観や新たな発見を生み出していくのに対し,Yahoo!ブログでは発展することなく,第1報の情報で満足し,そこで思考が停止してしまっています.
いや,正確には違いを指摘することによって揉めたりし,仲間はずれになってしまうのではないか?という意識が強いのではないかという気もするのです.「文句言ったら相手にしないよ?だから素直に従え」という,学校での派閥ルールみたいなもの延長線上のような気がします.これは,mixi等での揉め事事例でよく見かけます.
ここまで書いてきて気づいたのですが(って書く前に結論出しておけよ!),ユーザー間のコミュニケーションを強固にするシステムはYahoo!ブログの方が優れているはず(と思います)なのに,何か独自のルールや強迫観念によって繋がりが構成されているのがYahoo!ブログなんじゃないかなぁ?ということです.一方はてなは,情報によって繋がるだけであり,ユーザー間の繋がりを強く求めるわけでなく,その分気軽に力むことなくコミュニケーションすることができ,ユーザーもそういう傾向を求めてるんじゃないかな.
こうして書くと,はてなは希薄な気もするけど,どっちが本当の意味で繋がりが深いかと言えば,はてなの方が深いんじゃないかなぁ?って思います.
(なんか大したこと書いてない気がしてきたぞ)
(暇だから書いたのよね)
(仕事しろよ)
(ってか,16時までやる仕事なくなっちゃったのよ.午前半休取っておけばよかった)
2006年03月03日 sweetlove 『[blog][Yahoo!][はてな] はてなとYahoo! 繋がり方の違いは何だろう。』
はてなブックマーク - ロシニョール社が作ってます。: ブログ・Web関連の沈滞ムードより
はてなとYahoo!の共通認識をまず挙げると,横のつながりを重視したものですね.そういう意味では,向いてる先は同じなのではないだろうか?という気が一見します.しかし,実態は全くの別物.
違いは横の繋がりを構成するシステムがまず挙げられるかと思います.
はてなは,キーワードリンクという機能によって,自分がはてなダイアリーに書いたキーワードのリンク先を辿ることによって,同じキーワードを使用している他のはてなダイアリーを知ることができ,それによって繋がりが出来上がっていると思います.これは,情報の繋がりですね.
ここから,その情報を元に発展させたものを書いていったりすることで他ユーザーとのコミュニケーションをはかっていくのがはてなユーザーではないでしょうか.いわば,情報共有と発展によるコミュニケーションというところでしょうか.
一方,Yahoo!ブログでは訪問者履歴によって誰が見にきたのかが分かり,その訪問してくれた人のブログへ自分も行くことができるという点でしょうか.これはSNS的なものですね.…まぁ,mixiとかSNS系には一切入ってない僕が偉そうに言えることじゃありませんが.
また,ゲストブックというものがあることで,記事にコメントすることがなくても気軽にコメントでき,ユーザー同士が交流するための第1歩を踏み出す敷居を低くすることに貢献しているように思います.これにより横の繋がりを強固にしていると思います.こちらはユーザー同士の会話を重視したコミュニケーションを取っているのではないでしょうか.
さて,横の繋がりを生み出すためのシステムが違うんだから,当然はてなとYahoo!ブログでは繋がりの構成が全く変わってくることは容易に察知することができるのではないかと思います.これだけだったら,Yahoo!ブログの繋がりはこういうものだ,という認識で終わるところです,多分.
しかし,はてな界隈ではYahoo!ブログに対する認識は理解できない別世界という認識がほとんどのような気がします.なぜそこまではてなとYahoo!は違うという認識になっているのでしょう.これには,システム以上にユーザーの意識がお互いが相容れない感覚のせいではないかという気がします.
まず,Yahoo!ブログのユーザーには,強迫じみた横の繋がりを求めすぎている傾向があるせいではないかという気がするのです.訪問したらコメントを書かないと「おかしい」と思ったりする傾向が非常に強い感じ.訪問者履歴には足跡として残っているのに,コメントがされなかっただけで自動巡回によるアクセス誘導ではないか?と疑われる揉め事も起きているくらいです.
なんというか,「訪問したら必ずコメントを書く」というのがルール化されたような文化が形成されているのがYahoo!なのではないかと.閲覧すること,それによってコメントを書くか否かは本来であるなら閲覧者が選択できるところを,Yahoo!では「必ず書く」というのが明確には記されていないものの,暗黙の絶対ルールになっているように感じます.
次に情報を発展させるということがないことが挙げられます.
はてなでは,ある情報に対して意見を書いたりすることが比較的日常茶飯事に行われています.まぁ,これははてなに限ったことではなく,言及リンク文化圏にいる人々に共通のものではありますが,それが極端に出ているのがはてなではないかと.
