糸魚川ジオパーク!!

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玄武岩とメノウ

2010年10月20日 05時43分17秒 | 日記
糸魚川は暑くて半袖のTシャツでも良かったのに今日は急に寒くなりました。
まだ山々は紅葉してませんが早く綺麗な紅葉が見たいなあ・・・

さてこの石、所々にクレーターのような穴が開いていて
茶色の球状のものが点在しています。
なんだろう?と思いフォッサマグナミュージアムの学芸員さんに
聞くと・・・
「これは玄武岩ですね~丸い球状の部分はメノウです」

へぇ~丸いのがメノウ?!メノウと言えば透明でしま模様を想像しますが
これが原石なのですね・・・

玄武岩と言えばフォッサマグナの西側は4億年前の変斑レイ岩
東側は1600万年前の安山岩と玄武岩・・・そう言えば東側にある枕状溶岩にもこんなメノウの原石があったような・・・

玄武岩を調べると、地下にある1000度以上の高温のマグマが地表に流れ出して

急に冷え固まった火山岩だそうです。

火山ガスなどが抜け出た気孔に石英(シリカ)が溶け込んだ熱水が入るらしい・・

なるほど・・このクレーターのような穴はメノウが抜けた穴なのか

おもしろい現象もあるのですね。

本当にフォッサマグナは火山によって埋め尽くされたと言う事が実感できます。

フォッサマグナパークへ行った時のブログは
    → こちら
糸魚川ジオパークについてのHPは
    → 糸魚川ジオパーク・ヒスイの里 
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