きまま通り

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私(rarupapa)のブログ

私にとっての禁煙(その2)

2004-04-22 22:12:46 | 私にとっての禁煙
大学を出て、就職すると、タバコの量は少しづつ増え始めた。吸いたくて吸っているんじゃない、精神安定剤だと思って吸っていた。思案タバコともいう。何かアイディア、を出そうと、タバコを吸うと頭がリラックス、そして覚醒して、背中を押してもらえる。無くてはならない存在だったから、止めようなんて全然思わなかった。

6年前に初めて、減煙というのをしようと思った。健康のことを考えたわけではない。新しいパソコンを買いたかったからだ。小遣いを貯めて、パソコンを買おうと思ったのだ。まぁ、この後、結局、3年かかって50万ほど貯めて、今のこのパソコンを買ったわけだが。最初は1時間に1本。次は2時間に1本と順番に減らしていくのだが、これがまたつらい。相当、つらくなった後にタバコを吸うと、まるで水の中に潜っていて、苦しくなって、顔を出して息を吸うような。なんとも、安心した気分になれる。しかし、また、すぐに苦しみがやってくる。そうこうしていく内に、1日吸わないところまでくる。以外とタバコが切れた苦しみがなくなる。でも、禁煙しようとしているわけではないので、決まった時間がきたらまた吸う。また、苦しくなる。タバコを吸わないというのは、苦しいものだ。そう思い知った。

それでも、それまで1日1箱だったタバコが、2日に1箱になり、3年を過ごした。もっとも、酒の量も減らして、小遣いを貯めていったわけだが。でも、少なくとも、タバコを止めるなんて絶望的に無理だと思い知った時期だった。

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