一方,Yahoo!ブログでは,ある記事に対して共感できた場合は傑作ボタンを押したり,転載機能によってその情報を広げるといったことが行われています.
上記の2つの例を見ると分かるかと思うのですが,はてなでは情報を発展させることで違った価値観や新たな発見を生み出していくのに対し,Yahoo!ブログでは発展することなく,第1報の情報で満足し,そこで思考が停止してしまっています.
いや,正確には違いを指摘することによって揉めたりし,仲間はずれになってしまうのではないか?という意識が強いのではないかという気もするのです.「文句言ったら相手にしないよ?だから素直に従え」という,学校での派閥ルールみたいなもの延長線上のような気がします.これは,mixi等での揉め事事例でよく見かけます.
ここまで書いてきて気づいたのですが(って書く前に結論出しておけよ!),ユーザー間のコミュニケーションを強固にするシステムはYahoo!ブログの方が優れているはず(と思います)なのに,何か独自のルールや強迫観念によって繋がりが構成されているのがYahoo!ブログなんじゃないかなぁ?ということです.一方はてなは,情報によって繋がるだけであり,ユーザー間の繋がりを強く求めるわけでなく,その分気軽に力むことなくコミュニケーションすることができ,ユーザーもそういう傾向を求めてるんじゃないかな.
こうして書くと,はてなは希薄な気もするけど,どっちが本当の意味で繋がりが深いかと言えば,はてなの方が深いんじゃないかなぁ?って思います.
(なんか大したこと書いてない気がしてきたぞ)
(暇だから書いたのよね)
(仕事しろよ)
(ってか,16時までやる仕事なくなっちゃったのよ.午前半休取っておけばよかった)
>「Yahoo!にはバカが多く、はてなには小賢しいバカが多い。」
って言い得て妙だな,って思います.
むぎさんからトラックバックしてもらった記事でも,人の違いが世界の違いになっているって書いてあるのを読んで,確かにそうだろうなぁ,って思いました.
ただ,Yahoo!が初心者が多いというのも確かにあると思うのですが,それはgooとか他のブログサービスもYahoo!と同じだと思うんですね.
なのに,妙にYahoo!だけが目立っているのはどういうことかな?というと,やっぱり後押しをしている足跡機能とかのシステムが大きな要因なのかなぁ?という思いもあります.
正確には,「初心者が多くてかつ,SNSみたいな交流を可能とするシステムがある」から世界観がかなり違っているだと思います.
と言ってしまっては身も蓋もないでしょうか(笑)悪い冗談だと思って聞き流してください。
はてなはweb日記サービスとしては老舗で、それだけに「web上でのコミュニケーションに長けた人」が多い。
対して、Yahoo!は超後発で「とりあえずID持ってるから」というので始めた人が多い。つまり「web上でのコミュニケーション初心者」が多い。
多分そんな感じ。
システムが割と似ているのにこれだけ世界が違うのは、結局そこら辺なんだろうな、と思います。
確かに,リアルの世界で面と向かって出会った場合なら挨拶は大事だと思うけど,ブログやネット上だし,面と向かってるわけじゃない.
コメントした場合に,「こんにちは,とか言ってほしい」とかいうお願いくらいだったら,まぁ聞かなくもないかもしれないけど,ただ閲覧しただけで挨拶せなあかんのはなぁ.
他ブログについては,むぎさんからのトラバ記事に書いてあったけど,Yahoo!が反応を期待するのが特に強いせいとかもあるのかもしれないですね.
でも,やっぱ一番はYahoo!IDにログインした状態で閲覧した場合に,誰がきたのかが分かることかな,と.
多分,Yahoo!の足跡機能と同じようなものが他社にも取り込まれたら,この辺の問題は発生しそうな気がしますね.
始めたばかりだったからそうなのかな?と納得して
それからはしばらく入れていましたけどね。
でも、他(5社のtestブログはトラバが多い)
ってそんな事が無いから違うのかな?
と感じて止めました。
っていうかよほど気に入った人の所でしか
コメントしなくなっちゃいました。
お気に入りも行かない所の方が多いかも・・・。
それって,「なんでコメントしないんですか?」って感じなのかな?
どういう内容にしろ,そういう強制じみたものって,正直窮屈に感じるのですよね.
たまたま行っただけかもしれないのに,コメントせい!って言われても….
なんというか,見に行ったことが分かってしまう足跡機能って,「○○さんって人が来てるけど,この人はどんなブログを?」という興味を持たせるだけなら有効だと思うんだけど,「○○さんは来たけど,コメントしてないのはどうしてだ!」ってなるのを見ると,誰かが来たことが見えるっていうのはあまり良くないのかな?って気がしちゃいますね.
文字制限いっぱいの抗議コメントが4つも入れられていました。それからするようにしていたんだけど・・
昔の話ですけどね・・・。