きまま通り

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私(rarupapa)のブログ

呪縛からの解放(その2)

2004-05-09 13:23:45 | 私にとっての禁煙
自分の脳が一生懸命、再生しようとしているときに、また、ニコチンを入れる。もし、脳に人格があれば、「どうせまた、ニコチンがきてくれるから、このまま、さぼっていようぜ」というかもしれない。

ニコチンがなくても、他の脳内伝達物質がしっかり働いてくれれば、正常でいられるのだ。

私は、今、鬱病で通院しています。うつ病というのは、セロトニンとかノルアドレナリンとかの脳内伝達物質が少なくなっていて、しっかり働いてくれていないので、これらが増えていくような薬を服用して治療しているところです。余談ですが、通院医療費公費負担制度(精神保健福祉法第32条)の適用も受けています。これは、都道府県は、精神障害の適正な医療を普及するため、精神障害者が通院医療その医療に必要な費用の百分の95に相当する額を負担することができるとしたものです。このため、私は5%の自己負担ですんでいます。他府県では、全額無料の場合もあります。

いいたいのは、脳内伝達物質がしっかり働いていないと言う点では、ニコチン中毒者がタバコを止められないのは鬱病と同様の精神病の症状であり、広い意味では、精神障害者ともいえるということです。実際、タバコはあくまで嗜好品ですから、病気にはあてはまりません。そして、禁煙していて、鬱症状がでるのは、きわめて当たり前のことなのです。

タバコを止めて、正常な脳に治すことは、病気の治療をするのと同じことです。本当は、コケるとかコケないとかの問題ではないのです。

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