新聞テレビ12月8日大激震 A日M日マスコミ支配が崩壊!
"電波オークション"オークションと言うと分かりずらいが入札。
国有財産というのは基本的に売るとき貸すときは全部入札。そうしないと公平性が保たれない。電波は貸してあげるんだけど、これは入札でなく割当制。割り当てするんだけど電波利用料というのがテレビ局全体で60億円。これを普通にオークションしたらどれくらいになるかというと、2桁上がります。
これがポイントなんだけど実はやってなくて、OECD35ヵ国で電波オークションしてない国は日本だけ。20年位前はオークションしてない国は数ヵ国あったのがだんだん少なくなって、この間ついに1ヵ国になっちゃった。
どんだけ安いかという1つ例を挙げると、あるテレビ局は、年間約3億の電波料で3千億円の売上がある。たった3億円の電波利用料でです。
総務省にいた頃、テレビ局の人が年中あいさつに来る。電波利用料が安いんです。ハッキリ言うと利益補填している。「世界でこんなのないんじゃないの?」と言うと、「Tさん、そんなこと絶対言っちゃダメですよ。」と言われた。
電波って、いろいろ空いているの。オークションの話になるとどうなるかと言うと、地上波の権利を持つ人っていうのがもっと増えるかもしれない。地上波の権利を借りている電波利用料が変わるかもしれない。
そうするとどうなるかと言うと、色んな人が地上波をやりたくなるかもしれない。ただし、設備投資がいろいろあったりすると普通のやり方だと結構入るのが難しいから、色んなタイプが出るかもしれない。
オークションやってて、誰でも地上波に入れるようになれば、放送法ってのはほとんど要らなくなる。
テレビ局は全く既得権益で、この半世紀を東京ではわずか5局が独占してやっている。普通の国はオークションやって誰でも入れるから放送法は無い。BPOとか無くても最後は視聴者に委ねる。
新聞にも特権がある。その新聞が実はテレビ局を買っていて2つで独占があるわけ。連結ベースって新聞テレビ局合算で収益をみると、テレビ局がすごくある。それでもってるわけ。それが全部崩れるから、メディアの再編がこれからずーっと起こっていきますね。
こんな話、地上波でやったらすぐ"ピーッ"ってなっちゃう。だって新聞の話とかテレビの話でぐじゃぐじゃになりますよって言っちゃったら、もう顔が青ざめちゃって現場のPさんなんか大騒ぎになっちゃうもの。
ちなみに言うと、今はね規制改革会議の報告書が出ている段階で、今見られます。それをテレビや新聞なんかは報道してないんだけど、一文だけ報道しているのは"電波オークション先送り"そこだけ。実は誤報です。そんなの報告書を見ればすぐわかる、ハッキリ言えば。
どうなるかといえば空恐ろしい展開になるんだけど、でもまだ政府の方針としては決まっていない。今週の金曜日(12/8)元号の話と一緒に閣議決定されますよ。そうするとそのあとね、テレビ界とマスコミ界がどーいう反応になるかが私は見もの。アハハ!
―T氏、H氏―
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