「オスマン帝国外伝～愛と欲望のハレム～」第10話

BS日テレ

毎週(月)～(金)　14時30分～15時30分

「オスマン帝国外伝～愛と欲望のハレム～」

 

 

皇女ハティジェ：

兄上から連絡は？

 

母后ハフサ・アイシェ：

いずれ来る

昨晩の夢に出てきたわ

馬を連れて水辺にいた

水中に手を入れると――

大きな魚を捕まえて

こちらに掲げた

 

皇女ハティジェ：

魚は縁起がいい　吉夢ね

 

母后ハフサ・アイシェ：

きっと元気よ

 

 

 

 

 

宮廷史家マトラ―クチュ・ナスーフ：

いよいよですな　楽しみだ

 

小姓頭イブラヒム：

あいつめ

棒術（マトラーク）の試合ではないのに

 

皇帝スレイマン：

戦争もゲームだ

ゲームには法則がある

押し引きや勝負どころの

見極めが大切だ

 

小姓頭イブラヒム：

“忍耐は最強の武器”ですね

 

皇帝スレイマン：

川岸で待てば

敵の死体が流れてくるだろう

我々の戦いぶりは

七大州にとどろく

だが誰も――

我らの勝利の極意を

知ることはできまい

 

 

 

小姓頭イブラヒム：

陛下

城にはラヨシュもいるようです

 

皇帝スレイマン：

よし

宴を始めよう

大砲を用意

準備はよいか

 

マトラ―クチュ：

命を賭す覚悟です

 

皇帝スレイマン：

死んではならん　殺すのだ

 

 

 

 

オスマン人を倒すべく――

未来の我が軍のために

たくさんの子をなしてくれ

by　ラヨシュ2世

 

 

 

 

神にお頼み申す

あなた様は何度も祈りを

聞き入れてくださった

今度もかなえてください

私を犠牲となさってもよい

イスラム教徒を

異教徒から守りたまえ

我らに勝利をもたらしたまえ

by　皇帝スレイマン

 

 

 

規則を心に刻み

健康な子を産むように

赤子に何かあれば死罪だ

その子は　お前ではなく

帝国に属す

このことを片時も

忘れるでないぞ

ソルベと菓子を振る舞え

ヒュッレムが身ごもったと

皆に知らせるのです

by　母后ハフサ・アイシェ

 

 

 

スレイマンのためなら

命も惜しくない

by　ヒュッレム

 

 

 

神よ

我らが帝国と帝国軍を

お導きたまえ

イスラム軍に

勝利をもたらしたまえ

神の御名を至高のものとし――

世界に広げるために・・・

 

 

 

いいか　獅子たちよ

大砲を城に撃ち込め！

異教徒どもを眠らせず――

死にたいと懇願させよ

我が軍の力を思い知らせるのだ

by　皇帝スレイマン

 

 

 

 

 

 「陸軍の勝算」秋丸機関の真実①　林千勝　偕行社　平成27年11月29日

＜コメより＞

こんな方が出てくるんですね。有難い事です。

今こそ歴史の真実を知り、衰退しつつある日本の生き残るべき指針を探らねばならない！

 

 

 

にほんをまもるたたかいちゅうｗ