はっぴぃで行くよ!

娘は17歳。アメリカ留学中。な母親の「高校交換留学体験記」&「つぶやきまとめ用」ブログです。

塾の面談

2008-06-01 12:43:40 | 出来事から

 

小学校も6年になると

学校行事に参加すると必ずのように

顔見知りが声をかけてくる。

 

「塾、行ってるんだって?どこの?」

 

そこから、志望校聞かれ

塾の様子を聞かれ

聞かれたついでにこっちも聞いて

 

飛び交う飛び交う受験情報♪

 

 

公立中高一貫の立川国際を受検予定の

Dくんの行っている塾は「H」。

 

面談でこんなことを言われたって話を

Dくんママが話してた。

 

学校の通知票を持っていってそれを

点数化されるんだとか。

 

「この成績では、

試験で満点取らなきゃ絶対に無理」

 

えええええええええええ

 

「本気で、

すべてを犠牲にしてやらなきゃ無理」

じょえええええええええ

 

あたしなら、こういう話聞くと

そうか、それってつまり、ほぼ無理って

言ってるよねと思う。

「んじゃ、なんも犠牲にしないで受ける」

に、シフトをチェンジする。

 

だけどDくんは、習い事やスポーツは

できるだけやめたそうだ。

ひとつ残した大好きな習い事も

(格闘技なんだけど)

秋以降の大会はでないことに決めたとか。

 

ほがああああああ 

 

ウチは、ここ数ヶ月で、中高一貫校の

壁の厚さつうか高さを痛感して。

 

 

続けたいと思うことを好きなことを

「受検のために」って考えでは

やめない事に決めた。

 

決めるっていうのは、

嫌々決めるってのと

自然に決まるってのとあって

うちのこの決意は、後者の方。

そのせいか

不思議なことにこういう話を聞いても、

ウチもやめた方がいいかなあとは

思わない。

 

私立の受験ならともかく

公立中高一貫受検では

なにかやめてまで勉強してどうにか成るって

ぜんぜん思えないんだよね。

 

 

すこし前の保護者会で

中高一貫の「桜修館」に受かった子の通知票は

全員○が3つ以内だったと聞いた。

 

つまり、○が3つ以上あるとダメってことよ。

あ、もちろん、○以外は全部◎ってことよ。

(誰か違う人知ってたら教えてください)

 

と聞いて、サファイア姫の通知票をみた。

良い○と大変良い◎だけはだけ。

◎の方が圧倒的多数なんだけど。

でも、3つ以内は無理だわ。

 

だって、

1科目につき3~4項目あるのに全部

ほぼ、全部大変良いってねえ。

あり得なくないか?

 

いやいや、

あり得ない感じの成績じゃなきゃ、

中高一貫は受からないってことか。

 

とか思ってしまう。

と、なんかいろいろやめないで

今まで通りの暮らしの中で

6年生になったので、

試しに受検してみました。

受かればラッキー♪ってスタンスに

私はなってます。

 

サファイア姫がやってる習い事はバレエ。

この春の発表会のあと

ごっそりとやめちゃっていま姫の学年は

ふたりだけ

もうひとりは私立を受験するから、

受験前は休むかもしれない。

お稽古時に同学年一人になる時期がくるかも(笑。

 

正直、そこまでするほど上手じゃないけど

サファイア姫は

それでも続けたいほど「好き」なのだよ。

私は世に言ういい親じあゃないんだけど

「好き」だけは大事にしてあげたいなって

思っているの。

子供の好きはころころ変わるけど

ころころも含めて尊重したいなって。

 

なんかね、中学受験って

こういう才能モノとの決別を早くさせちゃうね。

周りが、本気で受験するためにやめるって

なると

「下手だけど好きだからんらん」って

呑気な感じで習い事を続けられなくなる。

って実感すると。妙に。

「頑張れ、下手の横好き」って思っちゃう。

 

 

ま、しかし両方にお金出すのは

前記事にも言ったように大変だもんね。

 

何かをやめないでは大人には成れないよ。

人生は、ほんとうに選択肢の連続なのだと

思い知る今日この頃…。

でもまあ、誰でも間違える時はあって

選び間違えてもリカバリーできる

間違えたら間違えを認めて

修正できる

そんな柔軟な力をしなやかな強さを

蓄えた人でありたいなああ。